御飯岳・破風岳・老ノ倉へ 雪の道
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- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 725m
- 下り
- 717m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪道 |
その他周辺情報 | 高山温泉など |
写真
感想
2008年(平成20年)4月29日(火・昭和の日)
御飯岳・破風岳・老ノ倉山へ
この記録を振り返り書いているのが2019年の年末。
老ノ倉山の標高が2020mと知って驚いている。
もし登れるものならば来年2020年に登りたい山だ。
目的の山は、御飯岳だ。
高山村から万座方面へ、長野・群馬県境へ少し万座方面へ下った所から登り始めた。
雪にまだ覆われた道なき道の踏み跡を追うように登る。
振り返ると志賀の笠ヶ岳がその独特な山容を見せている。
雪面を順調に登るが、途中急登が続き雪と格闘。
スノーシューでの急登は登りにくい。
脱ぐとまたズボッと足を取られる。
30分ほど急登の雪に苦労して御飯岳山頂へ出た。
真っ白な雪面の山頂は広くほぼ360度の大展望だ。
視界も効き北アルプス一望、四阿山・根子岳
さらに浅間山、笠ヶ岳・横手山はじめ志賀方面の山々そして白根山群が見渡せた。
もちろん北信五岳も。
御飯岳からは目の前の破風山方面へ向かう。
毛無山を越えて毛無峠へ下る。雪解けが進み赤茶けた植生が美しい。
スノーシューを脱ぎ毛無峠へ。
小串鉱山跡が見られ、ことにリフトの残骸が印象的だ。
この場で50年ほど前は硫黄が掘られ、2000人を越える人が働いていたという。毛無峠は異彩を放つ景色を提供してくれた。
毛無峠の先には破風岳が壁のように聳えている。
一部雪面をキックステップする登りもある急登だ。
山頂の片側は断崖絶壁、登ったばかりの御飯岳そしてその横に老ノ倉山が顔を出す。
菅平方面、浅間山が美しい。
眺望を楽しみ下りはキックステップしてきた雪面を滑るように下る。
快適な下りだ。
今一度毛無峠へ下り、そこから雪に覆われた林道を老ノ倉山方面へ。
要は登り始めた県境方面へと向かった。
その林道分岐までは傾き2〜3mは積もっている雪の林道を四苦八苦しながら進んだ。
林道分岐に出るとそこが老ノ倉山への登山口となる。
もちろん登山道はなく、道なき道を強引に上を目指す。
林道の標高が1919m、老ノ倉山山頂標高は2020mその差101m。
藪、雪面に苦労するが20分ほどで雪の山頂へと出た。
山頂からはなんと言ってもピラミッド状の御飯岳の美しさだ。
この老ノ倉山からの角度が御飯岳の端正な三角錐の山容を見ることができた。
御飯岳はもっこりとした山とばかり思っていただけに感激だった。
ふるちゃん
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