伊吹山 北尾根
- GPS
- 12:08
- 距離
- 31.7km
- 登り
- 2,760m
- 下り
- 2,746m
コースタイム
1:55国見岳-2:40御座峰-3:55静ヶ馬原-4:50伊吹山6:45-8:20上野登山口
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
北尾根は踏み跡明瞭だが,やや下草が多い。 雨露や夜露で足元がビショビショになるので,スパッツがあったほうがよい。 |
写真
感想
大切なお盆休みを冴えない天気(というか天気予報)に翻弄されているが,
せっかくの星降る夜なのでいつもの伊吹山へ。今回は北尾根がターゲット。
北尾根はよい道ではあるのだが,国見峠へのアクセスが悪く,
この時期の日中は暑そうなので,上野から夜間登山でピストンする。
登山口では晴れ間に星も見えていたが,一合目に着いたときにはほとんど雲に覆われる。
その後も天気が回復することはなく,結局一個の流星も目にすること無し。
もう数日はチャンスは続くようなので,次の機会に恵まれるとよいのだが。
天気が悪く御来光は期待できそうにないが,一応それまでに山頂に戻ってきたい。
予定よりもスタートが遅れたので,かなり時間がタイト。
伊吹山の正面登山道をほぼ予定通りの時間で登ると,いよいよ本題の北尾根。
ドライブウェイを離れて真っ暗な登山道に踏み入れるのは少し怖い。
上から見渡すと,いきなりシカの目が光っているし。
今日のシカは,鳴いたり逃げたりすることなく,近づいてもじっと見ているだけの個体が多くて不気味。
横を通り過ぎてから振り返ってもこっちを見てる。
盛夏ということで予想はしていたが,下草が登山道に張り出していてなかなか歩きづらい。
土の道ならいいのだが,石が多い道なのでなかなかやっかい。
御座峰を過ぎるころからようやく下草が少なくなるが,今度は霧が濃くなってくる。
ヘッドライトが霧を照らすと,先が全く見えなくなってしまうが,
幸い,数メートルの視界の中に常に踏み跡が見つかるようなルートが最後まで続く。
国見峠まで来ても時間に余裕は無いが,このままコンスタントに歩き続ければ問題なさそう。
霧も晴れてきて快調に歩いていたが,御座峰を過ぎた辺りで怪しい動物が逃げる音に遭遇。
シカが慌てて逃げるドッっていう音でもなく,面倒くさそうにゆっくり逃げるガサガサ音でもない。
小さくない動物がガサガサガサガサと連続的な音を立てて結構なスピードで走り去る音。
どうしてもクマを連想してしまい,相当にテンションダウン。本当はなんだったのだろう?
静ヶ馬原からドライブウェイに登ると,ようやく帰ってきた気がする。
すでに時間には十分な余裕ができているので,日の出の頃に山頂に到着するように時間を計りながら山頂を目指す。
五時ちょっと前に山頂に行ってみるが,薄い霧に覆われていて,朝焼けの気配は微塵もない。
御来光を見に出てきている人もほとんどいない様子。
一応,明るくなるまで山頂をうろうろしてみてから,最後に東西遊歩道を周って夏のお花畑を堪能してから下山。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
最高にマニアックですね…マニアな私?でもこのプランは実行できません
件の動物はイノシシだと思いますが、熊の可能性もあります。何れにしても深夜に襲われたらかなりヤバいです。ご用心下さい。おっさんが遭難しても捜索に参加する人数は女子高生に比べるとグンと落ちますので…
北尾根は開けた雰囲気の稜線歩きが魅力的だったと思うので,
夜間に歩くのはマニアックかもしれませんが,それはそれで別の楽しさがあります。
今ならオプショナルツアーの笹又ピストンをお付けしますので,どうでしょうか
謎動物はイノシシですね。精神衛生上,それが好ましいです。
夜間行動中は,クマは昼行性で出会っても人を襲うことはない,と信じて歩いていますが,
今回は特にクマへの恐怖が拭い去れず,どうしてもクマを思い浮かべてしまいました。
登山届の個人情報はあやふやに,連絡はすべてメールですね。
「<まにぉそゎれた★助けτ★」みたいな感じでいいんでしょうか。
足跡辿ってきました
国見峠から伊吹山のピストンは考えましたけど
上野登山口から国見峠のピストンってのは考えられませんでした。。。すごいです!
駐車場の方が熊が北尾根のどこかを横断しているって聞いたので警戒はしていましたが遭遇することはなく
林道でイノシシと小熊に遭遇しました
クモの巣がなかったので,どなたかが歩かれていたのかなと思っていましたが,
ヤマレコユーザーさんだったのですね。
北尾根は笹又やドライブウェイか国見峠からピストンするのが一般的だと思うのですが,
最近のヤマレコ内だと国見峠に自転車をデポしておくのが流行りみたいですね。
確かに賢明なプランなので,僕も真似してみようかと思いましたが,いろいろ面倒なので今回は見送りました。
伊吹山の山麓ではクマがしばしば目撃されてますし,山中で痕跡を見かけることもあります。
そのなかに足を踏み入れるわけですが,やはり出会いたくはないものです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する