山口周南市 烏帽子岳 大将軍の化身＝大ベテラン二人のお導きに感謝

2019年12月21日(土) [日帰り]

• GPS: 05:29
• 距離: 8.0km
• 登り: 728m
• 下り: 728m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:15
• 休憩: 1:07
• 合計: 5:22

距離 8.0km 登り 733m 下り 730m

9:01 烏帽子公園登山口
10:55 10:56 大将軍
11:08 11:16 烏帽子岳（熊毛）
11:23 12:16 大将軍
14:18 14:23 烏帽子公園登山口
14:23 ゴール地点

天候

曇り（10℃）

アクセス

登山口駐車場　西蓮寺烏帽子公園まで広島市内から1時間15分程度。
マップコード　107　536　797

コース状況／危険箇所等

反時計回り。下りは急坂が多いので滑りに注意ください。
時計回りは急登が続くのであまりお勧めできません。
新尾根ルート（1枚目の写真参照）の①は登山道が一部土石流で流通行できないようです。

写真

12/21 8:59

西蓮寺烏帽子公園の駐車場に到着。
なにやら登山の恰好をした男性二人。お話しすると今からコースの距離を計測されるとのことで、地元の方でした。
今日は安全なコースを計測されるという事でご一緒することにしました。

12/21 14:21

駐車場の片隅に手書きのルートがありました。
これを見ながらお二人から安全なルートを教えてもらいました。
今回は、登りは一番西側ルート②から、下りは一番東側ルートを。三段岩に寄り道して③→⑤で下山

12/21 8:59

トイレがありましたがちょと怪しそうな。

12/21 9:00

駐車場は広いです。

12/21 9:00

さあ出発です。

12/21 9:01

右側にはちょっとした公園。

12/21 9:01

12/21 9:01

右下の公園を見下ろす

12/21 9:04

右側に砂防ダムが見えてきました。
昨年土石流で1名亡くなられたとか。ご冥福を。

12/21 9:05

木が流されてます。

12/21 9:05

5分程歩くと左側に登山口の看板が。
正面奥が下山道。

12/21 9:06

拡大、災害を逆手にとって、土石流展望所とある。

12/21 9:06

12/21 9:06

山に入るやいなや、急登です。

12/21 9:20

尾根を登っていきます。

12/21 9:21

おおきな木です。

12/21 9:21

見上げる、たくましい。

12/21 9:23

矢印が。
この山は分岐が多いので、このように木に標識があり助かります。ただし見落とさない様に注意が必要です。
東西南北確認しながら。

12/21 9:32

テープを見落とさないように。

12/21 9:53

12/21 9:58

左へ

12/21 9:59

12/21 10:01

この辺は道がわかりにくいのでテープが。

12/21 10:04

この辺から岩が多くなりました。

12/21 10:04

この辺石ころい多し。

12/21 10:05

展望所へ

12/21 10:05

従来ルートはここから登ってくるのでしょうか。

12/21 10:06

右へ進みます。

12/21 10:06

この辺は比較的歩きやすい。

12/21 10:08

この辺は岩海のような感じです。

12/21 10:10

木が根こそぎ倒れてます。土石流の傷跡。

12/21 10:11

少し開けてきました。

12/21 10:11

右側に土石流の崩れてます。

12/21 10:11

右上に展望のベンチが設置されてます。
昨年11月に個人の方がボランティアで設置されたようで感謝。

12/21 10:13

ベンチから土石流の跡を見下ろす。ここが土石流展望所。
ベンチを写真撮るのを忘れる。

12/21 10:13

南側に町が。
右側にもうひとつの烏帽子岳、そして茶臼山の周南アルプスがあるはずだがわからず。

12/21 10:17

この辺で一旦下り。右が崖なので落ちないように手すりが設置されてました。感謝です。

12/21 10:17

谷を見下ろす。

12/21 10:18

今度はロープも。

12/21 10:22

12/21 10:23

来た道なので真っすぐ進みます。
この看板下山を指示したものですが、いろんな方が整備されているようです。統一性があればいいのですが。

12/21 10:23

この辺、別のルートから登ってくるルートがあるようです。
おそらく左側下から登ってくるのが現在通れない新尾根ルートでしょうか。

12/21 10:24

12/21 10:24

今度は尾根を登っていきます。

12/21 10:25

この辺、歩きやすいです。

12/21 10:30

山頂まで150mと思いきや、よく見ると750mでした。

12/21 10:30

右下に沢が見えてきました。
かなりの水量なので尾根を歩いているときから聞こえてました。
雨の日は気を付けた方がいいでしょう。
この山は結構いろんなところから水が湧き出ており、大きな沢が3つありますので、場所を間違えやすいです。

12/21 10:31

12/21 10:32

沢を渡ります。水量少なし。

12/21 10:32

12/21 10:33

沢二つ目。

12/21 10:41

ここからちょっと登りです。

12/21 10:48

避難小屋到着。
小屋の奥へもルートがあるそうで。

12/21 10:48

12/21 10:56

5、6分歩くと展望が開けてきました。

12/21 10:56

大将軍に到着です。

12/21 10:56

無事到着。
ここを山頂と間違える方がおられますが、烏帽子山はまだ奥です。

12/21 10:57

北側に烏帽子山。
遠そうですが、11、12分程度でいけます。

12/21 10:57

12/21 10:57

ズーム

12/21 10:58

12/21 10:58

12/21 10:58

烏帽子岳への行く道は
大将軍の神様？が祭ってある後ろ側から一旦下ります。

12/21 11:00

尾根の下まで下り中。

12/21 11:04

分岐。右上の階段を上がっていきます。

12/21 11:04

12/21 11:08

左側にドウダンツツジの看板が。

12/21 11:09

頂上手前。

12/21 11:09

到着です。

12/21 11:10

12/21 11:10

展望は南側だけです。
夏は木陰があっていいまもしれません。
ここはささと引き上げて、大将軍へ戻ります。

12/21 11:12

12/21 12:07

大将軍で昼食。駐車場で会ったお二人がおられた。
他、4組くらいの登山客がおられ、大将軍の頂上はにぎあってました。お二人は道路案内役として大働きです。

12/21 12:37

下山は西側から下りられということで、道案内をお願いしました。他、地元のお兄さん含め合計5名のツアー。

12/21 12:38

三段岩。下山ルート上のあると思っていたのですが、それが違い分岐まで引きもどす。以外と坂を上るのは体力を消耗します。

12/21 12:43

この辺の下山ルートは急登です。

12/21 12:52

12/21 13:03

道が踏み跡が少ないので、赤テープを見落とさないように進みます、といっても先頭の方についていくだけですが。
下山のスピード早し。測定器の誤差大丈夫かな。

12/21 13:05

猿の腰掛を教えていただいた。

12/21 13:07

この辺から岩を降りるシーンが増えます。

12/21 13:08

意外と足の置き場がないので降りにくいです。

12/21 13:10

12/21 13:13

二つ目のロープが。

12/21 13:13

12/21 13:14

測定中。

12/21 13:17

12/21 13:20

奥に沢が見え始めました。

12/21 13:23

沢に出る。
ここは西側の沢なので東側の沢へ尾根を越えるため、
ここを通過します。

12/21 13:23

12/21 13:24

12/21 13:24

沢の上流を見上げる

12/21 13:27

尾根を越えます。
が、ここで先頭の方が先ほどの沢を降りれるのではないかと提案。戻り沢を降りかけるも道なし。
断念して尾根を越えることに。新ルートの尾根と勘違いされたのかもしれません。

12/21 13:46

沢にでました。

12/21 13:47

12/21 13:47

12/21 13:47

石垣が。
大昔、年貢を納めるのをまぬがれるために、石垣を組んで田んぼを作っていたそうだ。
ここも昔はそうだったかもしれません。

12/21 13:48

ここにも石垣が。
先頭の方は、測定器をストック代わりに使われている？器用ですね。

12/21 13:57

最後の尾根を登り切ったところ。
ここの尾根は急坂で結構きつかった。
お二人のご老体は元気だ。

12/21 13:58

振り返ると登ってきた道がわからない。
正面から登ってきました。右への尾根ルートがあるような感じでした。

12/21 13:58

12/21 14:04

ツルのマフラー

12/21 14:10

新尾根ルートに到着。
土石流がある前に奥がルートがあったようです。

12/21 14:12

沢を横断中。

12/21 14:12

12/21 14:12

沢を見上げる。
右側側面にルートがあったようですが崩れてます。

12/21 14:13

12/21 14:13

沢沿いに下りていきます。

12/21 14:15

左に沢、振り返る。

12/21 14:15

無事戻ってきました。令和元年に建て替えたようです。

12/21 14:18

12/21 14:21

大将軍様、ありがとうございました。
そして大将軍の化身のご老体様、お導きありがとうございました。

撮影機器：

COOLPIX AW120 NIKON

感想

かずまい

中国百名山のひとつという事で、雪が少ない周南の烏帽子岳を選択。

駐車場でお二人のご老体とお話したら、地元の方で距離を計測されるということで
ご一緒することに。
登りは途中でお先に失礼しましたが、下山はわかりにくかったので、案内いただくことに。地元のお兄さん含め5名でお話しながら楽しい山行となりました。
下山は先頭で距離を計測しながら案内してもらいましたが、スピードが速く、ベテランの凄さを痛感。もうひとりの方は、道が不明なところにテープを結ぶ係り。
お二人は長年の付き合いのようで、いいコンビでうらやましい限りでした。

登り初めは標識が手作り感があり意外とマイナーな山そうでしたが、頂上では5、6組程の登山客で賑わい、すこしびっくりしました。
この山は地元の方に愛されている山であることを改めて感じることに。
やはり山では出会いがあった方が楽しいですね。

この山のベストルートは、おそらく土石流で崩壊した新尾根ルートだったと推測しますが、いろんな方の整備で復活する日を楽しみにしております。
その時は再度訪れたいと思います。ご老体と同じ年齢になるかもしれませんが、
大将軍の化身、大ベテラン二人に感謝いたします。