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Yamareco

記録ID: 2150602
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ハイキング
東北

三陸の海を望む霞露ヶ岳:漉磯海岸から波の音を聞きながら登る。

2019年12月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:18
距離
8.3km
登り
577m
下り
571m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:48
休憩
0:27
合計
3:15
距離 8.3km 登り 577m 下り 577m
10:09
10:13
35
10:48
10:53
5
10:58
11:13
37
三角点
11:50
11:53
28
12:21
ゴール地点
天候 快晴のち少し曇り
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
10月の豪雨で被害があったようなので、漉磯(すくいそ)海岸までの道の状況を山田町観光協会の沼崎様にメールで教えていただきました。有難うございます。
カーナビが古いので、山田町辺り道路が変わっていて、何回か間違えたが、目印である大浦小学校を見つける。大浦小学校の少し南から左に入る林道が比較的良い道である。小学校から入って割と直ぐに一部路肩が崩れたり、路面がでこぼこになった部分はあり。21日は舗装やり直しの準備だろうか、アスファルトを剥がして両端に寄せてある所もあった。小さい落石なども何箇所かあった。全体的には普通乗用車でも問題なく通行できた。
漉磯海岸駐車場は10台ほど停められる。21日は朝他の車なし。帰りは他1台。
コース状況/
危険箇所等
ジグザグが切ってあり、登り下りし易い道である。樹の葉が落ちて、コース全体、海が見える所が多い。
漉磯海岸から。登山口は沢を渡って、左端の枯沢。
2
漉磯海岸から。登山口は沢を渡って、左端の枯沢。
漉磯海岸から南方向(白崎)。
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漉磯海岸から南方向(白崎)。
漉磯海岸から北方向(赤平金剛)。
4
漉磯海岸から北方向(赤平金剛)。
乱雑な枯沢を少し登ると山道が始まる。
乱雑な枯沢を少し登ると山道が始まる。
少し登って、漉磯海岸を振り返る。
少し登って、漉磯海岸を振り返る。
尾根への登り。
太平洋が見える。あれは小型タンカーかな。
2
太平洋が見える。あれは小型タンカーかな。
枯れた松葉に覆われた登山道。
枯れた松葉に覆われた登山道。
南方向、白崎方面の眺め。
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南方向、白崎方面の眺め。
赤平金剛の海岸と小島。
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赤平金剛の海岸と小島。
道は右が断崖の所は手すりあり。
道は右が断崖の所は手すりあり。
時々倒木。
本州最東端の魹ヶ崎灯台が見える。
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本州最東端の魹ヶ崎灯台が見える。
山頂近くの風景。
山頂近くの風景。
霞露ヶ岳山頂直下の標識。
霞露ヶ岳山頂直下の標識。
みちのく潮風トレイルの標識。四分休符と三陸海岸のマッチングかな。良いデザイン。
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みちのく潮風トレイルの標識。四分休符と三陸海岸のマッチングかな。良いデザイン。
霞露ヶ岳山頂標識。
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霞露ヶ岳山頂標識。
霞露ヶ岳山頂から山田湾。
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霞露ヶ岳山頂から山田湾。
霞露ヶ岳山頂から太平洋。
霞露ヶ岳山頂から太平洋。
霞露ヶ岳神社奥宮
2
霞露ヶ岳神社奥宮
霞露ヶ岳の二等三角点。
3
霞露ヶ岳の二等三角点。
霞露ヶ岳三角点から漉磯海岸方面。
霞露ヶ岳三角点から漉磯海岸方面。
霞露ヶ岳三角点から山田町方面。
霞露ヶ岳三角点から山田町方面。
参道コースは内陸に向かうのだが、樹間から山田湾がきれいに見える。
参道コースは内陸に向かうのだが、樹間から山田湾がきれいに見える。
山田湾の眺め
参道登山口の鳥居。
参道登山口の鳥居。
霞露ヶ岳参道登山口。
霞露ヶ岳参道登山口。
舗装の林道を30分歩いて、漉磯海岸が見えた。駐車場には車は2台。
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舗装の林道を30分歩いて、漉磯海岸が見えた。駐車場には車は2台。

感想

今週週末は、土曜は太平洋側の平地は天気が良さそうなのだが、奥羽山脈は雲が架かるかな。土曜夜は気圧の谷が通過で、日曜は午後から平地は晴れ。さて、どうするかな。今回は土曜の晴れが確実であるし、三陸の海を見ながら登ることができる霞露ヶ岳まで、行ってみることにした。往復の時間は掛かるが、一度行ってみたかった山だ。

早朝、まだ真っ暗だが、天気予報通り良さそうだ。北上江釣子ICから一般道、江刺田瀬ICから釜石自動車に入る。釜石JCTから三陸自動車道へ。山田南ICで出る所を山田中央ICまで行ってしまった。カーナビが古いので道が変わっていて苦労する。山田町から大浦地区への道を見つける。大浦小学校が目印。後はほぼ一本道だが、大雨被害で、一部舗装を剥がした所や小石の散乱はあるが、普通自動車で問題なし。漉磯しいたけ生産組合の建物を過ぎたところで、真っ直ぐのダートの道に入らないように注意。落葉で判りにくいが舗装されている右に下る道が正しい道である。漉磯海岸駐車場は10台ほど停められる。21日は朝他の車なし。

漉磯海岸では快晴、青空と青い海と南北の崖の海岸線が美しい場所である。駐車場から石の坂を降り、小さな沢を渡って、このコースの定番である波打ち際まで行ってみる。靴をちょっと波に濡らし、標高0mからのスタートである。南側に向かって登山口である枯沢まで行き、踏み跡を確認しながら、少し登ると樹にピンクリボンがあり、枯沢の左側に山道が始まる。気温は0℃少し上か、でも陽が当っているので左程寒くはない。この後は、道は明瞭である。枯沢を横断して、尾根への登りが始まる。この辺りの道は枯れた松葉の絨毯の上を歩く。波の音を聞きながらの登山である。主に尾根の陸側を登って行くので、海が見えるのは時々だが、そこでの眺めは素晴らしい。ちょうど登山道の下に当たる赤平金剛の眺めが良い。道はジグザグを切っているので、急傾斜は無く、登り易い道である。尾根の上部になると広葉樹の落葉の道を登る。408mピークまで登ると重茂半島の魹ヶ崎(とどがさき)と灯台が見える。本州最東端の岬である。ここからは西に向かって尾根歩きとなる、標高差は100m程だが、幾つかの小ピークと登り返しがあって、霞露ヶ岳までは案外長い。冬枯れで樹木の葉がないので、どこでも海が眺められる。場所によっては3方向海である。やっぱり、霞露ヶ岳に登るのは冬が最適のようだ。霞露ヶ岳山頂の標識は道から分かれて数mである。山頂からは山田湾がよく見える。

道に戻り、進むと直ぐに神社奥宮の右脇に出る。参拝してから石段を下る。右に進むと参道登山口への道である。下り始める前に霞露ヶ岳の三角点へも行ってみることにする。ほとんど踏み跡はないが、下草もないので、楽である。あまり眺望は良くないが、三角点で休憩する。雲が出てきて、陽が遮られると、少し寒くなってきた。先ほどの参道に戻り、下りにかかる。半島内陸に向かうので眺望は無いと思っていたが、この時期、樹間から山田湾が見え、そこに向かって降りて行くような感じである。こちらの道も歩き易い道である。逆の周回も良いかもしれない。登山口には大きな鳥居と道標がある。後は、舗装の林道を下って行く。漉磯海岸までは30分程である。

余裕があったら、鯨山もと思っていたが、帰りにも車で4時間掛るのでちょっと無理か。今日は快晴の下、冬枯れで海の眺めが良い霞露ヶ岳を楽しむことができた。今日は誰にも会わない山行となった。

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訪問者数:1443人

コメント

参考
今後の山行のため参考に致しました
2020/1/16 11:30
Re: 参考
海を見下ろしながらの山は新鮮でした。木の葉の落ちた冬が最適だと思います。
ちょっと遠いですが、お出かけください。
2020/1/16 18:57
プロフィール画像
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