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Yamareco

記録ID: 215816
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

(折立)〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜(新穂高温泉) 晴、雨、雨、雨…

2012年08月12日(日) ~ 2012年08月15日(水)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
75:00
距離
36.0km
登り
2,553m
下り
2,821m

コースタイム

1日目
 8:20 折立
 10:10 三角点
 12:30 太郎平小屋 (行動時間 4時間10分)
2日目
 5:35 太郎平小屋発
 7:35 北ノ俣岳
 10:50 黒部五郎岳
 12:45 黒部五郎小舎着 (行動時間 6時間50分)
3日目
 6:55 黒部五郎小舎発
 8:55 三俣蓮華岳
 11:00 双六小屋着 (行動時間 4時間5分)
4日目
 5:55 双六小屋発
 7:35 鏡平山荘
 10:10 わさび平小屋 10:40
 11:40 新穂高温泉着 (行動時間 5時間45分)
天候 1日目(8月12日) 晴れ
2日目(8月13日) 雨(稜線上は強風)
3日目(8月14日) 雨後曇り時々雨
4日目(8月15日) 雨後曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】
・東京より 新幹線で越後湯沢にて特急に乗り換え富山へ(駅前のビジネスホテルで前泊)
・富山駅前 6:10 ⇒ 8:00 折立 (富山地鉄バス 3400円)
  http://www.chitetsu.co.jp/bus_a/summer_busH24.html
【復路】
・新穂高温泉より 13:31発の直行バスで松本(遅れて15:55着)へ、JRで新宿へ
コース状況/
危険箇所等
(登山道)
・このコースは、クサリ場等危険個所はありません。登山道はよく整備されています。

(温泉)
・新穂高温泉のバスターミナル上にある「奥飛騨の湯」に行きました。
 わさび平小屋で割引券をもらい700円。
6:10発のバスで富山駅前を出発です。
2012年08月12日 05:58撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/12 5:58
6:10発のバスで富山駅前を出発です。
8:20 折立登山口を出発。
2012年08月12日 08:02撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/12 8:02
8:20 折立登山口を出発。
天気は上々です。
2012年08月12日 10:12撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/12 10:12
天気は上々です。
駅の売店で買った鱒寿司で昼食です。
2012年08月12日 11:14撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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8/12 11:14
駅の売店で買った鱒寿司で昼食です。
2012年08月12日 11:33撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/12 11:33
整備された道が続きます。
2012年08月12日 11:47撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/12 11:47
整備された道が続きます。
折立から太郎兵衛平への登山道は、北アルプスの入下山口としては、稜線までの距離、傾斜、景色ともに優れた道だと思います。
2012年08月12日 11:50撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
8/12 11:50
折立から太郎兵衛平への登山道は、北アルプスの入下山口としては、稜線までの距離、傾斜、景色ともに優れた道だと思います。
薬師岳
2012年08月12日 11:52撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/12 11:52
薬師岳
太郎兵衛平へ続く道
2012年08月12日 11:55撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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8/12 11:55
太郎兵衛平へ続く道
再び薬師岳
2012年08月12日 11:56撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/12 11:56
再び薬師岳
12:30 太郎兵衛平に到着です。
2012年08月12日 12:30撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/12 12:30
12:30 太郎兵衛平に到着です。
黒部五郎岳
2012年08月12日 13:29撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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8/12 13:29
黒部五郎岳
太郎平小屋
2012年08月12日 14:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/12 14:21
太郎平小屋
夕食です
2012年08月12日 17:04撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/12 17:04
夕食です
小屋前から薬師岳
2012年08月12日 17:36撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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8/12 17:36
小屋前から薬師岳
アップ 美しいなー
2012年08月12日 17:36撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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8/12 17:36
アップ 美しいなー
水晶岳
2012年08月12日 17:37撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/12 17:37
水晶岳
祖父岳の奥に左にワリモ岳、右に鷲羽岳
2012年08月12日 17:37撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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8/12 17:37
祖父岳の奥に左にワリモ岳、右に鷲羽岳
三俣蓮華岳
2012年08月12日 17:37撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/12 17:37
三俣蓮華岳
引いて、水晶岳〜鷲羽岳
2012年08月12日 17:41撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/12 17:41
引いて、水晶岳〜鷲羽岳
12日はトランスジャパンアルプスレースの初日でした。当日、NHKが取材をしていました。写真は、2位で通過する宮下選手です。がんばれー!
http://www.adventure-race.net/Race/cat19/812182012.html
2012年08月12日 17:47撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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8/12 17:47
12日はトランスジャパンアルプスレースの初日でした。当日、NHKが取材をしていました。写真は、2位で通過する宮下選手です。がんばれー!
http://www.adventure-race.net/Race/cat19/812182012.html
夕暮れ時
2012年08月12日 18:10撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/12 18:10
夕暮れ時
13日 朝から雨が降り出しました。
2012年08月13日 06:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/13 6:25
13日 朝から雨が降り出しました。
北ノ俣岳から黒部五郎岳の間は強風でした。
このため、北ノ俣岳から太郎平へ引き返す人もいました。
それでも咲くチングルマ。
2012年08月13日 09:36撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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8/13 9:36
北ノ俣岳から黒部五郎岳の間は強風でした。
このため、北ノ俣岳から太郎平へ引き返す人もいました。
それでも咲くチングルマ。
黒部五郎岳頂上手前でライチョウさんのお出迎え
2012年08月13日 10:38撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/13 10:38
黒部五郎岳頂上手前でライチョウさんのお出迎え
ライチョウその2
2012年08月13日 10:38撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/13 10:38
ライチョウその2
10:50 強風と雨の中、黒部五郎岳頂上着。
2012年08月13日 10:49撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/13 10:49
10:50 強風と雨の中、黒部五郎岳頂上着。
何も見えません。
2012年08月13日 10:51撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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8/13 10:51
何も見えません。
何も見えない五郎のカール。
2012年08月13日 11:47撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/13 11:47
何も見えない五郎のカール。
12:45、黒部五郎小舎で今日はおしまい。
2012年08月13日 12:46撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/13 12:46
12:45、黒部五郎小舎で今日はおしまい。
黒部五郎小舎の夕食
2012年08月13日 17:05撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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8/13 17:05
黒部五郎小舎の夕食
一人一枚。楽勝。
2012年08月13日 17:37撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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8/13 17:37
一人一枚。楽勝。
14日朝(6:55)、雨が止んだ時を見計らって出発。
2012年08月14日 06:50撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 6:50
14日朝(6:55)、雨が止んだ時を見計らって出発。
黒部五郎岳方面。見えません
2012年08月14日 06:50撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 6:50
黒部五郎岳方面。見えません
再び雨が降り出しました。
2012年08月14日 07:45撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 7:45
再び雨が降り出しました。
天気が良ければ、すばらしい景色なのでしょうが…
2012年08月14日 07:46撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 7:46
天気が良ければ、すばらしい景色なのでしょうが…
三俣山荘へのトラバースルートとの分岐です
2012年08月14日 08:13撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 8:13
三俣山荘へのトラバースルートとの分岐です
8:55、2時間で三俣蓮華岳頂上到着。何も見えません。
2012年08月14日 08:53撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 8:53
8:55、2時間で三俣蓮華岳頂上到着。何も見えません。
双六小屋へは、三俣蓮華岳からは風を考えて、巻き道ルートを行きます
2012年08月14日 09:14撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
8/14 9:14
双六小屋へは、三俣蓮華岳からは風を考えて、巻き道ルートを行きます
トリカブト
2012年08月14日 09:43撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 9:43
トリカブト
2012年08月14日 10:43撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 10:43
双六岳稜線ルートとの分岐です。
2012年08月14日 10:44撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 10:44
双六岳稜線ルートとの分岐です。
双六小屋目指して下ります。
2012年08月14日 10:52撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 10:52
双六小屋目指して下ります。
11:00、今日はここまで。
双六岳をバックに双六小屋です。
2012年08月14日 14:36撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/14 14:36
11:00、今日はここまで。
双六岳をバックに双六小屋です。
一瞬、鷲羽岳が顔を出してくれました。
2012年08月14日 14:54撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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8/14 14:54
一瞬、鷲羽岳が顔を出してくれました。
15日朝(5:55)、天候が回復しないので、新穂高温泉に下山します。
2012年08月15日 05:57撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/15 5:57
15日朝(5:55)、天候が回復しないので、新穂高温泉に下山します。
双六小屋裏のキャンプ場
2012年08月15日 05:58撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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8/15 5:58
双六小屋裏のキャンプ場
ずーっと雨具着用。
2012年08月15日 06:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/15 6:25
ずーっと雨具着用。
2012年08月15日 06:47撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/15 6:47
2012年08月15日 06:48撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/15 6:48
弓折岳分岐
2012年08月15日 06:59撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/15 6:59
弓折岳分岐
7:35、コースタイム通りに鏡平山荘着
2012年08月15日 07:33撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/15 7:33
7:35、コースタイム通りに鏡平山荘着
シシウドヶ原
2012年08月15日 08:10撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/15 8:10
シシウドヶ原
雨だけど、景色がいいなー
2012年08月15日 08:11撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/15 8:11
雨だけど、景色がいいなー
ずいぶん降りてきたなー
2012年08月15日 09:01撮影 by  DSC-TX10 , SONY
8/15 9:01
ずいぶん降りてきたなー
10:10、わさび平小屋
2012年08月15日 10:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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8/15 10:21
10:10、わさび平小屋
11:40、奥飛騨の湯にて、今回の山行は終了しました。ビールで乾杯です。
2012年08月15日 11:48撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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8/15 11:48
11:40、奥飛騨の湯にて、今回の山行は終了しました。ビールで乾杯です。

感想

【全 般】
 本来の計画は、折立〜黒部五郎岳〜三俣山荘〜鷲羽岳〜裏銀座〜七倉というもの
でしたが、悪天候のため、上記のとおり計画を変更しました。
 4日間、晴れたのは初日だけで、残りの3日間は雨の中の行軍となってしまいました。
 しかし、高山植物に励まされ、色々な人と出会い、そして仲間と貴重な時間を共有でき、
素晴らし4日間+1日を過ごすことができました。

【雨について】
 3日間は雨の中の行動になりました。これほど雨が降るとは想定していなかった
ため、行動中の衣類について対処が不十分でした。

(問題点)以下の二点が上げられます。
’┐賁瓩蠅砲茲覺┐
 ・汗による上半身の濡れ戻り⇒寒い
 ・上記+袖口からの浸水による上腕部の濡れ⇒冷たい、寒い
 ・同様に手袋内への浸水による手の濡れ⇒冷たい
登山靴への浸水

(今後の対応策)
’┐賁瓩蠡从としては、保有しているが 持っていかなかったファイントラック
(メーカー)のフラッドラッシュスキンメッシュ(製品名)のノースリーブシャツ
とインナーグローブを着用すべきでした。また、黒部五郎小舎で一緒になった茨城
の男性は、同じくフラッドラッシュのアームカバーをしていました。
 夏、半袖シャツとアームカバーで その上に雨具というのは、きわめて機能的と思いました。
登山靴の浸水対策としては、ゴアテックスのシューズを履くのはもちろんですが、
雨具の下にゴアテックス製のロングスパッツを着けるのは上からの浸水に効果があります。
 ただし、長時間の降雨によるつま先部分 上からの浸水が3日目に起こりました。
これに対して、何か効果的な対策はあるでしょうか?
 ちなみに、黒部五郎小舎、双六小屋ともに、シューズの乾燥室への持ち込みは
禁止されていました。

【山小屋でのいびきについて】
(問題点)
・他人のいびきがうるさくて眠れない。
(対策案)
 1.耳栓をする。
 2.いびきをかく人の首を絞める。(冗談です…笑)
 3.うーむ、ほかにいい方法はないかなー?

【記 録】
8月12日
 朝、ホテルを出て、吉野家で朝定食を食べ、6:10発のバスで富山駅前を出ました。
 折立には8:00頃に到着し、準備を整えて8:20に出発します。
 登山道はよく整備されており危険なところはありません。三角点まで来ると展望
が開けます。それほどの急登もありませんし、景色も良く北アルプス西部の入下山
にはおすすめのルートです。
 途中、富山駅の売店で買った鱒寿司を食べます。とても美味しかったなぁ。
左に薬師岳を見、背後に有峰湖を見ながら進み、12時30分には太郎兵衛平に到着しました。
 小屋の受け付けをして、早速、外で宴会です。酔っ払ったなー。
 この日は「トランスジャパンアルプスレース2012」の初日でした。NHKの人たちが
取材をしていました。広場で休んでいると、昨夜0時に日本海岸を出発した選手がや
ってきます。剣岳、立山、薬師岳を通って、わずか十数時間で太郎兵衛平までやっ
てくるとは、まさに超人です。トップで望月選手、2位で宮下選手。お二人とも大勢
の登山者に囲まれて少々困惑気味でしたが、みんなで大声援で見送りしました。
 それにしてもこれから中央アルプス、南アルプスを経て太平洋岸まで行くという
のですから大変なことです。勇気と元気をいただいたような気がしました。
この後、翌日にも黒部五郎小舎等で選手に会いましたが、本当にみなさん完走目指
して頑張ってもらいたいものです。
 夜、近くで寝ていた人のいびきがうるさくて起きると、携帯電話が入ったポーチ
をどうしたか忘れてしまい、外にベンチに置き忘れたかと探しに行く。と満天の星。
きれい。しかし、ポーチはどこだ? ザックをひっくり返すとちゃんと仕舞ってあ
りました。酔っぱらいはダメだなー。

8月13日
 4:30に起床
 5:35 出発です。20分ほど歩くと雨が降ってきました。あわてて雨具を着けます。
北ノ俣岳近くで向こうからやってくる人(パーティ)の話を聞くと北ノ俣岳からは
風が強いため、引き返してきたとのこと。先行した夫婦も北ノ俣岳で引き返すという。
しかし、我々は先を進みます。確かに風は強いですが、何とかいけそうです。黒部
五郎岳の最後の登りは強風にあおられ、疲れました。
 10:50に黒部五郎岳頂上に到着しましたが、ガスと雨で何も見えません。二十数年前
に来た時もガスで展望は得られなかったことを思い出します。
 カールもガスで眺望はなしです。前回はカールはガスはかかっていなくて、素晴
らしい景色を堪能できましたが、今回は通り過ぎるだけです。残念。
 黒部五郎小舎には12:45に到着。本当は三俣山荘まで行きたかったのですが、雨で
疲弊したため、今日はここに泊まることにします。
 また、昼から酒盛りです。夜は雨音がすごかった。レースの選手たちはどうして
いるのだろうか? 安全第一で行ってもらいたいものです。

8月14日
 4:30 朝食
 6:55 出発。朝から激しい雨です。天気予報によると明日も天気の回復は望めな
いため、裏銀座に入るのはあきらめ、今日は双六小屋をめざし、明日の天気次第で
下山するかどうか決めることにしました。
 6時30分頃に雨が上がったので、出発することにしました。しかし、三俣蓮華岳を
目指して登っている途中で、再び雨になりました。
 8:55に三俣蓮華岳に着きましたが、ガスの中です。写真を取って、双六小屋を目
指します。稜線上は風が強いだろうと思い、巻き道ルートを取ります。
 双六小屋の手前、双六岳稜線ルートとの分岐で、大きなザックを背負った若い女
性と一緒になりました。今日は雲の平からやってきたとのこと。雨でのテン泊は大
変だった模様です。
 11:00双六小屋に到着。宿泊の受け付けをして、カレーライスを食べます。
 雨が止んだようなのでS君とI君は、双六岳に行ってくると出かけていき、残った3
人は、また酒盛りです。外で飲んでいると雨が降ってきたので中に入り、また上が
ったようなので外で飲んでいると、また雨で中に入り忙しい宴会になってしまいま
したが、鷲羽岳が一瞬姿を現してくれました。
 外で飲んでいると神戸から来たというお年寄りの団体さんが休んでいました。
これから鏡平山荘まで行くとのこと。年齢74歳のおばあさんも大変お元気で明るく
幸せそうでした。(翌日、またお会いできました)
 双六小屋の乾燥室は強力で、干した手袋、帽子、シャツ等はあっという間に乾い
ていました。しかし、登山靴は入れてはいけないルールなのは残念。

8月15日
 昨夜は男だけの大部屋でしたが、21時ころより、巨大野獣が吠えるようないびき
が始まり、耐えられなくなり部屋の外に出ると、同じ思いだったのか、パーティのI君
とM君も同時に退室してきました。トイレに寄って一階のベンチにI君と座って「こ
れじゃ、絶対寝られないねー」と話していると向かいのベンチに座っていた若い男
性が「同じ部屋の方ですね。私の隣に寝ている人なんですよー。耳栓をしていたの
ですが、全然眠れません」としょげている。M君がやってきて「談話室で仮眠するつ
もり」というので、4人で一緒に談話室で仮眠することにして、部屋に戻って毛布と
枕を取ってくる。
 談話室は静かで、聞こえるのは雨の音だけ。雨音っていいなーと思える夜でした。
 5:00 朝食(自炊)
 5:55 出発。
 朝から雨なので、下山することに決定です。
 鏡平山荘を経由して、わさび平小屋で大休憩。小屋手前で雨が上がりました。
小屋でコーヒーを飲んだり、トマトを食べたりして鋭気を養い、最後の林道を新穂
高温泉に下山したのでした。

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訪問者数:1809人

コメント

umunaruhodoさん、こんにちは。
ツイから来ました。

2.いびきをかく人の首を絞める。
に一票です

私も先日一部同じルートを歩いて、初回悪天敗退、2回目に好天でした。
雨だとテンション下がりますよね。

私も下着を色々試しましたが、フラッドラッシュスキンメッシュは雨具を着ない濡れ承知の場合と、大汗を常にかいている時には有効ですが、肌との間が常に濡れた状態になるので「寒い」ときには効果無しです。それよりも水分拡散性能が高いアンダーの方が有効だと思います。アンダーウエアで私が購入した中ではパタゴニアとアークテリクスが性能で他を圧倒していると思います。
2012/8/16 20:37
MATSUさん こんにちは
 MATSUさんの記録、装備に関する日記等 いつも拝見させていただいております。
 今回もチェックさせていただきました。
http://www.yamareco.com/modules/diary/2340-detail-14680
 うーむ、なるほど、パタゴニアのキャプリーン4ですね。一度試してみたいと思います。どうもありがとうございました。
私以外にも雨の日のウエア対策を考えている人は 多くいらっしゃると思いますので、参考になりますね。
 しかし、出来ることなら 晴れている時に登りたいですねー
2012/8/16 21:56
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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