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記録ID: 2158172
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雪山ハイキング
谷川・武尊

大岩壁に圧されながら白毛門 〜山頂への追い風〜

2019年12月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:20
距離
6.9km
登り
1,093m
下り
1,100m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:56
休憩
1:14
合計
6:10
距離 6.9km 登り 1,107m 下り 1,100m
8:32
8:34
112
10:26
10:50
53
11:43
12:29
39
13:08
80
14:28
14:30
9
ハイペースな方が多いです。
このペースは谷川の天神尾根ならかなり早いほうになると思いますが、ここでは平均レベルです。
計画される方はご留意ください。
また雪山の基本技術が必要です。
「雪の上をただ歩いていれば登頂!」って感じではなく、初雪山の方には向きません。
松ノ木沢の頭までならチェーンアイゼンで行けます。
その先はしっかりしたアイゼンが必須です。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白毛門登山口から。
コース状況/
危険箇所等
白毛門の登山駐車場はもうあと一回まとまった雪があるとダメそうです。
往路は全面積雪状態。ふかふか。
復路は下のほうはミックスになっている箇所あり。
その他周辺情報 鈴森の湯
白毛門Pからスタート。
積雪は30センチ位。
14台中5台がスバルのフォレスター。
我々もその一台。人気車種のようです。
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白毛門Pからスタート。
積雪は30センチ位。
14台中5台がスバルのフォレスター。
我々もその一台。人気車種のようです。
登山口でも粉雪。
足跡をたどっていきます。
ありがとうございます。
登山口でも粉雪。
足跡をたどっていきます。
ありがとうございます。
橋も開拓済み。
助かります。
橋も開拓済み。
助かります。
最初は結構寒い。
最初は結構寒い。
そして陽が当たると暑い。
最初からいきなり急登です。
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そして陽が当たると暑い。
最初からいきなり急登です。
木々の隙間から谷川連峰が見えます。
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木々の隙間から谷川連峰が見えます。
天神尾根も見えてきます。
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天神尾根も見えてきます。
白毛から東に延びる稜線。
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白毛から東に延びる稜線。
霧氷が美しくて。
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霧氷が美しくて。
その間を通って行きます。
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その間を通って行きます。
気持ちいい。
上州方向の山々も見えてきます。
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上州方向の山々も見えてきます。
富士山もバッチリ!
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富士山もバッチリ!
なんじゃこりゃ!
かっこいい✨
谷川岳はこっち側からがベストか?!
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なんじゃこりゃ!
かっこいい✨
谷川岳はこっち側からがベストか?!
一ノ倉沢ズーム。
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一ノ倉沢ズーム。
そしてめざす白毛門もお目見え。
近く見えてここから結構大変な道のりでした。
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そしてめざす白毛門もお目見え。
近く見えてここから結構大変な道のりでした。
県境稜線。
一ノ倉沢の大雪壁に圧倒されて。
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一ノ倉沢の大雪壁に圧倒されて。
白毛門に向けて進みます。
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白毛門に向けて進みます。
こんな感じのトラバースがたくさんあります。
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こんな感じのトラバースがたくさんあります。
この辺からは左手に谷川連峰を望む気持ちの良い稜線歩きです。
この辺からは左手に谷川連峰を望む気持ちの良い稜線歩きです。
写真では伝わりにくいですがものすごい急登です。
確実に蹴り込みながら上がります。
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写真では伝わりにくいですがものすごい急登です。
確実に蹴り込みながら上がります。
この日はパウダーなのでまだ安心感がありましたが、少し締まってくると、ずり落ちたら止まれない斜度です。
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この日はパウダーなのでまだ安心感がありましたが、少し締まってくると、ずり落ちたら止まれない斜度です。
歩いてきた道を振り返る。
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歩いてきた道を振り返る。
少し緩やかになったらまもなく山頂。
でも結構しぶとい。
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少し緩やかになったらまもなく山頂。
でも結構しぶとい。
あの岩場は要注意。
鎖は雪ではうまく使えません。
東に巻けますが、崩落個所があって着雪直後は気づかずに踏み抜くとかなりやばいことになりそうです。
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あの岩場は要注意。
鎖は雪ではうまく使えません。
東に巻けますが、崩落個所があって着雪直後は気づかずに踏み抜くとかなりやばいことになりそうです。
ここまでくると笠ヶ岳(左)や朝日岳(右)が見えてくる。
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ここまでくると笠ヶ岳(左)や朝日岳(右)が見えてくる。
南アルプスも。
キツい登りだけどこの絶景が頂への強い追い風になってくれた。
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キツい登りだけどこの絶景が頂への強い追い風になってくれた。
間も無く山頂。
細いビクトリーロード。
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細いビクトリーロード。
登頂!
頂標は埋まっていた。
お姉さまのお背中をお借りしたらとても良い画になりました。
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登頂!
頂標は埋まっていた。
お姉さまのお背中をお借りしたらとても良い画になりました。
笠と朝日。
燧、至仏方向。
武尊、赤城。
関東平野、榛名。
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関東平野、榛名。
奥白根、武尊。
あの岩壁を登ろうと思う人がいるんだからすごいと思う。
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あの岩壁を登ろうと思う人がいるんだからすごいと思う。
県境稜線。美しい。
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県境稜線。美しい。
隊長は現地の天然水で!
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隊長は現地の天然水で!
あの奥も県境稜線。
あの奥も県境稜線。
全く握れないサラサラの雪。
殴り込むと肩まで入ります。
全く握れないサラサラの雪。
殴り込むと肩まで入ります。
南アルプスと八ヶ岳。
南アルプスと八ヶ岳。
石板の表面が傷ついているのをよく見るけど、冬季にピッケルで削るからつくのか。
石板の表面が傷ついているのをよく見るけど、冬季にピッケルで削るからつくのか。
暖かく微風でもったいない気もしますが、下山開始。
暖かく微風でもったいない気もしますが、下山開始。
下山はめちゃくちゃ早いっ!
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下山はめちゃくちゃ早いっ!
ふかふかの急斜面をアイゼンだけで降下。楽しい❗️
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ふかふかの急斜面をアイゼンだけで降下。楽しい❗️
もったいないほどあっという間に下りてきてしまった。
もったいないほどあっという間に下りてきてしまった。
松ノ木沢で県境稜線に別れをつげます。
谷川岳本峰はまだしばらく見えます。
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松ノ木沢で県境稜線に別れをつげます。
谷川岳本峰はまだしばらく見えます。
東黒沢まで降りてきた。
この沢の水は冷たくて完全ピュアな味がしました。
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東黒沢まで降りてきた。
この沢の水は冷たくて完全ピュアな味がしました。
下山完了!
駐車場はまだまだ雪がありました。
もう一回ドカ雪があると入れなくなりそうです。
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下山完了!
駐車場はまだまだ雪がありました。
もう一回ドカ雪があると入れなくなりそうです。

感想

先週に続き再び谷川へ。
4日前の水上IC付近は雪は皆無だったが、3三日間で季節は進み一気に冬の様相を呈していた。

今回は谷川岳本峰ではなく、隣の白毛門から谷川を眺める計画。

駐車場はSUV車のお腹を擦るほど深い雪に覆われ、その雪は柔らかく山頂まで続いていた。

登山道は最初から最後までずっと急登で、休憩場所さえまともにない状態。

入山者の半分くらいが松ノ木沢の頭で引き返していたが、せっかくなので自分たちは白毛門を目指した。

沢を渡って深い森、木々の隙間から見える谷川本峰。
次に南方向の景色がどんどん広がっていき、やがて一ノ倉や茂倉など県境の山々が見え、笠や朝日が見えて山頂に至る。
景色の変化に富み飽きさせない。

終始急坂でCTの割には疲れたが、振り返るとそそり立つ黒くて不気味な一ノ倉沢の大岩壁とその上で銀色に輝く谷川岳と一ノ倉岳。
その雄大で威圧的な絶景がピークへと抜ける強い追い風になっていた。

それに反してピークは驚くほど穏やかで
柔らかい日差しと微風に覆われて快適なランチタイムとなった。

谷川は登るのももろん良いけど、眺めるのもいい。
そしてそれはこちら側からが良さそう。

時期をずらしてまた挑戦したい。

次は安達太良・・・かな。

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