記録ID: 2158787
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越
燕岳 宮城から一泊二日
2019年12月28日(土) ~
2019年12月29日(日)
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:35
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,451m
- 下り
- 1,433m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 8:35
2日目
- 山行
- 2:28
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 3:20
宮城ゲートに前日の夜到着。気温は低く、路面凍結でスタッドレスがないと来られない状況だった。臨時駐車場は半分くらい埋まっており、同じく車中泊の人もちらほらいた。
深夜に起きて3:16出発。雪の林道を12km歩くが獲得標高がこれだけで850mあるしとにかく長いのでしんどかった。
三時間弱で中房に到着。休憩がてらアイゼンを装着。この時点でかなり寒かったので、トレールアクションタイツをスーパーメリノexpに履き替えた。
トイレと補給をしっかり済ませ、燕山荘のツアー客が中房にたくさんいたので先に登山開始。
道中特に問題となるところはなく、富士見ベンチまでサクサク進めた。ふかふかの雪がたくさん積もっていたがトレースのお陰で非常に歩きやすかった。
富士見ベンチより上は雲海や大天井・槍ヶ岳を眺めながら進んだ。
ベンチで休憩するとき、日が当たらないとすごく寒かった。気温は-10度程度、無風。
着込んで登ってしまったので相当汗をかいた。ドライレイヤーウォームのお陰でそこまで汗冷えはしなかったが。
合戦小屋ではカップ麺を食べつつ休憩。
日なたは暖かい。ここまでアイゼンなしで、ここで着ける人もいた。さすがに危ないんじゃないかと思うが…よほどベテランなんだろう
合戦小屋から燕山荘までの稜線は最高の景色が待ち構えていた。
皆少し進んでは写真を撮り、綺麗ですねーと話しながら登った。
山荘手前の最後の急登は疲れもあってかなりしんどかった。それだけ、常念山脈を乗越したときの真っ白に染まった裏銀座の山々が忘れられない
槍ヶ岳も眼前にドーン!とそびえてめちゃかっこ良かった。
ここに来てようやく風を感じた。ゴーグルとバラクラバとフードでしのいだがフードとネックウォーマーの人もたくさんいた。本当に天気に恵まれた日だった。
山荘にチェックインして荷物をデポし、ピッケルとストックのみで山頂へ。
大きな雪庇ができていたがトレースがしっかりついていたため歩行に支障は全くなし。
凍結箇所もなく、山頂までは多少の急登くらいしかなかった。帰りも全く問題なし。
山荘付近で夕日を眺めて宿泊。
翌朝、7時頃日の出とモルゲンロートを眺めもう一度だけ山頂へ。昨日は雲で隠れて見えなかった劔岳や南アルプスや富士山など遠くの山々もすべて見えた。
山頂からの景色を十分楽しんだあと下山。
帰りは下り道がたくさんついていたので楽しく下れた。しかしこの天気、登ってくる人も結構あり、人の多さはさながら夏山のようだった。
尻セードも交えて下ること30分、合戦小屋でチェーンアイゼンに付け替え。そこからさらにスピードアップし一時間強で中房へ。
しかしここからが地獄だった…
山道を駆け降りたため足の裏や小指が痛く、凍結した硬い林道を12km歩くのは相当しんどかった。11時に中房を発って三時間、へとへとで林道登りより時間がかかりながらもようやく下山。往復35km,獲得標高2400mの道のりでした。
深夜に起きて3:16出発。雪の林道を12km歩くが獲得標高がこれだけで850mあるしとにかく長いのでしんどかった。
三時間弱で中房に到着。休憩がてらアイゼンを装着。この時点でかなり寒かったので、トレールアクションタイツをスーパーメリノexpに履き替えた。
トイレと補給をしっかり済ませ、燕山荘のツアー客が中房にたくさんいたので先に登山開始。
道中特に問題となるところはなく、富士見ベンチまでサクサク進めた。ふかふかの雪がたくさん積もっていたがトレースのお陰で非常に歩きやすかった。
富士見ベンチより上は雲海や大天井・槍ヶ岳を眺めながら進んだ。
ベンチで休憩するとき、日が当たらないとすごく寒かった。気温は-10度程度、無風。
着込んで登ってしまったので相当汗をかいた。ドライレイヤーウォームのお陰でそこまで汗冷えはしなかったが。
合戦小屋ではカップ麺を食べつつ休憩。
日なたは暖かい。ここまでアイゼンなしで、ここで着ける人もいた。さすがに危ないんじゃないかと思うが…よほどベテランなんだろう
合戦小屋から燕山荘までの稜線は最高の景色が待ち構えていた。
皆少し進んでは写真を撮り、綺麗ですねーと話しながら登った。
山荘手前の最後の急登は疲れもあってかなりしんどかった。それだけ、常念山脈を乗越したときの真っ白に染まった裏銀座の山々が忘れられない
槍ヶ岳も眼前にドーン!とそびえてめちゃかっこ良かった。
ここに来てようやく風を感じた。ゴーグルとバラクラバとフードでしのいだがフードとネックウォーマーの人もたくさんいた。本当に天気に恵まれた日だった。
山荘にチェックインして荷物をデポし、ピッケルとストックのみで山頂へ。
大きな雪庇ができていたがトレースがしっかりついていたため歩行に支障は全くなし。
凍結箇所もなく、山頂までは多少の急登くらいしかなかった。帰りも全く問題なし。
山荘付近で夕日を眺めて宿泊。
翌朝、7時頃日の出とモルゲンロートを眺めもう一度だけ山頂へ。昨日は雲で隠れて見えなかった劔岳や南アルプスや富士山など遠くの山々もすべて見えた。
山頂からの景色を十分楽しんだあと下山。
帰りは下り道がたくさんついていたので楽しく下れた。しかしこの天気、登ってくる人も結構あり、人の多さはさながら夏山のようだった。
尻セードも交えて下ること30分、合戦小屋でチェーンアイゼンに付け替え。そこからさらにスピードアップし一時間強で中房へ。
しかしここからが地獄だった…
山道を駆け降りたため足の裏や小指が痛く、凍結した硬い林道を12km歩くのは相当しんどかった。11時に中房を発って三時間、へとへとで林道登りより時間がかかりながらもようやく下山。往復35km,獲得標高2400mの道のりでした。
天候 | 終始快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
しっかりとトレースのついた歩きやすい雪 |
その他周辺情報 | 温泉はあづみ野ランドを利用 夕飯はぶたのさんぽでラーメン |
写真
装備
MYアイテム |
yamanoim
重量:-kg
|
---|---|
個人装備 |
ピッケル
アイゼン
わかん
ヘルメット
ゴーグル
バラクラバ
チェーンアイゼン
|
感想
二度目の燕岳。夏に行ったときもそうだったが終始快晴で最高の展望を味わえた。これだから雪山はやめられない。
ちなみに…
宮城〜燕山荘17.5km△2336m(片道)
黒戸尾根登山口〜甲斐駒ヶ岳8.5km△2592m(片道)
黒戸尾根の方が獲得標高は高いが、燕岳は距離は二倍ある。また、山荘〜燕岳も合わせるともっと行くので、宮城から一泊二日は夏の黒戸尾根に冬装備と同等以上の荷物重量で余裕を持って行って帰ってこれる体力が必要。
テント泊で18kgで夏に行ったときは靴擦れが酷かった。今回も酷い靴擦れ+全身筋肉痛で降りた日は帰らず信濃大町で車中泊…
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