悪天候で下山を余儀なくされた白馬岳~鹿島槍縦走


- GPS
- 28:43
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 2,147m
- 下り
- 2,152m
コースタイム
6:33 猿倉荘発
7:23 白馬尻小屋
7:50 大雪渓開始
9:06 大雪渓終了
11:06 頂上宿舎
11:41 白馬山荘
12:10 白馬岳山頂
12:50 白馬山荘 泊
2日目
3:42 白馬山荘発
4:54 杓子岳山頂
5:49 鑓ヶ岳山頂
6:13 天狗山荘との分岐
鑓温泉
小日向のコル
11:13 猿倉荘着
天候 | 12(日)晴 13(月)曇→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
猿倉荘→白馬尻小屋:途中まで林道以降よく整備された登山道 白馬尻小屋→雪渓口:歩きやすい登山道 大雪渓:みんなの後をついて行くだけ(アイゼン忘れずに) 雪渓終点→頂上小屋:結構な急登、お花を観賞しながらゆっくりと 頂上小屋→白馬山荘:あと少しなのにきつい、天気が良ければ快調かな 白馬山荘→白馬岳:気持ちのいい登り、ややザレ場 白馬山荘→杓子岳:天気次第、晴れていたら気持ちのいい稜線だろうなぁ 杓子岳→鑓ヶ岳:杓子からの下りは急登でザレ場、滑らないように 鑓ヶ岳→分岐:ゆっくりと 分岐→鑓温泉:かなりの急登?登ってくる人はしんどそう、大雪渓の方が楽な気もする 鑓温泉→猿倉荘:結構緩やかな道、迷うことはないです。 |
写真
感想
予定では、3泊4日で猿倉→白馬→杓子→鑓→天狗の大下り→不帰嶮→唐松岳
→五竜岳→鹿島槍→冷池山荘から大谷原へ降りるはずでしたが白馬山荘を出る時
かなりの風と小雨に滅入ってしまい縦走断念、鑓温泉へ降りることにしました。
1日目
今回は忘れ物の大変多かった山旅となりました。家を出て10分ぐらい行った
ところで回送用のスペアキーを忘れて取りに帰り
又家を再出発して10分ぐらいのところでアイゼンを忘れ、取りに帰ろうか
どうしようか迷った末取りに帰り家を再々出発します。
猿倉に着いてからも、これまた出発して40分ぐらい歩いたところで財布を
忘れたことに気づき引き返す始末、
まぁ、良くもこれだけ忘れ物をしたこと、あ~ぁ何とかの始まりかしら
さて、本日朝の天気は、猿倉で起きて明け方の空を見上げると月と金星が
輝いて絶好の登山日和、気分も良く?(忘れ物さえしなければもっと気分が
良かったろうに)出発し、快調なペースで歩き大雪渓へと入ります。
大雪渓までは上空が時折ガスに包まれますがまずまず、たくさんの登山者で
大行列となる大雪渓に入るなりガスが広がり先が思いやられる始末!!
しかし、この登山者の多さにはびっくりしました。
たまにガスの間から広がる青空、そして上に行くに従って青空の方が勝って
きて写真を撮りまくります。お花畑あり奇岩あり青空あり写真にする楽しみ
たくさん詰まってます。
と、先に頂上小屋が見えてきました。頂上小屋まではしんどくても何とか
がんばっていけましたが頂上小屋から白馬山荘までがそこに見えるけどかなり
きつい思いをしました。それでも何とか今日のお宿に着き荷物をデポして
山頂へ向かいます。
山頂もたくさんの人出賑わいますが、景色はありません。残念ながらガスで
覆い尽くされてます。証拠写真を撮るだけにして下山、山荘で昼寝をして
夕食頂いて、早めの就寝
深夜2時ぐらいに起きて風が強く寒い中夜空を見上げますが、何にも見えなく
どうしようかと悩みつつ、又寝ます。
取り敢えず3時に起きて、朝食の弁当を食べ出発準備をして4時前に杓子岳
へ向けて山荘を後にします。
山にもよるのでしょうが、どこの山でも大体3時ぐらいでしたら結構な登山者
が出発準備をしているものですがこの日はまぁ天気にもよるのでしょうが全く
の私1人、さびし~い!!
ヘッドライトを付けて、暗い中1人寂しく杓子岳への稜線を歩きます。後ろを
振り返りつつ振り返りつつ
天候は一向に回復せず、どちらかというと悪くなる方で。
杓子岳の山頂でやっと明るくなり出します。山頂碑を写真にした後下山途中に
やっと向こうから来る学生のパーティーに遭遇、天狗山荘から来たのでしょうか
かなりのリュックを背負ってかなりへばってそうな最後尾の1人がいました。
一寸元気をもらい次は単独者に遭遇、多分ヤマレコに書いている人のような、
ここで遭遇する人は皆不帰嶮を走破して今日下山するのでしょうから天気に
阻まれることなく羨ましい限り、
私は、天気の悪い中取り敢えず鑓ヶ岳を制覇して誰もいない中セルフタイマー
で証拠写真を撮り、縦走する気力も萎えて天狗山荘との分岐で鑓温泉方面へ降り
ていきます。
帰ると決めたからには、早足でどんどん降りあっという間の猿倉荘。
下山中に幾人かの幾パーティかの登山者・下山者に逢いました。ほぼ林道に
出る寸前にあった外国人4人家族、
この頃には雨も降っていてこれから鑓温泉に行くと!!それもラフな格好で、
まだ小学生にもなっていないような子供2人連れて
道を聞いてきたので、近くにいる人みんなで止めとくように勧めましたが
どうしたのでしょうか? 外国人の無鉄砲ぶりはよく見る光景ではあります。
縦走を断念した今回、4連休などまず撮れないので近々とは言えないですが
3連休で2回ぐらいに分けたら、近いうちに行けそうなので是非挑戦したい
ものです。
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