天狗岩 天国から地獄へ

2019年12月31日(火) [日帰り]

• GPS: 05:17
• 距離: 6.0km
• 登り: 425m
• 下り: 423m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:18

10:53 スタート地点
11:42 11:46 228.4m峰
12:43 13:07 天狗岩
13:51 13:59 天地峠
15:43 15:44 天地峠分岐（絵下山小屋浦登山口）
16:11 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小屋浦いこいの森駐車場（3台駐車可）

コース状況／危険箇所等

往路は整備の行き届いた遊歩道、下山で迷い込んだのは、立ち入り禁止の土石流痕。

写真

12/31 10:59

小屋浦いこいの森駐車場にはトイレもありました。

12/31 11:06

まずはいこいの森展望台で

12/31 11:07

12/31 11:11

登山口。地図が設置されたポストも完備。ただし今回のルートのものは品切れでした。

12/31 11:12

コンクリートの丸太で階段が整備されています。木の丸太から最近更新されたようです。

12/31 11:23

小屋浦の街並み、この時は、大きな災害があった様には見えませんでした。

12/31 11:34

日差しが奇麗でした。

12/31 11:35

ベンチもたくさん整備されていました。

12/31 11:43

途中の三角点まで足をのばしました。

12/31 11:48

12/31 11:51

景色の素晴らしい場所が随所にあります。

12/31 11:58

12/31 12:07

せっかく整備していただいた遊歩道ですが、猪さんがあちこち掘り返しています。近くに畑が無いので食べ物探すのが大変なようです。

12/31 12:14

市内も一望です。

12/31 12:14

12/31 12:38

天狗岩

12/31 12:40

山頂ですが、災害の影響でしょうか？

12/31 12:42

12/31 12:43

完全に岩から生えています。このまま生きられるでしょうか？

12/31 12:43

景色も最高　ここは天国

12/31 12:53

お弁当タイム。風が強くてちょっと寒かった

12/31 13:19

インフルエンザ病み上りの小手調べのつもりで、あわよくば天狗城山まで足をのばそうと、天地峠方面に向かいます。20年前は荒れた道だった記憶があります。

12/31 13:51

赤いテープ、白いテープの目印のおかげで、さほど苦労なく天地峠へ着きました。天狗城山へは直進ですが、病み上りなので今回はおとなしくここから下山することに。

12/31 13:56

人気の無いコースでよく見かけるお鈴さん

12/31 14:02

上から合流する沢がひどく崩れていました。

12/31 14:02

登山道も災害跡に飲み込まれます。ここから引き返すべきでした。安易に通過できると考えたのが判断ミスです。

12/31 14:07

12/31 14:13

12/31 14:19

一瞬登山道が現れることもありますが、道はすぐに消滅します。

12/31 14:22

なるべく登山道を通りたくなりますが、道が途切れると崖を上り下りすることになるので、川底を歩いたほうが歩きやすいかもしれません。水量もチョロチョロ流れる程度でした。

12/31 14:26

昔の石垣が残る場所

12/31 14:35

また、一瞬登山道

12/31 14:54

すぐに土石流痕

12/31 15:04

延々と土石流痕。こんな大災害だったとは、ふもとの景色からは想像できませんでした。

12/31 15:12

やっと終わりが見えてきたかと喜びましたが、この砂防提で、我々の行く手も閉ざされています。真ん中が通れそうにも見えましたが、垂直の滝つぼがあり通過できません。

12/31 15:34

右岸の崖は登りやすそうでしたが、足場の無いのり面（黒い部分）を通過するのは子供には危険すぎます。仕方なく左岸の崖を木につかまりながら上に上にと登りました。

12/31 15:34

12/31 15:35

この高さまで登ってやっと通過できました。

12/31 15:36

突破。慎重に歩を進める11才と、サル並みの運動神経の8才だったから無事通過できましたが、こんなに危険を感じたのは初めてです。

12/31 15:39

工事用の足場。登山者は想定外の様です。

12/31 15:43

12/31 15:44

砂防提までは道路が出来ていますが、工事関係者以外は立ち入り禁止です。上から来ると標識も何もないのでわかりません。さすがに大晦日なので誰もいませんでした。

12/31 15:57

小屋浦の公園まで戻ってきました。明治時代にも大きな災害があったそうです。

12/31 15:58

大きな水害碑　後世に伝えるための先人の努力の大きさが碑の大きさに表れているようです。

12/31 16:00

道標はありますが、天地峠方面は立ち入り禁止箇所を通過しなければなりません。

12/31 16:10

ハイキングのつもりが、思わぬ大冒険になってしまいました。

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

unomoto

天狗岩までは、とても景色の素晴らしいハイキングコースでした。20年前に来たときは夏で、蜘蛛の巣の綿菓子が出来たり、クワガタが13匹とれた思い出がある山です。クワガタの取れた木はもう流されてしまっています。