初めての尾瀬
- GPS
- 07:55
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 1,358m
- 下り
- 1,358m
コースタイム
一ノ瀬:5:25
三平峠:6:05
尾瀬沼ビジターセンター:6:30-40
長英新道登山口:6:45
ミノブチ岳:8:05
俎堯8:20-35
柴安堯8:45-55
俎堯9:10
長英新道登山口:10:20
尾瀬沼ビジターセンター:10:30-11:30
三平峠:11:40
一ノ瀬:12:10
大清水:12:40
天候 | 晴のち曇り (三平峠からの下り、遠くに雷鳴が聞こえはじめた) 大清水帰還後に雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大清水〜一ノ瀬:小石を敷いた林道は、歩きやすそうで歩きにくかった。 一ノ瀬〜長英新道登山口:歩きやすい道だが、木道は滑りやすい。 長英新道下部:概ね快適な道だが、水はけが悪い所もある。 ドロ沼に踏み込まぬように、ルート選びは慎重に。 長英新道上部、山頂部:岩場もあるが快適な登山道。 |
写真
感想
初めての尾瀬。
8月13日、17日と天候不良で順延して18日の山行になった。
昨夜、関東南部の雷雨が凄まじく、その大気不安定を引きずった18日だった。
たぶん、今日の午後早い時間帯に雷雨がくるだろう。
午前勝負の山の天気。12時頃には登山終了すべく計画変更。
残念だが今回は尾瀬ヶ原をカット、尾瀬沼1/4周と燧ヶ岳のみとした。
久しぶりの車での山行。4時に大清水駐車場着。
4時45分、予定より15分遅れて大清水発。
(朝食、吉野家の牛丼弁当をなかなか完食できず出発遅れ)
暗闇の中ヘッドライトとハンドライトにてスタートしたが、10分ほどで
周りの明るさから不要になった。
砂利、小石を敷き詰めた林道を一ノ瀬まで。
時々見える空に雲が少ないことを確認できてホッとした。
三平峠の下りで燧ヶ岳、尾瀬沼と初めてのご対面。
そこに写真や画像でしか見たことのない世界が展開していた。
やっと会えたな、はるかな尾瀬。
峠を下り長蔵小屋、ビジターセンターを確認??
「長蔵小屋」小学生の頃からその存在と小屋名を知っていた。
平野長蔵さん、長英さん、長靖さん。
尾瀬の歴史と環境保全。
その後の歴史は、私の登山空白期となり不明だ。
今後なにかの折りに調べてみよう。
それにしても、長靖さんの遭難は小学生だった自分にはショックで
山の怖さを思い知らされた。(自分の庭でも遭難するんだ・・・と)
長英新道で燧ヶ岳を目指す。
地図やガイドブックで書かれていた通りで、だらだら登りの道、水はけの悪い道。
ドロに踏み込まぬようにより慎重に登った。
ミノブチ岳直下から急に視界が開けて、尾瀬沼、日光白根、男体山.....
快晴の空のもと、素晴らしい景色が目に飛び込んできた。
この天気、よかった。
ミノブチ岳からやや岩稜帯の道を俎瑤法気が付けば、武尊に赤城に至仏と尾瀬ヶ原も見え出した。
山頂には4名ほどの方がいたが、しばらく休んでいると自分一人になった。
こんなことは、珍しいのだろうか。どこかで、山頂は人だらけと聞いた記憶が。
柴安堯東北の最高峰。
尾瀬ヶ原の広大さがよくわかり、その背後に至仏山、遠くには谷川岳がよく見えた。
越後、会津の山々も絶景だ。
この素晴らしい景色に感動しながらも、空に浮かんできた積雲の成長が気になりだした。
遠くの赤城は完全に雲の中。近場のガスは一回俎瑤了劃困魃曚┐討い辰拭
燧ヶ岳、名残り惜しいが下山しよう、今日の晴天は午前中だけだ。
快適に長英新道を下山、尾瀬沼ビジターセンター前で予期はしていたが
ヤマレコユーザーさんとまさかの初対面。
お互いの身なりだけの情報のみ、ピンポイントのタイミング。
私が計画変更したことは未連絡だった。
尾瀬を愛され、精通された方で今回は貴重な情報をいただいていた。
1時間弱の歓談だったが、お会いできて本当に嬉しかった。
どうか、これからも尾瀬を見守っていってください。
ふと我に返ると雲の量、厚さが確実に増しており、名残惜しい気持ちを
引きずりながらビジターセンターを後にした。
「また、お会いしましょう!」
尾瀬よさらば、また来る時まで。(三平峠手前にて、燧と尾瀬沼)
一ノ瀬直前で初雷鳴。やっぱり、始まったと林道をダッシュで下山。
雨が降り出したのは、大清水到着の5分後だった。
不安定な天気での短い時間、限られた場所のみで初めての尾瀬が終わった。
尾瀬が素晴らしいところを改めて実感したが、あまりの広大さにも驚愕した。
何度も何度も季節を変え、場所を変えて訪れるべき「尾瀬」と感じた。
PS:本日(19日:2100〜)NHK総合で「奇跡の湿原 尾瀬」が放映される。
とても楽しみ、これも何か縁なのか。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
こんばんは、yamaheroです。
尾瀬燧ケ岳ですか。
最近は夜行バスも多くて手頃な山になったみたいですね。
しかし大清水から往復だとずいぶんボリュームありますね。
相変わらずの健脚で何よりです。
私の場合、尾瀬は何といっても山スキーです。
30年近く前ですが、4月に至仏山にシールで登りました。
結局、悪天で頂上は踏めませんでしたが、
尾瀬の広大な雪原に感動したものです。
燧ケ岳はまだ登ったことが無いので、
いつか空いているときに行ってみたいですね。
yamaheroさん、お久しぶりです。
コメントありがとうございます
山スキーで至仏に行かれてましたか、春の尾瀬もやはり感動ものでしょうね。
群馬生まれですが、これまで尾瀬には無縁でした。
学生の頃は金銭面だったり、がちがちの登山をしていた頃は沢、岩に夢中で選択肢にすらありませんでした。
この歳で、尾瀬の素晴らしさに触れたくなり今回の山行になりました。
さすが、尾瀬でした
たぶん1/10、1/20の尾瀬でしかなかったと思います。
それでも大きなインパクトがありました。
尾瀬ヶ原、至仏、三条の滝、アヤメ平...
また機会を設けて、尾瀬を訪れたいと思います
s4redsさん、こんばんわ。お疲れ様でした。
コースタイムを拝見しますと、山行計画に納得です。それにしても速いですね。私は軽装で、燧ケ岳の登り2時間、下り1時間半を切るのは結構キツイものがあります。尾瀬沼VCから大清水への下りも脅威的です。約7.5kmを70分とは、恐れ入りました
山頂からの展望もまずまずのようでしたね。帰りも雷雨を避けられて何よりでした。
今回は奇跡的にお会いすることができまして、たいへん嬉しく感じています。第一ベンチのところで待っていたのですが、99%はお会いすることができないものと思っていました。redsさんが歩いてこられ、私の方を見て少し首を傾げられたように感じました。通り過ぎてから、もしやと思い訪ねたところ、赤い靴とredのタオルが目に入り直感した次第です。いろいろなお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。約1時間でしたが、あっという間でした。
あの後、尾瀬沼周辺は午後から激しい雷雨に見舞われました。あちこちに落雷があったものと思います。落雷による事故も耳に入らず、皆さんがそれぞれの尾瀬を楽しむことができたものと思います。
尾瀬沼周辺も秋が近づき、草の色に変化が現れています。尾瀬では9月末〜10月上旬にかけて、紅葉の時期を迎えます。これを過ぎると冬が来て1年が終わります。春・夏・秋と、それぞれの尾瀬をまたお訪ねください。
※私は19日に御池に下山し、20日に福島の友人の誘いで、磐梯朝日国立公園の一切経山・吾妻小富士・東吾妻山に登ってきました。「魔女の瞳」を見たりして、福島の山を楽しんできました。
コメントまでいただき、ありがとうございます。
大江湿原で長靴の方を探して、歩いていました。
こちら、派手な恰好(否、このご時世地味かも?)なので気付いてくれるかなと思い、
長靴の先輩発見に自信を持って挨拶しようと思いましたが、反応無し。
あれ!と思い、首をかしげた次第です。
こちらこそ、年相応の外見でなく失礼しました。
(恰好が若過ぎですよね)
でも、その後のozesaiさんの行動に感謝の次第です。
もしや??が無かったらそれっきりでしたね。
ホント、お会いできたこと今回の成果でした。
また、尾瀬か妙義かはたまたどこかで山を語りたいですね。
尾瀬の事、沢山教えてください。
今回、尾瀬の第一歩で一瞬でした
短い時間でしたが、尾瀬が多くの人を引き寄せる魅力がある場所と実感しました
機会を作ってまた尾瀬に行きます
故郷の山ですね
眺望もこれだけあると私などは大満足です
天候、ギリギリもってくれたようでなによりです。
同じ日、南アの林道を雷鳴轟く中歩いておりました
また機会をみて時季を変えられての尾瀬、楽しみにしております
コメントありがとうございます。
1時間前に山から戻りました(レコ明日書きます)
ところで、本日残念でしたね(それでも単独首位)
尾瀬はチャンスを見つけてまた行きます
忘れ物が多過ぎでした
これからnavecatさんの大作を拝見しに行きます。
楽しみで〜す
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する