農鳥岳

2019年12月31日(火) ~ 2020年01月02日(木)

• GPS: 19:56
• 距離: 20.7km
• 登り: 2,782m
• 下り: 2,789m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:05
• 合計: 5:50

9:12 奈良田第一発電所
9:14 9:14 大門沢ゲート
10:07 10:09 森山橋
10:56 10:59 早川水系発電所取水口
15:02 大門沢小屋

2日目

• 山行: 9:44
• 休憩: 0:13
• 合計: 9:57

6:31 大門沢小屋
13:19 13:27 農鳥岳
14:12 14:17 大門沢下降点
16:28 大門沢小屋

3日目

• 山行: 3:42
• 休憩: 0:02
• 合計: 3:44

8:52 大門沢小屋
11:28 11:29 早川水系発電所取水口
12:02 12:03 森山橋
12:32 12:32 大門沢ゲート
12:36 ゴール地点

天候

31日晴・1日快晴・2日快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田第一発電所の駐車場に10台程度停められると思います（基本駐車禁止だそうです）。登山ポストもそこにあります。

コース状況／危険箇所等

登山道に入ってすぐに出てくる長い吊橋と取水施設の吊橋の間の作りかけの橋を渡るのですが作りかけのためガードレールとかが無く雪が積もって滑りやすいので注意が必要です。また橋の両端には進入禁止の柵があるのでそれを乗り越える時も気をつけましょう。橋の下をくぐり沢に向かって道もあるので帰りはそっちに行きましたが橋とかは無く、またいい徒渉点も無くうろうろしているうちにバランスを崩してなんと沢にドボンしてしまいました。寒くて死ぬかと思いました。みなさん気をつけましょう。ルートを通して赤布は多く迷うことはありません。稜線直下大門沢下降点の辺、登っているとトレースが二手に別れます。左は大門沢下降点の鐘に向かっていくトレース、右は山頂に向かってのショートカット道です。左は斜度は緩いが雪がやや深いです。右は雪が締まって歩きやすいですが直下がやや急です。

その他周辺情報

町営光源の里温泉ヘルシー美里・学校跡を利用した施設。料金は１人￥550。露天なし。硫黄の冷鉱泉で硫黄臭あり。循環です。食事や宿泊も出来るみたいです。

写真

12/31 9:23

広河内沿いの林道を進みます

12/31 9:41

稜線が遠くに

12/31 10:06

最初の吊橋です

12/31 10:07

12/31 10:29

作りかけの橋

12/31 10:30

この橋を渡るのですが作りかけのため橋に欄干が無く恐いです。しかも両端には立入禁止の柵がありそれを乗り越えないといけません。

12/31 10:48

こんな感じ

12/31 10:58

取水口にある吊橋です

12/31 12:04

12/31 13:20

台風19号の影響か、こんな巨木が！

12/31 13:21

12/31 14:31

滑らないように

12/31 14:43

少し雪が増えてきました

12/31 15:07

大門沢小屋に到着

12/31 15:08

12/31 15:08

やっと着きました

12/31 15:16

よく見ると富士山が

1/1 6:17

それでは農鳥岳に出発です

1/1 6:18

1/1 6:18

1/1 7:01

稜線に朝陽が当たってきれいです

1/1 7:30

1/1 7:59

この辺から徐々に尾根に取付きます

1/1 8:00

1/1 8:04

1/1 8:10

あの樹林帯に向かって登ります

1/1 9:40

1/1 10:15

徐々に稜線が近づいてきました

1/1 10:16

1/1 10:59

あれは広河内岳

1/1 11:08

山頂が見えてきました

1/1 11:09

樹林帯を抜けると稜線までは急登です

1/1 11:18

1/1 11:19

1/1 11:19

1/1 11:31

稜線までラッセルするkiseさん

1/1 11:32

1/1 11:52

稜線に上がりました

1/1 12:13

ここからはトラバース気味に山頂に向かいます

1/1 12:22

1/1 12:22

山頂をバックに。でも見えているのは山頂手前のニセピークです。

1/1 12:23

ご満悦の kiseさん

1/1 12:43

南アルプス南部です。右に塩見岳。

1/1 12:50

1/1 13:20

1/1 13:20

1/1 13:22

山頂到着です

1/1 13:23

北岳と間ノ岳

1/1 13:24

1/1 13:24

寒いけど風はそれほど強くありません

1/1 13:25

間ノ岳と西農鳥岳

1/1 13:25

1/1 13:50

白峰南嶺方面

1/1 14:13

大門沢下降点にある鐘

1/1 14:13

下降します

1/1 14:24

1/1 16:28

戻ってきました。疲れました。

1/1 16:28

1/1 16:29

1/2 7:25

お世話になった冬期小屋

1/2 8:47

下ります

1/2 8:57

1/2 9:52

1/2 11:21

1/2 11:34

帰りは橋を渡らずにくぐって沢へ下りて渡渉しましたが悲惨なことに！

1/2 12:33

駐車場に戻ってきました

1/2 12:35

有名な開運隧道です。乗り越えるのは大変そうです。

1/2 12:37

おつかれさま

撮影機器：

AQUOS sense2 SH-M08 SIMフリー シャープ

感想

tkenichi

奈良田第一発電所の駐車場には7〜8台の車が停まっていてほとんどが北岳に向かったと見回りに来ていたお巡りさんが言ってました。農鳥岳方面は500mくらい行くと道路が崩落して通れないかもと言われました。たしかに崩落はしていましたが通行には支障はありませんでした。やがて林道から登山道に入り長い吊橋を渡ると最初の難関の作りかけの橋に到着。この橋の存在は知らなかったので恐る恐る柵を乗り越え反対側の柵も越えどうにか渡りました。じきに取水施設が現れここも吊橋を渡ります。いよいよ本格的に登山となりますがこの日は暖かく年末とは思えない陽気に積もった雪が融けている箇所もありました。いくつか小さな沢を渡りながら登りますが登山道は概ね広河内の右岸をトラバースするように付けられていて日が当たらない斜面は凍結しているので気をつけて行きます。大門沢小屋が近づくと一度左岸に渡り小屋直下でまた戻ります。小屋は右岸の高台にある感じ。富士山が良く見えました。30日までの激務の仕事の末の登山だったので体調が悪く27キロの重荷も手伝ってヘロヘロになりながら小屋に辿り着きました。翌日はまだ薄暗い中出発。明るくなると空は快晴、テンションが上がります。しばらくは昨日と同じように右岸をトラバース気味に登りますが標高2100m辺りから徐々に尾根を登るようになります。なかなかの急登に息が上がりますがどんどん高度を上げていきます。稜線が近づくとさらに急登になりゼーゼー言いながらようやく稜線へ。農鳥岳山頂らしきものが見えますが実はニセピークでした。稜線に上がった地点からは稜線づたいには行かずに右の斜面をトラバース気味に登りますが真白な斜面に心が踊ります。見えていたピークに着くとそこは手前のピークで山頂はもう少し奥でした。北には北岳・間ノ岳、南には塩見岳・荒川岳・白峰南嶺、そして東に富士山の大パノラマを堪能して下山は往路を戻ります。この日も10時間行動で小屋に着いたときには疲れきって夕飯も食欲はイマイチでお鍋をつまみにビールを飲んでベロベロになって寝ました。２日間とも小屋内にテントを張りましたが誰も来ず、外に1張りだけの静かな小屋でした。3日目、無事下山はしましたが途中の作りかけの橋を嫌い橋の下をくぐって沢に降りましたが橋などはなく徒渉点を探しているうちに疲れた脚がバランスを崩し沢にドボンしてしまいました。幸い車まで1時間くらいの地点だったのでヤッケを来て足早に下りましたがさすがに寒かったです。今回の正月山行も楽しく登らせていただきました。