毛無山 富士山の大展望
- GPS
- 07:09
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 1,142m
- 下り
- 1,126m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 7:04
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線に上がると凍結してます。チェーンスパイク必携。 |
写真
感想
長い正月休みの最後、どこを登ろう。あまり遠くじゃなくて首都圏エリアだな。
帰りのことを考えると、大渋滞必至の東名と関越道は避けたい。いちばん渋滞しなさそうなのは常磐道で、次は東北道。
でも、てんくらを見ると栃木県の山は概ね登山指数C。富士山方面はA。
正月だから(というわけでもないけど)富士山を見よう。レコを見ると毛無山は、雪はそれほど深くなくチェーンスパイクで行けそうです。中央道も渋滞するけど、関東の山ヤが中央道を避けるわけにはいかないので(ヘンな理屈だ)。
毛無山から雨ヶ岳に縦走している人が多いけれど、帰りが遅くなると渋滞もひどくなるだろうと最短コースで計画。登山口には午前7時過ぎに着きました。
登山口から急登が稜線まで続きます。ところどころロープがかかっていますが、それほど危険ではありません。◯合目の表示がかなり正確で、登山の励みになります。
9合目くらいからちらほらと見え始めた雪は稜線に上がると完全に踏み固められていて、ここでチェーンスパイク装着。スパイクがサクサクと気持ちよく効く道を歩くと程なく山頂標。
富士山が目の前に迫り、駿河湾に太陽が反射して眩しく素晴らしい展望。でも毛無山の最高地点はここではなく、少し歩いた大見岳です。小さな岩峰の上に鉄製の標識が載っていますが、樹林帯で眺望はありません。
尾根道出合まで戻ってチェーンスパイクを外していると、近くの小さな岩峰から声がします。行くと「ここを見なくちゃ毛無山に登った意味がないよ」と声をかけられました。
登ってみると、雪を被った南アルプスが北から南まで見渡せる好展望。
ここを教えてくれたのは地元のKさん。毛無山にはなんと3000回も登ったそうで、◯合目の標識もKさんが設置したものだとか。
そこに、地元山梨と静岡の、いずれもKさんの知り合い(聞くともなく耳に入ってくる話から判断するといずれも猛者)が加わり、6人で山を下りる途中で不動の滝の滝壷まで案内してもらえました。登山道からも見えるこの滝、登りでは気づきませんでした。
富士山の大展望、南アルプスの眺望、地元の方に教えていただいた山や花の情報など、大満足の登山でした。
ついでながら、帰りの中央道はまったく渋滞してませんでした。9連休の人は前日までに自宅に戻り、最後の休日は家でゆっくりしていたに違いありません。連休の最終日でも家で過ごさず、天気がよければいそいそと出かけるのは山ヤくらいなのかも。
しかし、よくよく考えてみると毛無山は静岡県の山で、首都圏の山ではなかった。
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