滝子山ー大谷ヶ丸縦走
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,365m
- 下り
- 977m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:やまと天目温泉〜JR甲斐大和駅(栄和交通) |
感想
今週一週間が私の夏休みで、週間天気予報も良いというのに、なんだか嬉しくない。先月末に引いた風邪が、なかなか直らず、発熱が3週間以上続いている。夏休みまでに完全に直さねばと、薬を毎日飲んで、週末はずっと寝て過ごし、挙句の果てに病院にも行ったというのに、治らないとは何と弱い体だろう。
2ヶ月程前から、夏休みには、南アルプスにテントで6日ほど縦走する計画を立てていたのに、全く元気がでない。この土日で、ようやく熱が下がったものの、とても25kg近い荷物を背負って、山に登れる気がしない。
夏休みの縦走計画が台無しで、がっかりだが、日帰りの短い登山なら行けそうだ。
前から行こうと思っていた滝子山の寂ショウ尾根を登ってみようと思う。計画を立てた時は、湯ノ沢峠まで行く計画だったけれど、この体調では無理そうなので、米背負峠から下山しようと思う。
笹子駅から登山口に向かう。平日ということもあって、登山者の数は少ない。登山口までは、滝子山の道標もあって、分かりやすいはずなのだが、少し迷う。
稲の香りのする中を進んで、登山口に着いた。写真で見た味わいのある道標が、朽ちてきていてもったいない。
分かりやすい道をゆっくり登って行く。どうも関節痛がまだ残っている。
真夏の低山は、暑くて辛いかと心配したが、強い日差しは木で遮られ、風も吹いていて案外涼しい。
しかし、家で寝ているより調子がいい。家の淀んだ空気と違って空気がうまい。
尾根を登っていくと、傾斜が急になって来た。岩を掴むところやロープも所々出てきて楽しい。ここは、下りで濡れている場合などは危険かもしれないが、登りなら特に問題はない。
体調が今ひとつなので、頻繁に休憩を取ってしまう。
この尾根は、とても良く歩かれているようで、道は最後までしっかりしていた。
予定より50分ほど遅れて、滝子山の山頂に到着。誰もいない。
山頂は直射日光がキツいので、前回来たときと同じ日陰で休憩する。富士が真っ黒に見える。
ここからは、大谷ヶ丸まで進んで、そのまま下山という予定だ。時間もたっぷりあるし、気が楽だ。
滝子山から大谷ヶ丸まで、少し地形が分かり辛い。しかし、踏み跡はしっかりしていて、迷うことはなかった。強い草いきれがする中を進んで行くと、大谷ヶ丸に着いた。
山頂は展望はない。今日は誰にも会わないことだし、時間もあるので、山頂の岩の上で少し昼寝をする。岩はヒンヤリとして気持ちがいい。
後は米背負峠から下山するだけだ。沢沿いの道で、何度か渡渉があるが、赤テープ多数で分かりやすい。水のながれる音を聞きながら下って行くと、なんだかいつもの調子に戻った気分だ。
この分なら、休みの後半に短めの南ア縦走にも行けるんじゃないかという気にもなったが、それも束の間、林道を温泉に向かう途中で、首筋に悪寒を感じた。
具合は再び悪くなり、帰りの電車では、ここ数週間の調子の悪さに戻っていた。南アはやはり無理そうだ。
この休み、残りをどうしたものか。
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