金山のお花畑を訪れて
- GPS
- 06:50
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,146m
- 下り
- 1,146m
コースタイム
07:50お地蔵様(天狗原山手前)⇒ 08:40 金山 09:15⇒ 09:55 お地蔵様⇒ 10:40 ガレ場⇒ 11:20 水場⇒ 11:50 金山登山口
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中土トンネルを出て直ぐの交差点を小谷温泉入口へ左折して県道114号線(川尻小谷糸魚川線)に入りました。 雨飾荘前を右折して妙高小谷林道に入り約5分程上がった大きな右カーブの上に登山口がありました。 手前の5台程置ける駐車スペースがある路肩に車を置きました。 右カーブの頂点付近にも数台駐車できるスペースがありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の夕方金山登山口を確認して雨飾山登山口の駐車場に移動して一夜を過ごし、翌日早朝車で金山登山口に向いました。 すでに登山者の車が2台駐車していました。 簡単に登山準備を済ませ、大きなブナ林の中をジグザグに登って行くと平らな登山道になりまた急坂になり登りきると水場がありました。 水量は少なく細く短いビニールパイプで注がれていました。 さらに登って行くと雨飾山や高妻山が見える所もありますが、ほとんど展望が無い樹林帯の中のを登りでした。 登山道は涸沢の中の急登になり滑りそうで通過するのに大変気を使いました。 涸沢を抜けると急なガレ場になり梯子やトラロープが付いていました。 北アルプスの眺めが良くトリカブトなどの背の高い花が咲いていました。 登山道の周囲は広葉樹から針葉樹林に変わり、その中を登って行くと笹原に出て展望が開け焼山火打山妙高山が見えてきました。 お花畑が広がり感動の一瞬を迎えゆっくりと花を眺め、途中にあったお地蔵様に 手を合わせ天狗原山を下がり金山に向かいました。 金山まで向かう間にもお花畑が広がっていました。 標高2245mの金山山頂は笹原に囲まれた狭い山頂でした。 早めの昼食を採り、来た道を転倒しないように慎重に戻り下山しました。 |
写真
感想
このところ天気が不安定になり日程を組むのに苦労していました。
天気予報に振り回され登山予定日を移動日に使い現地に入ると、小谷村は晴れていて一日無駄にした感じでした。
金山は昨年の秋、雨飾山に登頂した時に見た山で、周囲が紅葉しているのになぜか山容の緑がきれいで無性に登りたいと思った山でした。
調べてみると訪れる人も少ない花の山と知り、花の時季に登ろうと計画していました。
登山地図でコースタイムを調べると、登りに5時間程かかるようで早朝出発しないと麓に戻る時間が夕方になってしまい不安でした。
山行当日の天気予報は曇りでしたが予定を一日遅らせ、早朝出発にしたので時間的には余裕がでました。
登頂前日の夕方金山登山口を確認しましたが登山口付近はひとけが無く寂しそうで、翌日は少し明るくなってから登る事にしました。
本日はクマに出合ったらどうしようか不安でクマよけの鈴を付けて登りました。
夏のこの時季標高が低い低山登りですので、気温が高く汗を拭いても次から次へと体の中から湧いてきました。
登りは展望が効かない分、樹林に守られ直射日光を受けないで助かりました。
笹や木の根が露出したり、粘土質の登山道は起伏が激しく足元が滑り下りも気を抜けない状態でした。
苦労したかいがあり、ハクサンフウロやウサギキクを主体としたお花畑を見た時は鳥肌が立ち何時になく感激しました。
コザクラのピンク色、シナノキンバイの黄色も目を引き静けさの中で十二分に山行を楽しみ自然が作り出す光景に感謝しました。
出合った登山者は単独行の若者壮年、ご夫婦や3〜4人のグループ合わせて20人程でした。
団体さんやヤマギャルには出合いませんでした。
アプローチが長くマイナーな山なので、近くにある雨飾山と比較すると人気薄で登山者が少なくいまだ美しい自然が保たれているようです。
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