白谷山:復帰初戦がハードでスミマセン
- GPS
- 07:03
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 752m
- 下り
- 748m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日予約を入れておいて700円です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北尾根に乗り上げる前は意外と急斜。 稜線はアップダウンも多く、やせ尾根なので条件が整わないと登頂は難しい。 通常の積雪だとかなり雪庇が張り出しているはずだが、この日は特に問題なかった。 |
その他周辺情報 | 梓湖畔の湯 730円 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(mhmパウダーケグ32)
スキー板(K2pon2oon159cm)
ビンディング(BDオーワン)
クトー(ブンリン3DアセントGo)
テレマークブーツ(スカルパT2ECO)
セルフアレストピック(BDウィペット×2)
ヘルメット(ベアール アトランティス)
ビーコン(マムートエレメントバリーボックス)
プローブ(オルトボックス320cm)
スコップ(BDディプロイ)
ヘッドランプ(ペツルアクティック)
クランポン(BDセラッククリップ)
サングラス(オークリーレーダーパス)
ゴーグル(スワンズRUSH-XED)
日焼け止め
リップクリーム
ビーニー(BD)
ヘルメットビーニー(BD)
ヘルメットビーニー(テルヌア)
ヘッドバンド(マムート)
バラクラバ(ホグロフス)
テムレス
インナーグローブ
予備グローブ(BDガイドロブスター)
スキーシール(BDアセンションナイロンカスタムSTS)
シールワックス
スキーワックス
カメラ(CANON IXY32S)
GPS(ガーミンeTrex20J)
スマホ
携帯
予備電池(単3
単4
モバイル用)
予備ランプ
財布
保険証
ドライバー(+
-)
スパナ8mm
コンパス
笛
ナイフ(ビクトリノックススイスチャンプ)
飲料
行動食
非常食
防寒着(ユニクロウルトラライトダウンジャケット)
ファーストエイドキット
ココヘリ
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感想
先週、maoyukiさんと雪豹さんが途中撤退した白谷山をリベンジ企画で計画を立てた。
そしたら、事情があって雪豹さんと二人で偵察に行くことになっていたが、JUNDrさんから復帰戦の連絡をいただいた。
リハビリ明けにしては楽ではなさそうな山ではあったが、久しぶりに一緒に歩きたいので、無理はせず、撤退も視野に入れて向かいました。
焼岳登山道から別れ、まず白谷山と焼岳の鞍部を目指す。
1,990の最低鞍部か1,920の台地に進み、尾根に取り付くルートが一番楽かなと思って向かったが、湿地から進むと起伏が激しく、なかなかルートが定まらない。
すると左寄りに登ってしまい、小さな沢がいくつも有って横断も難しく、そのまま進むとかなり傾斜の強いラインに入ってしまった。
そこまで来るとそのまま緩やかなところを探しながら標高を上げていくが、これが意外ときつかった。
常に先頭でラッセルであったが、今回の傾斜では逆に後続はスリッピーになり、細かいキックターンを強いられるところも多く、同行者には大変であっただろう。申し訳ない。
安全にクトーも装着し、やっとの思いで稜線に出ると、想定した通りかなりのやせ尾根。
でもこの日は条件的には最適な日であった。
風も弱く、展望も利き、通常であればあるはずの雪庇がそれほどないのである。
雪は少ないが、何とか行けそうな感じで進むと1ヵ所のみ樹木がやっかいなところがあり、それを超えるとビクトリーロードだった。結局、アイゼン使うことなく、スキーのまま登頂できた。
JUNDrさんはリハビリ明け初戦なのにこんな厳しいルートについてくれてきて本当に申し訳ありませんでした。
山頂からの展望は今まで見たことのない角度からの大展望。
西に平湯、東に中の湯が眼下に見れ、県境とはっきり分かる立ち位置です。
すると、大崩山山頂の☆さんたちから電話があり、お互い山頂で向き合って電話で会話するといううれしいサプライズもあった。
雪豹さんはシールトラブルもあり、厳しい局面であったので、途中で待機しててねとお願いしていたので、急いで戻ろうとしたところ遅れてやってきた。何という気合であろう。あらためて彼女の凄さと驚きを感じたのであった。
なので、山頂で一休みして滑走に入る。
痩せ尾根を下るのはアップダウンも多かったので、途中の大斜面をトラバース気味に滑る。最初のエントリーは緊張の一瞬。飛び込んで後ろの気配を見ると、雪面の結合もそれほど悪くなく、大きく雪崩る様子はない。なので、ここからは思いっきり行っちゃいましょう!
写真を撮りながら藪の薄いところを探って落ちていく。下の平坦地に出るまでさほど苦労するところはありませんでした。稜線から下の平坦地までほぼパウダーでした。今日も満喫!
終わってみれば最高の山行となりました。
平湯周辺でも意外とレアな白谷山。標高は高くありませんが、オープンバーンあり、痩せ尾根もあり、アルパインムードも久し振りに味わえました。
ご同行のお二人にはきつかったかもしれませんが、本当にありがとうございました。
雪豹さん、また海外遠征はお気をつけて。
JUNDrさん今度はもう少し緩いところを長く歩きましょうか?
いずれにしても戻ってこられたJUNDrさん今後もよろしくです。
昨年夏に不調に陥った、右膝。整形外科では半月板障害の診断で、手術までは必要ないけど、完全治癒は無いよ・・・などと言われながら、炎症を少しでも軽減するように関節注射を行ってきた。もう還暦寸前だ。身体は壊れるスピードの方が速いに決まっている。とにかく過剰な負荷をかけないように骨格筋・インナーマッスルの強化などを心がけてきた。ある程度痛みは無くなり、やや不安定な膝の固定性が心配の種だ。かみさんにはもう山辞めるの?今日行かなかったらもう二度と行かないかもね〜・・・などと嫌味っぽく言われてしまった。兎に角山に向かおう。ダメもとでも。ktn92さんに急遽連絡し、合流。もし無理をしたら、将来松葉杖生活や人工関節になるかも・・などとの心配もあるが、とにかく行動してみよう。
結果は上記のような最高の山行になった。嬉しかったのはktn92さんが先頭で、撤退の要否も含めすべて判断してもらい最後までスキーを外すことなく、2か所のリスキーな地点をクリアーしてくれた。僕は心の中では初戦は絶対に山頂を踏む、ツボ足でも登りあげるつもりでいたが、冷静な判断の結果、マニアックで厳しい白谷山の稜線を突破出来た。彼は山スキー界という世界があるのなら、間違いなく立派な超一流の山スキーヤーの一人といえる存在だ。もうこれからは、どんどん僕はひっぱッて貰う気持ちで行きますので、どうか宜しくおねがいします。そして核心部で待機を考えた雪豹さんも、ど根性で遅れながらも山頂を落としてくれた。流石超一流の山屋さんは気合が違います。恐れ入りました!
私はというと、膝の不安感でひねりのターンは排除し、ジャンプ系でドスンドスンと真上から落ちるような動作で、ターンをこなすだけになってしまった。まあ、しばらくは加減しながら山に向かうことになると思います。気持ちだけは切らさないように引き続きリハビリを続ける所存です・・・・・最高の仲間に最高の条件の山に恵まれて、幸せな一日でした。
コメント
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地獄マウンテンワールドちっくな痩せ尾根…。
Drスランプ操さん、さぞやお慶びになられた事でしょう。
素晴らしい〜。
地獄というほどの体力度は必要ありませんが、やや玄人向けスキーコースだと思います。まだまだ、不安要素が多く、今シーズン何回行けるか判りませんが、ぼちぼち頑張ります。みんなもういい歳なんで・・・・
いや〜本当は易しい林道歩きメインが望ましいかと思ったのですが、歩き出すと山ヤに火が点いてしまうんですね〜。
JUNDrさんはさぞかしきつかったと思います・・・反省
お疲れ様でした。
JUNDRさん、行先の話をした時、復帰初戦で白谷ですか〜って思いますよね!
土曜日にktn92さんと大崩だったので、ごめんなさい。
ほんとご一緒頂きありがとうございました。
まさか、山頂まで頑張られるとは、やはり山屋さんでしょうか!
毎週の私達と、同じでしたもの、さすがです!
私は、もちろん山頂は行きたいけど、登頂だけにこだわっていません。準備したりルート探したりも登頂への一環だとだと思います。
山の景色に魅せられ、山友との談笑も、おやつタイムも・・・天国チームですから。
ktn92さん、今回もありがとうございました。
最後を歩く事が、ほとんどなかったけど、今回歩いて難しいですね。
急登に入り、キックターンが下手くそなんで、意外に滑る・・・クトーと板が密着しなくて効きが悪かったです。
山頂下の最初の難所でシール外れ、先に行って頂きましたが、休憩して仕切り直しました。2度め難所は木、跳ね返りが強くて、板を外しました。
悪路になると技量の差が出て、遅れてすみませんでした。
今回の白谷は、最高の天気と条件がそろい、メンバーへのご褒美になったかと。
これからも、よろしくお願いいたします。
雪豹さんの粘りの登山に感動しました!流石です。経験値で突破しましたね。僕はボチボチしか参加できませんが、また遊んでやってください。奇をてらわず自分のやりたいヤマで良いと感じるようになりました。宜しくお願いします。
雪豹様、こちらこそありがとうございました。
微妙に傾斜のある斜面は後続の方がスリッピーで登りにくいですよね。
しかも細かくジグを切ったのでそりゃ大変ですよ。
みっともないトレースで申し訳ない。
JUNDrさんには大変苦労を掛けましたが、久し振りに緊張した歩みで満足感に酔いしれてます。
JUNDrさん、ktn92さん、こんにちは。
雪豹さん、はじめまして。
まさか大変な白谷山でJUNDrさんが復帰するとは思いませんでした。しかも、10年来思い描いていた山頂を踏めて良かったです。
今後もまたコラボやトリオでのBC山行楽しみにしています。
hareharawaiより
hareharawaiさん、本当にお久しぶりです。膝の故障で山らしい山は行っていませんし、最近は山の情報は全く見ておりません。コメントすることもなく申し訳ない限りです。自分のやりたい山をやるために、あまり外部の刺激は無いほうがいいのかもと思っています。ボチボチ登りますのでまたどこかでお会いしたら声を掛け合いましょう!
ktn92さん、雪豹さん、JUNDrさん、お疲れ様でした。
また、JUNDrさん復帰おめでとうございます。
夏以降、先生の動向が気になっていて、まさか引退?と心配していましたが、見えない所でリハビリ頑張ってみえたのですね。
復帰されて本当にうれしいです。
半月板痛めるというのがどういうことか理解しています。(私も左を1針縫ってます)それで、この山行内容。
ktn92さんから「三人とも「無事」下山しました。」
と、ご連絡いただいていたのですが、「無事」とつける重みを感じます。
こんなハードなヤマを復帰初戦で完遂する先生は、やはり常人ではないですね。
流石です。
また、皆さんの個々のスキルの高さと、それを活かす精神力は尊敬します。
私も少しでも皆さんに近づけるように励みます。
余談ですが、今回の山行でも山頂同士交流で☆さんと電話交信をされたとの事、土曜は肉声交信でしたから今度は無線交信ということで、いつか機会があれば皆さんの山行に声だけ参加させてもらいたいですね。
ではまた、いつか宜しくお願い致します。
ただいま〜〜〜I'm Back!・・・とは言っても、完治ではなく、取り敢えず行ってみた感じです。何とか登り切りましたが、滑走が違和感を感じながらそれなりにセーブを強いられました。ボチボチの山行しかしませんが、これからもチャンスがあれば行きたいですね。
半年間ヤマレコやネット情報など山の記録は全く見ませんでした。これからは奇をてらったものではなく、自分のやりたい山行に徹する感じで行きます。ライトでもハードでも自分の課題に向かって進みます。
無線交信はぜひお願いします。JQ2TUD
ハンディーに外付けアンテナつければ、羽島と岐阜でも十分届くかも。
先生こんばんは。
下山後の脚の調子はいかがですが?
車まで戻ったら付近の雪をビニール袋に積めてのアイシングがオススメです。
後が楽です。
無線は免許を取得して以来、山行中は大抵の場合、433.00Mhzでワッチしていますので、もしも無線機をお持ちの山行があればJS2HPBを呼んで見てください。
宜しくお願いいたします。
JUNDrさん、ktn92さん
お疲れさまでした。
JUNDrさん復帰おめでとうございます。
復帰第一線がこのルート、それにktn92さんは連チャン、恐れ入りました
”山スキーシニア?最強コンビ”復活ですね。
最近、慢性的な気管支の不調に悩まされ絶不調、いい刺激になりました
sumi8848様もしばらく体調が思わしくないようですね。
みんな歳を取っていきますからね〜。お気をつけてください。
自分は今のところ元気いっぱいですが、いつまでもつやら・・・
JUNDrさんとはまったりコンビでいつまでも歩きたいと思ってます。
sumi8848様、ただいま〜〜・・・・ようやく山らしい山に登れました。とは言っても完治ではないので、まだリハビリは必要です。無理の無いようボチボチやって行きます。ktn92さんはいずれ地獄軍団に入ると思います。今年は雪が少なく空気が極端に乾燥し、慢性咳嗽の方が多く感じます。寝る時は加湿器をお使いください!
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