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Yamareco

記録ID: 218877
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ハイキング
谷川・武尊

谷川岳(灼熱の田尻尾根〜天神尾根)

2012年08月25日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.4km
登り
1,419m
下り
761m

コースタイム

土合駅8:34→土合口(西黒沢橋)8:59→田尻尾根登山口9:20→天神尾根合流点10:17
→熊穴沢避難小屋10:41→トマの耳11:55-12:04→天神平13:33
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
行き 上越線土合駅
帰り 谷川ロープウェイ天神平
コース状況/
危険箇所等
【土合駅→土合口(西黒沢橋)】
ロープウェイ駅の手前の西黒沢橋を渡った所をアスファルトの道を左折する。
道標はなく、初めての人は戸惑うかもしれない。

【土合口(西黒沢橋)→天神尾根合流点】
20分ほどロープウェイの下の林道を登ると、右に田尻尾根コースの道標がある。
鬱蒼とした樹林帯で意外と急登、ミニ西黒尾根のような感じ。
最初は滑りやすい赤土、平坦な尾根に乗ると樹林の背が低くなり眺め良い。
なお、林道は冬の田尻沢滑降コースで、道なりに登って行くとビューテラス天神の横に出る。

【天神尾根→トマの耳】
団体さんが多いため渋滞気味

谷川岳登山のスタート地点
すごい天然クーラーだった
2012年08月25日 08:34撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 8:34
谷川岳登山のスタート地点
すごい天然クーラーだった
外は灼熱地獄
2012年08月25日 08:44撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 8:44
外は灼熱地獄
スノーシェルターを登る
2012年08月25日 08:52撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 8:52
スノーシェルターを登る
西黒沢橋を渡ると左折
2012年08月25日 08:59撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 8:59
西黒沢橋を渡ると左折
荒れた林道
冬は田尻沢滑降コース
2012年08月25日 09:03撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 9:03
荒れた林道
冬は田尻沢滑降コース
右が田尻尾根入口
鬱蒼とした樹林帯
2012年08月25日 09:20撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 9:20
右が田尻尾根入口
鬱蒼とした樹林帯
振り返ると白毛門が大きい
2012年08月25日 09:20撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 9:20
振り返ると白毛門が大きい
風通しの悪い登り
とにかく暑かった
2012年08月25日 10:01撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 10:01
風通しの悪い登り
とにかく暑かった
尾根に乗れば好展望
白毛門、朝日岳、笠ヶ岳
2012年08月25日 10:04撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 10:04
尾根に乗れば好展望
白毛門、朝日岳、笠ヶ岳
谷川岳本峰
2012年08月25日 10:04撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 10:04
谷川岳本峰
天神尾根に合流
2012年08月25日 10:17撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 10:17
天神尾根に合流
天神尾根は多くのハイカーが
2012年08月25日 10:34撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 10:34
天神尾根は多くのハイカーが
熊穴沢避難小屋
ここから木陰無しが続く
2012年08月25日 10:41撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 10:41
熊穴沢避難小屋
ここから木陰無しが続く
賑わう天神尾根
2012年08月25日 11:01撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 11:01
賑わう天神尾根
オジカ沢の頭
平標へ続く稜線
2012年08月25日 11:18撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 11:18
オジカ沢の頭
平標へ続く稜線
天神平方面を振り返る
2012年08月25日 11:30撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 11:30
天神平方面を振り返る
肩の小屋へ最後の登り
2012年08月25日 11:30撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 11:30
肩の小屋へ最後の登り
肩の小屋
空いてる瞬間にシャッター
2012年08月25日 11:48撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 11:48
肩の小屋
空いてる瞬間にシャッター
混雑のトマの耳
2012年08月25日 11:55撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 11:55
混雑のトマの耳
肩の小屋を見下ろす
2012年08月25日 11:55撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 11:55
肩の小屋を見下ろす
万太郎山・仙ノ倉方面
2012年08月25日 12:03撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 12:03
万太郎山・仙ノ倉方面
オキの耳、茂倉岳方面
2012年08月25日 12:04撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 12:04
オキの耳、茂倉岳方面
谷川岳を振り返る
2012年08月25日 12:35撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 12:35
谷川岳を振り返る
木道が平らになれば
天神平は近い
2012年08月25日 13:19撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 13:19
木道が平らになれば
天神平は近い
天神平到着
ロープウェイで降りる
2012年08月25日 13:29撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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8/25 13:29
天神平到着
ロープウェイで降りる

感想

青春18切符消化のために、朝出発して夕方には帰宅できる気軽に登れる山を考えたら谷川岳となった。
登山口の標高が低いので暑さが心配だったが、予想通り、今年三回目の灼熱地獄となってしまった。

東京からの一番電車は土合駅到着8:34だが、この暑いさなか西黒尾根を登る人もいよるようです。
田尻尾根でも暑さに苦しんだのに、西黒尾根は正気の沙汰ではないと思いました。
こういう季節は登りはロープウェイに限ると思いました。


以下 行程概略

上越線の車内には暑い日差しが容赦なく差し込んで、冷房の効いた車内も暑かった。
しかし、久々に土合駅に降りると驚異の天然クーラー、ホームでずっと遊んでいたい気分でした。

正統派谷川岳登山は土合駅の462段の階段から始まります。
一日数本の電車が来た時だけの雑踏、そしてすぐの静寂、昔から独特の雰囲気の場所です。

階段の中腹あたりから生ぬるい空気に変わり、駅の外は灼熱の太陽が待っていました。
また灼熱の車道歩きか! 
いつものようにくねくねと歩道のない道路を歩き、ロープウェイの手前、
西黒沢橋を渡ったアスファルトの道を左折します。
ここは冬はスキーの田尻沢滑降ルートになるところです。
なぜか田尻尾根コースの道標はありませんでした。

荒れた林道を登っていると、上にはロープウェイがスイスイと通過します。
ここはロープウェイから見下ろすとハイカーの姿がよく見えます。
特に登りに使う人は少ないですから注目の的になりますね。
最近はやりのコスプレ登山したら面白いかもです。
予想どおり、他に登っている人は誰もいませんでした。

殆ど日陰の無い林道登りは早くも汗だく、樹林帯の登山道に入っても風通しが悪く涼しくない。
おまけに楽勝だろうと思っていた田尻尾根は意外と急で、ミニ西黒尾根の雰囲気です。
早くも体はバケツで水をかぶったような状態になりました。、

登り始めて1時間程度だというのに頭の中は撤退の検討です。
天神尾根まで登れば天神平は目と鼻の先、ロープウェイで降りよう。
日陰の期待できない天神尾根を炎天下頂上まで登るなんてありえないということで頭はいっぱいでした。

熱中症の恐怖があるので、後先考えずスポーツドリンクをガブ飲みします。
やがて尾根に乗り緩やかになると樹林の背が低くなり、谷川岳本峰が迫力です。
振り返れば白毛門や朝日岳の稜線もくっきりと、気分は回復傾向で行けるところまで行こうという気分です。

しかし暑いことに変わりはなく、やっとのことで天神尾根に合流しました。
天神尾根ルートでは楽しそうに歩くハイカーでいっぱい。汗だくでハーハーゼーゼー言ってる人はいません。
道は平らになって、気持ちを持ち直し多くのハイカーに交じって歩きます。
しかし、熊穴沢避難小屋からは木陰は皆無、試練の登りが始まりました。
真っ青な空に白い雲、願っても無い天気なんですが…

尾根筋に吹く風は涼しいものの、それを上回る陽射しです。
幸い団体さんの渋滞でソコソコ休憩とれて何とかトマの耳に到着しました。
心配された雷雨の気配もなく、素晴らしい夏空で360度の大展望です。
付近は座る場所も無いほどの多くのハイカーでごった返していました。

土合口14:03のバスに乗る予定なのでオキの耳はパスです。
帰りが遅くなる覚悟なら、西黒尾根を降りるか土樽まで縦走すると楽しいですが、
この暑さの中ちょっと勘弁でした。

天神平までの下りも暑さが堪えます。ロープウェイの駅で早く冷えたコーラが飲みたい!
もう値段の問題ではありません。
下りのロープウェイからは田尻尾根の下山者が見えました。
谷川岳のベストコースは、やはり西黒尾根登って田尻尾根を下山かなと思いました。

いずれにしろ、この季節の日中登山はキツイというのが感想でした。
登山口が千メートル以上のところならともかく、夏は涼しい場所まで文明の利器で登るのが得策のようです。


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コメント

暑くなってきた、、、
yamahero さん、こんにちは!

なんだかこのレコ、、読んでいるこっちまで暑くなってきましたよ
やはりこの時期の低山は地獄ですよね
それにしてもそんな中、ずいぶんたくさんの登山者さんがいるもんですね、、、ビックリですよ、ホント。

ちなみに、、、

>ロープウェイの駅で早く冷えたコーラが飲みたい!
もう値段の問題ではありません。

それで、、、おいくらくらいしたのでしょうか(笑)?
まさか富士山価格(500mlが500円)よりは安いんですよね!?
2012/8/26 17:59
yamaheroさん、お疲れ様
こんばんはs4redsです。

谷川はそんなに暑かったですか

ところで今の谷川は天神尾根が王道なのですね。
田尻尾根を登られたのはyamaheroさん一人ですか。
西黒尾根もまさか廃道にならないでしょうね。
昨年、西黒沢の一般コースが遥か昔に廃道になったことを知り、寂しい気持ちになりました。
(ガレ沢のコルでなく、ラクダのコルと名前が変わってた

なにはともあれ、膝の回復順調とお見受けしました
2012/8/26 19:17
15-jugoさん
コメントありがとうございます。

ホントは涼しい富士山五合目付近で遊びたかったのですが、
18切符のメリット優先で谷川岳に行ってしまいました。
トレーニングがてら下から登りましたが、
2000m近い稜線でもかなり暑かったですよ。

それでもロープウェイ使えば灼熱地獄はカットできますから、
頂上もメチャクチャ混んでるわけですね。
7,8割はロープウェイ使ってる方々です。

天神平のコーラですが、富士山並みを覚悟したんですが、
280mlで150円(下界で120円?)で、そんなに高くなかったです。
ロープウェイ輸送の威力でしょうか。
残念ながら500mlはありませんでした。
ポカリは200円だったかな。


もう、灼熱の山は終わりにしたいですが、
近郊の低山はまだまだ当分暑いですね。

次の山行も熱中症登山になるかもしれません。
2012/8/26 20:21
s4redsさん
コメントありがとうございます。

谷川岳暑かったですねぇ!
田尻尾根ではホントに撤退考えてました。

上越の山は頂上で2000m前後、1500m超えると森林限界なので、
木陰の無い天神尾根も非常に暑かったです。


谷川岳も富士山と同じ状況だと思います。
夏秋は観光登山の山なので天神尾根が王道?なんですね。
でも急登マニアも多いですから、西黒尾根は健在でしょう。

西黒沢コースは消えても、西黒沢は簡単そうなので沢登りなら行けそうですね。
でもロープウェイから見下ろす西黒沢は木で鬱蒼として、
とても快適な沢登りは無理そうですね。


膝はイマイチです。騙し騙しという感じでしょうか。
時間かけてゆっくり降りれば大丈夫みたいですね。


それにしてもこの暑さは早く終わって欲しいです。
これでは、なかなか近場の低山歩く気にならないですからね。
2012/8/26 20:36
猛暑ですね。
yamaheroさん、おはようございます。

日本列島、猛暑続きですね。

混雑の写真と荒れた林道、田尻尾根入り口の写真
のギャップ、いかにもyamaheroさんらしいコース
取りですね。
やはり引き出しが沢山で、羨ましいです。

昨日、私も久々に歩きながらコーラ飲みました。
2012/8/27 9:00
millionさん
コメントありがとうございます。
まったく、どこへ行っても暑いみたいですね。

炎天下はどうも体が云う事きかないみたいで大変です。
今回も、陽が高くなってからの歩きだったので
キツかったです。

手軽な日帰りウォーキングは夏だと
どうしてもこうなってしまうんですね。

谷川岳周辺も林道をからめたいいコースあるのですが、
やはりここは秋が一番だと思いました。
2012/8/27 12:57
プロフィール画像
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