夏山もそろそろ終わりかな・・・天狗岳・西尾根ルート♪
- GPS
- 09:55
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 845m
- 下り
- 841m
コースタイム
(休憩時間 2:20)
※ペースダウンのためコースタイムは参考にならないのでご了承ください
天候 | ほぼ快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ完備(無料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありませんが、降雨時等の岩石帯はスリップに注意 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
仕事や所用で都合がつかなかったり、天候不良や二人の体調不良などで
7〜8月は2回しか山に行けていません。8月最後の週末、そろそろ夏山
シーズンも終盤の頃、今回選んだ山は天狗岳。西尾根から登りぐるっと
回って黒百合ヒュッテでゆったりお茶をして帰るという計画です。
仕事から帰宅後支度を済ませて出発し、唐沢鉱泉の駐車場に3時ごろに
到着。1時間半くらいの仮眠後に支度を済ませ登山開始です。手元温度計
は8℃くらい、空気がひんやりしてとても気持ちの良い朝です。西尾根は
初めて。事前に調べたところによると、第一展望台までの樹林帯が飽き
そうな感じだったのですが、まさにその通りでした。見晴らしも無く
何となく疲れちゃう感じの道です。決して雰囲気は悪くないんですけど…
そうこうしているうちに視界が開けると絶好の上天気。八ツの山々は
もちろん、南〜北アルプスまで一望。槍や大キレットまでハッキリと
望めます。第一展望台は少し先なのですが、ここで小休止。
他のグループの方々と談笑しながら写真を撮りまくります。その後先へ
進み第一展望台に到着。さらに眺望は良くなります。ここからは光の
降り注ぐ樹林帯や枯木帯を抜けると第二展望台に到着です。ここまで
来ると西天狗が正面にそびえます。傾斜のキツメな岩石帯の登山道も
ハッキリ確認できます。ここでも下山途中のご夫婦の方と楽しくお話し
させていただきます。昨夜黒百合ヒュッテに泊まられたとのことで、
聞けば結構な混雑だったようです。
ここから一度軽く鞍部に下ってから西天狗への取り付きになります。
目前にはハイマツに挟まれた急斜面の岩石帯がそびえます。足元が
しっかりしていて、登りにくくはないのでマーキングに沿って着実に
登ります。途中振り返ると高度感がたまらなく気持ちイイです。
登りきったのち、ハイマツ帯をゆるやかに進んで西天狗岳山頂に到着
です。この数ヶ月間の山行で一番の好天で気分は最高です。山頂では
写真撮影や食事をしてゆ〜っくりと過ごします。
mayuminはめずらしく足がつったらしくブーツを脱いで休息です。
この日も体調は100%というわけではなく、コンディションを確認しな
がらゆっくり目で登っていたのですが、そういうことも影響したの
かもしれません。とはいえ、抜群の眺望に癒され山頂のひとときを
満喫します。
休憩後は吊り尾根をたどり東天狗へと向かいます。東天狗岳山頂は
広くない岩場なので一段下がった場所で眺めを楽しみます。下山は
中山峠経由で黒百合ヒュッテへと向かいます。中山峠ルートを選んだ
のは3月に吹雪で敗退した場所を確認したかったためです。天狗の鼻を
巻いて下っていくとその場所はすぐに確認できました。天狗の奥庭と
中山峠への分岐点、その道標の数メートル上部が敗退点でした。
その時は天狗の鼻すら見えなかったので視界が本当に悪かったことが
伺えます。
黒百合ヒュッテでのんびり休憩するのを楽しみに下っていくのですが
mayuminのペースが落ち始めます。やはり本調子ではないようです。
最近体質が変化したようで暑がることが多くなったmayumin、時間的
にも正午近く、気温が高い時間ということもあり多量の汗で体力も
消耗します。ゆっくりゆっくりで黒百合ヒュッテに到着。お昼時で
小屋前はたくさんの人で賑わっていました。まずは今年から発売した
という手ぬぐいを購入してコーヒーを注文。風の吹き抜ける薄暗い
小屋の中は涼しく、ゆっくりとコーヒーをいただくことができました。
いつも思うのですが黒百合のスタッフの皆さんはとても感じが良くて
気持ちがいいです。(mayuminは超お気に入りデス)
ここからは駐車場までのんびり下るだけなのですが、やはり北八ッ
方面は雪道のほうが歩きやすいです。この夏道の岩ゴロがまさに
そのもので、今日のmayuminの足には結構キツかったようです。
唐沢鉱泉分岐からはさらにペースダウン。本人曰く、黒百合から唐沢
鉱泉までの間未だかつてない人数に追い越され、心が折れたそうです。
ただこのルート、ボクもコースタイムより長めな感じがしましたが…。
長かったけど楽しい夏の山行も終盤。唐沢本流の橋を渡り林道を
進むと唐沢鉱泉が見えてきます。時間はたっぷり使いましたが、
いい山行となりました。冬にはぜひとも3月のリベンジを果たしたい
気持ちで帰途につきました♪
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後から聞いたのですがmayuminが多数の方々に抜かれた下山中、
一組の感じの良いご夫婦がいらして、やはり追い越していって
もらったのですが、駐車場に到着時にそのご夫婦が帰り支度を
していたらしく、下山してきたmayuminに気づくと「おつかれさま〜♪」
とご夫婦で声をかけてくださったそうです。
(ありがとうございました!)その言葉がとても嬉しくウルウル
したそうです。どんなに些細な言葉でも体調がキツかったmayuminには
本当に心に響いたのでしょう。自分たちもそうありたいと心に思う
日でした。
ponchanさん
山での挨拶っていいですね。
私も勇気をもらう時が多々あります。
気になっていたルートで参考にさせて頂きます(´∀`*)
ホント、そうですよね。ボクも明るく元気を心がけて
おりますデス
西尾根、なかなかいいですよ。
最初の樹林帯は思ったより長く感じましたが、
開けてからは気持ちよく登れます。
岩石帯もお嬢さんなら問題ないでしょう
(少し段差が大きいかな・・・)
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