羅臼岳日帰り 岩尾別コース 木下小屋往復登山 北海道連戦第8座目
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,458m
- 下り
- 1,444m
コースタイム
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:23
天候 | 曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
木下小屋〜弥三吉水 よく整備された樹林の中の土の登山道です。迷うところや危険箇所はありませんが、標高450mから650mくらいの辺りは特に熊の出没多発ポイントのようです。 弥三吉水〜羅臼平 前半はそれまでと同じくよく整備された樹林の中の土の登山道です。大沢に入ると、急な岩の登山道になり、段差が大きい部分が多くなります。 羅臼平〜山頂 前半はハイマツの中を進む登山道です。看板に従っていけば迷うことはないと思います。 後半は岩の急登になり、最後は岩場歩きとなります。 |
写真
感想
夜明けを野付崎で迎えた後、車を走らせて6時半過ぎにようやく登山開始です。道中羅臼町の市街から登ってくる道路からは羅臼岳の全体像や北方領土がよく見え、曇りではありながらもいい登山になるかと思われました。
木下小屋から登山を開始すると、ものの30分も経たないうちに雨が降り出してきました。ただこの日は前線の影響で気温が16〜18度と高く、雨に濡れていてもどうってことはなかったため、雨具を温存したまま半袖半パンで歩き続けました。
登り初めてしばらくすると、熊に特に注意するよう看板が現れ、それによると、登山道にアリの巣が多く、その巣をほじくって食べるためによく出てくるとのことです。実際登山道上に明らかにヒグマの糞と巣をほじくった穴がありました。
熊地帯を過ぎてしばらく歩き続けると弥三吉水に到着します。そこからもさらに羽衣峠を越えて大沢mの入り口へと歩を進めました。この頃には雨はほぼやんで、霧によって水分が髪や服に付く程度になっていましたが、逆に風が強くなってきました。
大沢野登りはかなりの急登で登山道も段差や滑りやすい砂の斜面が多くなります。大沢を登りきると羅臼平に出ますが、この時点でも雨具は付けず半袖半パンで通します。
羅臼平からはハイマツを抜けて山頂へ向けて最後の登りへの取り付きへ向かうのですが、意外なことにここでほぼ風がなくなりました。斜面の向きによるのでしょうね。
石清水を過ぎると本格的に急な岩の斜面が始まります。それを登りきると最後は岩場を一歩ずつ歩いて山頂に到着です。山頂まで2時間40分ちょっとの行程でした。
大沢以降のガスが晴れることは一切なく、山頂部は反対斜面から吹き上げる強風が吹いていたため、すぐに下山を開始しました。
山頂から羅臼平までは急な斜面とハイマツ帯を一気に駆け下り、さらに大沢の段差が大きくて歩きにくい斜面もどんどん下りていきます。土の登山道に変わって以降もペースを緩めずに下り続け、1時間40分ほどで木下小屋に到着しました。
一番熊の危険性が高い山ですので、遭遇することなく下山できたことをなにより嬉しく感じました。
下山後は知床五胡や相泊方面を訪れ、日高幌尻岳への強行移動となります。
北海道百名山遠征日程表
第1日 8月10日 移動のみ(舞鶴出航)
第2日 8月12日 後方羊蹄山
第3日 8月13日 トムラウシ山
第4日 8月14日 大雪山旭岳
第5日 8月15日 十勝岳
第6日 8月16日 移動のみ(襟裳から宗谷へ)
第7日 8月17日 礼文岳
第8日 8月18日 利尻岳
第9日 8月19日 雌阿寒岳
第11日 8月21日 幌尻岳
第12日 8月22日 斜里岳
第13日 8月23日 駒ヶ岳
第14日 8月24日 移動のみ(大阪へ帰還)
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