道迷いしてしまった西大峰・五常山
- GPS
- 05:24
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 593m
- 下り
- 613m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 5:24
天候 | 晴れ 北風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
日和田〜北向き地蔵は特に問題なし。東ムカイ山はやっぱり山標はなかった。 長尾根山から西側の藪道に下りてしまい、道を見失った。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
飲料
地図(地形図)
コンパス
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
今日はトレーニングがてら、いつもの日和田山〜物見山〜北向地蔵、そして西大峰(大峰高峰)〜五常山〜長尾根山を目指しました。ザックの中はウェイトを少し増やし18堋兇琶發始めました。
日和田山の男岩・女岩へ向かう途中で、上から下りて来た方と少し話をしました。その方は一旦下りて、再び黒尾根を登り、小瀬名分岐から駒高へもどって下山すると言っていました。僕より年配の方ですがタフだなと感心をしてしまいます。
男岩・女岩には今日もたくさんのクライマーがとりついています。
金刀比羅神社の前で写真を撮り、山頂へ向かいます。
今日は山頂で休んでいる人達もいました。
すぐに北斜面を下ります。前から何となく思っていたのですが、この北斜面に出ている岩が、なんとも柱状節理や板状節理のようになっているのです。この辺が火山だったなどとこれまでに聞いたこともないのですが、もし、岩が本当に節理だとしたら、昔々、海底から隆起する以前に噴火した溶岩なのか???などと思ってしまいます。それとも、節理ではないのでしょうか。いったい、このあたりはどうやって隆起したのでしょうか?
などと考えながら高指山方面へ向かいます。
駒高から物見山へ。物見山の山標は開けた明るい所に立っていますが、そこより西に進んだ方が少し高いのでは無いかと思い、進んでみました。100m程行くと三角点が見えてきました。こちらの方が幾分高そうです。最高点はこちらでしょうか。
三角点を撮影して、山標のと頃まで戻ると、若い娘さんが休んでいました。少し話をして、先に下ります。北風が音をたてて吹き抜けていきます。体が冷えてきます。
尾根道を歩いているとさっきの娘さんが僕に追いついてきました。何処へ向かうのか尋ねると、北向地蔵からユガテへ抜けるそうです。ただ、スカリ山を越えるか、北向き地蔵から土山方面へ下って抜けるか迷っていました。スカリ山の展望を尋ねられたので、北側は開けていることを伝えました。ついでに、観音岳を越えたり、いくつかアプダウンがあることも。どうするかは歩きながら考えるとのことでした。
僕は、一昨日登った小瀬名富士と東ムカイ山をもう一度通過したかったので、小瀬名富士の登り口で娘さんと別れました。
今日は小瀬名富士はともかく、東ムカイ山をもう少し調べてみたかったのです。
東ムカイ山山頂付近で藪の中を歩き回りましたが山標らしき物は見当たりませんでした。今日も基準点を撮影して終わりにしました。でも、基準点の西側に、少し前には「小瀬名富士406m」と書かれた山標が立てられていた場所がありました。どうやら小瀬名富士が少し西の390m地点になったので、取り払われたみたいです。
北向地蔵からは土山方面へ下ります。ユガテへの分岐点を「山道」とテープに書かれた方面へ登ります。その先に西大峰(大峰高峰)がありました。
そこから沢山峠との間に「ノッチョウネ」という場所があります。これはどういう意味なのだろうと悩みましたが分かりません。ピークでも峠でもありません。やや開け気味になった尾根の途中です。「ウネ」は「オネ」が訛った物かも知れません。「ノッチョ」は何でしょうか。この先、尾根の終わりの方に「長尾根山」という山があるので、「長尾根」が変化したのかとも思いましたが、分かりません。
沢入峠を過ぎ、五常山、長尾根山と進みます。ここまでは順調でした。
ところが、長尾根から、何を思ったか、GPSも地図も確認せずに表示にある「藪道」と書かれている東の方向へ下り始めてしまったのです。初めはやや道らしき物がありましたが、やがて無くなってしまいました。GPSで確認すると、本来の下山道はかなり南側にあります。完全に道迷いです。少し登り返して下山道へ藪漕ぎをすることも考えましたが、赤いリボンの目印(多分林業作業用かな)もあるのでそれを辿って沢までおりました。
足場が悪く、滑ったり、倒れたりもしましたが、地元で土地勘もあるのでどの方向へ進めばどの当たりに出られるかはだいたいわかります。なので慌てはしませんでした。
沢まで下りて、それを跨いで、もう一本東側の尾根へ登り返しました。尾根の上には道がありそうです。足場の悪いところを登り返すと、思った通り、道らしき跡があります。それをたどって、尾根の西側を走る関ノ入林道へ出ました。
本当は500mほど下の下山口にでるはずでしたが、まあいいやと思いました。
林道を下って、国道に出ると目の前が武蔵横手駅です。電車には乗らずに、高麗駅までひと駅分歩いて戻りました。
今考えても、長尾根山の山頂でなぜGPSや地図を確認しなかったのだろうと思います。たぶん、あとはここを下るだけだったので、慢心があったのだと思います。山頂表示に書いてあった「藪道」を下山道と思い込み、確認せずに下ったのです。
土地勘があるところだったのでよかったですが、それでも滑落などして怪我をして動けなくなることもあります。
やはり、ポイントを決め、現在地と地図を確認しなければいけないと反省しきりです。
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