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Yamareco

記録ID: 220269
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

旭岳→トムラウシ縦走計画断念

2012年08月26日(日) ~ 2012年08月27日(月)
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Tomahawk その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
34.8km
登り
1,713m
下り
2,213m

コースタイム

8/26(日)
06:10 姿見駅(旭岳ロープウェイ)
08:10 旭岳山頂
09:10 間宮岳
09:50 北海岳
11:40 白雲岳避難小屋
12:45 高根ヶ原分岐
13:05 折り返し地点
14:40 白雲岳避難小屋

8/27(月)
04:15 白雲岳避難小屋
06:00 北海岳
06:50 間宮岳
07:30 中岳温泉
09:50 姿見駅(旭岳ロープウェイ)
11:30 旭岳登山口
天候 ガス、強風、集中豪雨
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・旭岳ロープウェイまで自家用車で移動、始発6時の便にて姿見駅へ上った
・駐車場はロープウェイ乗り場前(有料500円)とその少し手前に無料駐車場がある
・時刻表は以下を参照
http://www.wakasaresort.com/asahidakeropeway/price/index.htm
コース状況/
危険箇所等
・姿見駅から高根ヶ原分岐までの間は、登山道に一定間隔で石に黄色いペイントをした目印が配置されており、ガスで視界不良の状態でも迷うことはなかった
・高根ヶ原分岐から立岩までの間のルートはクマ出没により閉鎖されている
・白雲岳避難小屋から高根ヶ原分岐までの間には、登山道のド真ん中に真新しい熊の糞が二つはあった。熊に注意しながら通行されたし
ロープウェイからこれから歩く稜線を見つめます
ロープウェイからこれから歩く稜線を見つめます
旭岳までの道はガスって何も見えませんでした
視界は30メートルくらいでしょうか
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旭岳までの道はガスって何も見えませんでした
視界は30メートルくらいでしょうか
稜線は風が強く、地面にその痕跡を見ることができます
稜線は風が強く、地面にその痕跡を見ることができます
北海岳にて
ここで一瞬だけ晴れ間がのぞき、カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)を一瞥することができました!
ここで一瞬だけ晴れ間がのぞき、カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)を一瞥することができました!
美しい苔です
白雲岳避難小屋は外国のヒュッテみたいな佇まい
白雲岳避難小屋は外国のヒュッテみたいな佇まい
雪渓が少し残ってます
雪渓が少し残ってます
ルートは常に黄色いペイントで明示されていて、分かりやすいです
ルートは常に黄色いペイントで明示されていて、分かりやすいです
忠別岳へ向かいますが、ここらでゲリラ豪雨に遭い、服がびしょぬれに
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忠別岳へ向かいますが、ここらでゲリラ豪雨に遭い、服がびしょぬれに
熊のフンを登山道の真ん中二か所で発見
熊のフンを登山道の真ん中二か所で発見
白雲避難小屋まで戻り、その日はそこでテントを張りました
白雲避難小屋まで戻り、その日はそこでテントを張りました
翌日、中岳温泉付近には晴れましたが、稜線沿いはかなりの風です
体感では風速20メートルくらい
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翌日、中岳温泉付近には晴れましたが、稜線沿いはかなりの風です
体感では風速20メートルくらい
中岳温泉
草に朝露
道は前日の雨で濡れております
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道は前日の雨で濡れております
リスがバッタを口一杯にほうばっておりました
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リスがバッタを口一杯にほうばっておりました
姿見駅に着きました
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姿見駅に着きました
旭岳は相変わらずのガスでしたね
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旭岳は相変わらずのガスでしたね
中岳温泉まで歩いて下りる
ここのルートはずっと水の通り道でした(写真は登山道ではなく、沢です。ルートはここを横切って続いています)
中岳温泉まで歩いて下りる
ここのルートはずっと水の通り道でした(写真は登山道ではなく、沢です。ルートはここを横切って続いています)

感想

元々は一日目は忠別岳避難小屋泊、二日目はトムラウシ山頂を踏んで、天人峡に下る予定でした。しかしながら、間宮岳分岐付近でゲリラ豪雨に遭い、暴風、熊、天候不良などの要因を踏まえ、引き返すことを決意。最終的には白雲岳避難小屋に一泊し、旭岳ロープウェイへ取って返すこととなりました。

敗退の主因ですが、最初に雨が降り始めた時すぐに雨具を装着しなかったことが挙げられます。小雨の時「歩いていればすぐ乾くだろう」と思っていたところに集中豪雨。これで完全に身体が濡れてしまい、その後の暴風でかなり体力を奪われました。雨が小康状態に入った時に濡れた衣服を替えましたが、そのまま歩いていたら低体温症に陥っていたでしょう。小雨の段階で早めに雨具を着るべきでした。

暴風と雨で熊鈴の音がかき消されて、熊に予期せずに遭遇してしまう可能性も危惧されました。日程も天気が最高の状態を前提にややキツめだったこともあります。次回、もう少し余裕を持ってリベンジしたいですね。

一日目から二日目にかけての夜、白雲避難小屋キャンプサイトでかなりの暴風雨に遭いました。朝方には回復したため、出発しましたが、稜線沿いは風速20メートル(体感)程の強風に晒されました。一方で中岳分岐から谷へ下りると、晴れて風もない。大雪山の地形は入り組んでいて風や雲の流れが非常に複雑。天候の予想がつきませんでした。

今回は自然の厳しさを改めて思い知らされた山行でした。
これからも安全登山を心がけたいです。

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