愛知県で最も登りがいのある山、明神山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 885m
- 下り
- 864m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鎖や梯子がありますが、注意して登れば危険な箇所はありません。 |
写真
感想
2012年3月20日の春分の日、朝6時に相棒と出発。豊川ICから1時間かけて乳岩峡の駐車場に到着。数日前の天気予報では曇りであったが、l昨日のものは晴れとなっていて、今日は頂上からの景色も期待出来そう。以前登ったときは雨で濡れていた桟敷岩、今日は岩も乾いていて滑る心配は無く、難なく通過して登山道となる。最初はなだらかであるが間もなく急坂となり、相棒はおよそ半年ぶりの登山なのでゆっくり登る。50分程で一服岩に到着したが、そこはすでに先客がいるので、もう少し登った所でひと休み。さらに急坂が続き、ゆっくり登る。ようやく急登が終わり、勾配が緩やかになり、清流を渡渉。左手に乳岩川の透き通った流れを見下ろしながら進み、鬼岩に至る。ザックが幾つか置いてあり、若者が二人寝そべっているが、岩に取り着いている人の姿は見えない。少し登るとまた別の大岩が現れ、5〜6人の若者が見上げている先を見ると、男が一人岩に張り付いている。オーバーハングで足が岩から離れ、宙でブラブラぶら下がっている。下でザイルを肩に巻き付けてアシストしている男も、何事も無いように落ち着いたものである。ロッククライミングの若者達は小柄でスリム、懸垂が一回も出来ない大柄なわたしには到底無理、やってみたいとも思わない。鬼岩から登って稜線に至ると、そこは「鬼岩乗越し」、そしてひと休み。なだらかな稜線を歩くと、「胸突八丁」の標識があり、急勾配となる。この急勾配を登りながら、相棒は話し続ける。ゆっくり登っているとは云え、相棒のタフさにあらためて感心する。喋り続けて、「胸突八丁ノ頭」に登り着く。頭からは傾斜は緩むが登り坂、そして三つ瀬登山口への分岐に到着。お腹も空いてきたが、頂上まで頑張る事にする。相棒は、最初の鎖場を喜んで登る。後から登ったわたしは、上で待つ相棒に、先に行くように指示。相棒はわたしの期待した通り、行き止まりに向かって真っ直ぐ進む。ここは誰もが間違える道。「ブッブー」。相棒は何事かと振り向く。正しい道を教え、再びわたしが先に進む。しかしいつしか愛慕が先頭になり、ペースが上がる。わたしは一生懸命ついて行く。長い鎖場、わたしは鎖を避けて横ちょの根っ子の階段を登るが、相棒は果敢に鎖に挑戦し、すいすい登る。アップダウンを繰り返し、梯子を登って馬の背を渡り、「あと150m」が長い。頂上の展望台が見え明神山頂上に到着。この山は、愛知県では最も登り甲斐のある山という事で、相棒も満足そう。展望台に上がり、山の案内板を見ながら山々を同定する。一番右が聖、左に向かって赤石、悪沢、少し離れて塩見、また少し離れて北岳、間ノ岳。左手に目をやると中央アルプス。いずれも真っ白。風が強いので展望台を降り、土台に腰を下ろして弁当を取り出す。自宅の隣りのコンビニで買ったオムスビ弁当と味噌汁。時間に余裕もあり、風が無ければ寝転んでゆっくりしたい所であるが、じっとしていると寒くなる。弁当を食べ終わり、下山開始。梯子、鎖場を無事通過、胸突八丁を下り終えほっとする。鬼岩ではまだロッククライミングが続いている。鬼岩から一旦下って登り返した頭から、また急坂を下る。左の大腿四頭筋の内側広筋が引き攣っているが、相棒に遅れないように黙って続く。「一服岩」でひと休みして回復するが、まだ急坂は続く。桟敷岩に入り、ようやく一息ついた。
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