赤面山〜三本槍岳〜中大倉林道周回。途中アサギマダラを見つける
- GPS
- 07:52
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,091m
- 下り
- 1,083m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白河高原スキー場跡から登る。 スキー場跡地の登山ルートは、長年使われておらず、荒れ放題。 肩の高さまで伸びたススキの間を石、岩のむき出したルートを歩くことになる。 石、岩にルートであることを標したマークが描かれている。 ゲレンデトップの登山道入り口からのルートを利用する登山者は少ないようで、あまり整備されていない。 赤面山頂までルート上には木々の葉が、はみ出しており、歩きずらい。 赤面山の斜面を下り鞍部を歩いていくが、ここも木々の葉がルートを覆い、足元が見えないところもあり歩きづらい。 前岳の斜面に取り掛かり、途中笹の根で歩きにくいが、最後の岩場を登りきると北湯との分岐点に出る。 ここからは、北湯、Mt.ジーンズからの中の大倉尾根と三本槍岳を結ぶルート。利用する登山者も多く、ルートは整備されている。 ここから30分ほどで三本槍岳に着く。 復路は、赤面山への分岐から、中大倉林道まではゆるく長い下りのルート。 中大倉林道は、10年前と比べると、ほとんど使われていないようで、荒れに荒れている。 草は伸び放題。雨水の流れで砂利道は深くえぐられており、もちろん車は通行できない。<BR> スキー場のリフトが見え始めたころからは、雨水の流れが制御されているようで、道の荒れはそれほどではなくなくる。 しかし、誰一人と出会うことのない静かな山道は、不気味な感じがする。両手を打ち鳴らし、音を出しながら歩いた。 スキー場の広い斜面が見えてくると、道路は整備されてくる。 ゲレンデも草が刈り払われて、人が歩けるコースが出来ている箇所がある。 スキー場のゲレンデを通って途中から、この林道へ出ることができるようで、時間短縮が期待できる。 林道を50分ほど歩いて、旧有料道路へ出た。 ここからは、整備された舗装道路を歩いて、30分ほどで白河スキー場跡へ戻ってきた。 |
写真
感想
5:55 白河高原スキー場跡から登る。
旧有料道路脇には防雪柵が設置され、冬季は駐車場へ入れなかったが、
今の季節、登山者のためか車の進入ゲートが開けられており、道路脇に駐車しなくてもいいので助かる。
しかし、残念なことに旧スキー場の施設の窓ガラスが割れてしまっている。心無い悪戯に心が痛む。
スキー場跡地の登山ルートは、長年使われておらず、荒れ放題。
肩の高さまで伸びたススキの間を石、岩のむき出したルートを歩くことになる。
石、岩にルートであることを標したマークが描かれている。
強い日差しを背中に受けての登り、汗が噴き出してくる。
振り返れば、下界は雲海の下である。
1時間15分で、登山道入り口の標記のところへ着いた。
登山道入り口からは木々の間を歩くので、幾分涼しい。
昨夜は雨が降ったようで、ここまでのルートも濡れていた。
このルートを利用する登山者は少ないようで、あまり整備されていない。
ルート上には木々の葉が、はみ出しており、歩くたびにズボンにあたる。
木々の中の葉には、雨のしずくが着いたまま、乾ききっておらず、容赦なくズボンが濡れていく。
赤面山頂に着くころには、ズボン、登山靴が濡れてしまい、不快な気分にされてしまった。
登山道入り口から40分。歩き始めて、2時間弱で、赤面山山頂へ着いた。
快晴。青空の下、茶臼岳、朝日岳、前岳の後ろに三本槍岳。須立山、そしてきれいな旭岳。周りの山々もはっきりと見える。すばらしい。
東側の下界は、まだ雲海の下にある。三本槍岳、旭岳の後方の西側の空は霞んだままである。
磐梯山、吾妻山も雲に霞んでようやく見える程度。布引高原の風力発電が並んで立っているのが確認できる。
ここで、25分ほど休む。
濡れたズボンも乾いてきた。赤面山の斜面を下り鞍部を歩いていくが、ここも木々の葉がルートを覆い、乾ききっていない葉がズボンに当たり少し濡れてしまった。
鞍部からの旭岳も美しい。。
斜面に取り掛かり、途中笹の根で歩きにくいが、最後の岩場を登りきると北湯との分岐点に出る。赤面山からここまで50分。
岩場を登り、大岩手前の休憩点で茶臼岳朝日岳を望みながら10分ほど休む。大岩の上から周囲の展望を満喫。
清水平の分岐を過ぎ、約四時間で三本槍岳に着いた。
10:00 誰もいない静かな山頂。流石山〜三倉山の稜線。旭岳に雲がかかり始める。茶臼岳、朝日岳ははっきりと見える。
ややしばらくして単独行が到着。大峠を通り三斗小屋温泉、そしてロープウェイで帰りますという。挨拶を交わして別れる。
ここで20分ほど休憩した。
10:20 三本槍を下りるころには前岳に雲がかかり始めるが、すぐに消えてしまった。
復路も、大岩前の休憩点で休憩。15分ほど山の景色を楽しむ。
当初、赤面山〜三本槍岳の往復を考えていたが、往路の不快のルートに、予定を変更。
中の大倉尾根を通り、北湯へ向かい、途中から林道を通って、白河高原スキー場へ戻ってくるコースに変更した。
このルートは、10年ほど前に一回歩いたことのあるコースで、道の状況はある程度分かっている。
赤面分岐からゆるく長い下りのルート、40分ほどでMt.ジーンズの分岐を過ぎ、季節になればシロヤシオが咲くコースをゆっくりと降りてくる。
途中、アサギマダラが一羽(正式には1頭というらしい)、ひらひらと舞い飛ぶ姿が見られた。
グランデコ、天元台あたりでも観察できる蝶で、長い距離を移動する蝶として有名な蝶であり、グランデコでは毎年観察会が開かれるほどである。
ここ那須の山中でみられるとは思わなかった。
Mt.ジーンズの分岐から30分ほどで、北湯へ向かる登山道を横切る林道にぶつかる。
ここから、50分ほど歩いて旧有料道路へ出る。
10年前と比べると、このルートはほとんど使われていないようで、荒れに荒れている。
草は伸び放題。雨水の流れで砂利道は深くえぐられており、車は通行できない。
スキー場のリフトが見え始めたころからは、雨水の流れが制御されているようで、道の荒れはそれほどではなくなくる。
しかし、誰一人と出会うことのない静かな山道は、不気味な感じがする。ちょっとした物音にも敏感にならざるを得ない。
両手を打ち鳴らし、音を出しながら歩いた。
スキー場の広い斜面が見えてくると、道路は整備されてくる。
ゲレンデも草が刈り払われて、人が歩けるコースが出来ている箇所がある。
あとで分かったが、スキー場のゲレンデを通って途中から林道へ出ることができるようだ
これが出来れば、大分時間短縮ができそうだ。
13:10 旧有料道路へ出た。ここから、30分ほど歩いて白河スキー場跡へ戻ってきた。
[福島の山歩記]
http://www.geocities.jp/akbncom/yama/24/akasanooku/index.html
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