御在所岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 798m
- 下り
- 812m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
7:55路肩駐車地点―8:35中道登山口―9:27おばれ岩―11:32山頂―13:55藤内小屋―15:04駐車地点 |
写真
感想
W氏の北アルプスに向けての次なるステップとして、岩場の鎖と梯子を経験するという事で、御在所岳中道を選んだ。2012年5月5日の子供の日、朝6時にW氏とともに自宅を出発。湯の山温泉から鈴鹿スカイラインに入り、武平峠に向かう。路肩に駐車した車が数台あり、ここら辺りが登山口だろうと、われわれも空いた一角に車を停める。支度をしてスカイラインを歩き始めると、路肩駐車の車が連なっている。パトカーが頻繁に行き来し、車道にはみ出している車がいないかチェックしている。足ならし程度の車道歩きとふんでいたが、いつまで経っても登山口は現れず、いい加減車道歩きも飽きて来た頃、裏道登山口が現れる。今日は中道をピストンする予定であったが、それは裏道と中道、それぞれの登山口が大分離れているからという理由からであった。こんなことなら帰りは裏道にしようと、さらに車道を登って行く。途中、無人の駐在所があり、そこでひと休み。駐車地点から歩く事40分、ようやく中道登山口に入る。ここから中道を登るのは3回目であるが、ほとんど覚えがない。砂礫のルンゼ状の登りが続く。50分程登って「おばれ岩」に到着。続々と人が上がって来る。老若男女、色とりどり。キレットの前では大渋滞。その間、W氏に、確実な三点支持、出来るだけ鎖に頼らない、鎖に掴まる時は前の人が済んでから、鎖がどこかに引っかかっていないか等々、レクチャーする。いよいよ我々の番。W氏も無難に降りる。キレットを渡って、再び登りが続く。以前登った時には気にも留めなかったが、W氏を連れていると、結構急な岩場が多い事に気付く。頂上台地に登り着くと、ゴンドラで上がって来た人も加わり、大賑わいである。ハルリンドウが小さな花びらを思いっきり広げ、お陽さんを一杯に浴びている。ゲレンデを登って、山頂に到着。山頂広場のベンチに坐って昼食とする。歩いて来る人、リフトで上がって来る人、色んな姿をしたヒトヒトヒト。広い山頂広場も混み合ってくる。目の前の標識には、「御在所岳頂上 1212M ←三重県 県境 滋賀県→」とある。「ふ〜ん、そうなんだ、知らなかった」。ゆっくり休んで下山。裏道を下る。なだらかな道であったような記憶があるが、結構急なところもある。藤内壁に取り着いているクライマーが見える。藤内小屋でひと休み。この小屋は数年前の豪雨で壊れ、建て替えられたと聞いていたが、小屋はもとの古いまま建っている。小屋のおじさんに聞くと、「前倒しになった小屋を引っぱり上げて建てた。皆さんのおかげです」と云う。「家の中を通って流れた土砂で、小屋の前の広場が広くなった」と、なんだか嬉しそうに話す。藤内小屋からしばらく下ると、砂防ダム工事が行われていて、右岸を巻いて登る。日向小屋はどこに行ったのか、気がつくともう裏道の登山口であった。鈴鹿スカイラインを歩いて下り、15時4分、無事路肩駐車してある車に辿りついた。片岡温泉という日帰り入浴の施設、混み合ったお風呂であったが、汗を流すことは出来た。
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