大朝日岳2018年夏の陣



- GPS
- 26:53
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,573m
- 下り
- 1,566m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 2:48
- 合計
- 9:30
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:20
天候 | 1日目:晴れ/2日目:くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし |
その他周辺情報 | 朝陽館は年季の入った建物だが、掃除は行き届いており、快適だった。お客は我々のほか、ご夫婦らしき1組のみ。2階の8畳部屋を悠々と使うことができた。宿のご主人が明日のルート案内、特に水場の情報などを詳しく教えてくれたので、水に関する心配は一切なくなった。鉱泉も3人くらいが浸かれる広いもので、写真でイメージしていたものよりだいぶ快適だった。食事もイワナの塩焼きのほか、山菜づくしでいずれも美味だった。夜は涼しく、久しぶりにクーラーを入れずに爆睡できた。 |
写真
感想
8/4(土)
朝から無風快晴で絶好の登山日和。朝食を朝陽館でとってから、ゆっくりと出発。最初の尾根までの登りはつづら折りの急登だが、長くはない。尾根に出てからは比較的なだらかな樹林帯の道。木漏れ日が気持ちいい。一服清水で少し水を汲み、古寺山へ。このあたりから携帯が入るようになる。快晴で朝日連峰の眺望良好。巻道は行かずに小朝日岳へ。この道を使う人は少ないようで、頂上にはだれもいない。大朝日岳、反対には鳥原山が良く見える。日差しが厳しいので、下った木陰で昼食休憩。コルの熊越まではかなりの急坂を下る。振り返れば、小朝日岳の北西面はかなりの急傾斜だった。熊越からしばらく登ると徐々に樹林帯を抜けてくる。大朝日岳への登りは花崗岩の岩肌が白く照り返る。勾配が急になるところの手前に銀玉水が。山形の名水100選なだけあって、冷たくて美味しい。ここでボトルを満タンにして登る。勾配がきついが見晴らしが良く気持ちいい。頂上付近はなだらかになって、大朝日小屋の脇はお花畑になっていた。小屋でとりあえず寝場所を確保。中二階の鉄格子で囲まれたスペースで篠原さんと二人分を確保する。その後、大朝日岳山頂へ。やや雲が出てきたが、月山、蔵王、吾妻連峰、磐梯山などの山々と米沢盆地、山形盆地などの地形がよく分かる。記念写真の後、Sさんは無線で交信。鹿島槍山頂や富山などと通じたそうだ。16時ごろに小屋に戻ると大混雑。20人近くのグループのほか、10人ほどのグループ2つと個人客でごった返す。我々はスペースを確保できたが、80cmほふどの幅で1階、2階、中二階、屋根裏がぎっしり埋まった。外で気持ちよく乾杯&夕食の後、18時には身動きが取れず就寝。暑さといびきなどでなかなか寝付けなかった。
8/5(日)
3時ごろからグループ客が起き出して準備や話をするので4時には起きた。寝床を片付けてパッキングし、5時出発。風がかなり強く、帽子は脱ぐ。5時過ぎに雲の間から朝日が。秋田の方の空は鈍色だが、朝日岳付近はまだ青空。強風の中、小朝日岳を目指す。1時間もすると大朝日岳も雲に覆われて見えなくなり、我々も雲に追われる。熊越でコーヒーを飲みながら朝食。後は雲との競争で下山を急いだ。時折ポツポツ来たものの、まともには降られず、10時前に古寺鉱泉着。このころから雨が本降りになる。我々はタイミングよく車までたどり着いたので、ほとんど濡れることなく今回の山行を終えることができた。充実したいい山旅であった。
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