氷瀑「ノシ滝」(日光澤温泉の犬に会いに奥鬼怒へ)

2020年02月11日(火) [日帰り]

• GPS: 04:57
• 距離: 11.0km
• 登り: 474m
• 下り: 478m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:40
• 休憩: 1:15
• 合計: 4:55

9:28 女夫渕温泉
10:22 10:22 コザ池の滝
10:59 11:01 八丁の湯
11:19 11:24 加仁湯
11:35 11:40 日光澤温泉
11:55 12:29 丸沼分岐
12:35 13:04 日光澤温泉
13:12 13:12 加仁湯
13:19 13:20 八丁の湯
13:41 13:42 コザ池の滝
14:25 女夫渕温泉

天候

曇り のち 晴れ
(前夜から朝まで降雪あり)

アクセス

利用交通機関：

バス

女夫渕行きの日光市営バスを利用。
始発到着から終発発車まで6時間しかないので、日帰り計画にはご用心。スタッドレスタイヤのマイカーならば余裕が持てるでしょう。

コース状況／危険箇所等

人が頻繁に歩くトレース上は雪が薄い。
丸沼分岐までは斜度のゆるい道しかない。
スノーシューのヒールリフト機能も重りにしかならないため、念のためのワカンだけ携行したが未使用。
チェーンアイゼンも使わず、ツボ足だけで問題なかった。

その他周辺情報

女夫渕、八丁の湯、加仁湯、日光澤の各宿には自動販売機がある。

写真

2/11 9:18

女夫渕バス停に到着。川治温泉から先の栗山地区の道路は、朝方までの降雪で真っ白でした。遅い出発ではありますが、日帰り強行軍で氷瀑を見学し、温泉に浸かってこようと思います！

2/11 9:19

それぞれが泉質も建物の雰囲気もキャラが違う4つの温泉宿。

2/11 9:27

加仁湯温泉の送迎サービスバス。加仁湯と八丁の湯は宿泊者のみ大幅なショートカットができます。日光澤温泉は徒歩でしか探訪できません。

2/11 9:29

歩き始めからして、雪国の渓谷を味わえます。

2/11 9:33

アップダウンは少しありますが、整備された自然遊歩道を歩けます。

2/11 9:49

快適。小雪がやんできて、雲の層が薄くなってきました。だんだん晴れていきます。

2/11 9:56

途中いくつかのミニ氷瀑が見られます。プチ・イエローフォールである「カッタテの滝」

2/11 9:58

ドリルかネジのような氷瀑の先端。

2/11 10:06

地吹雪。陽に照らされて雪面は徐々にウェットになっていきますが、朝のうちは降りたてのパウダーが舞います。

2/11 10:10

名もなき小さな氷瀑。

2/11 10:15

渓谷を見下ろせば、さすが尾瀬に近い豪雪地帯。

2/11 10:18

最初の方はトレース無しでしたが、この後に登山者とスライドしてからは踏み固められた行程でした。

2/11 10:46

天気は上々です。

2/11 10:51

ちょっと何の山か分かりませんでした。根名草山かもしれない？

2/11 10:57

八丁の湯が見えました。お洒落なログハウス宿舎や、中にはBARもあるらしいです。

2/11 10:59

いつか温泉に入りたいです。

2/11 11:03

振り返って見えた山。何の山？

2/11 11:08

この辺りは、除雪車が整えた林道歩きが続きます。加仁湯が見えてきました。

2/11 11:11

古い建物。

2/11 11:14

立派な本館。冬でも賑わいが感じられました。ワタスゲの季節に鬼怒沼山に行くことがあったら、入浴したいところ。

2/11 11:31

冬の奥鬼怒渓谷。

2/11 11:31

川沿いをゆるやかに登ります。

2/11 11:35

日光澤温泉に到着。
すると、看板犬サンボが外に出てきました！

2/11 11:36

なでなで。
わずかな引き戸の隙間を、鼻先で押し開けて自力で出てきたようです。人懐っこいやつめ〜

2/11 11:36

きれいな毛並みのシバ犬と、山小屋情緒ある日光澤温泉の図。

2/11 11:39

温泉は後でいただくので、先に氷瀑を探しに行きます。丸沼分岐の手前まで、登り道。

2/11 11:40

降雪後の温泉神社。

2/11 11:44

トレースくっきりの簡単なトラバース道。この辺りが全行程のなかで一番登山ルートらしいかも。

2/11 11:53

まもなく目的地が見えてきました。丸沼分岐の手前、ちょっと北側にあります。

2/11 11:55

氷瀑「ノシ滝」。

日光エリアの氷瀑としては小規模で、雲竜渓谷や庵滝には敵いませんが、暖冬にもかかわらずなんとか見栄えを誇っていました。

2/11 11:56

天気も良し。きぶん良し。

2/11 12:26

『ヤマノススメ』のあおいちゃん。氷瀑ガール。

2/11 12:46

一方で私は、グラサンとネックウォーマー、毛織り帽子とテーラードジャケットという、謎の覆面男です。

2/11 12:44

そしてそして、日光澤温泉に日帰り入浴。
増税にも負けずに500円で、雪見露天風呂を楽しめました！

2/11 12:44

乳白色。硫黄泉の香り。ほどよいぬるさ。青空。
できれば時間に余裕をもって温まりたい秘湯でした。

2/11 13:21

慌ただしいですが、サクサクと帰ります。奥鬼怒温泉郷、また来ます！

2/11 13:30

晴れ渡って暖かな午後。湯冷めしませんでした。

2/11 13:58

帰りもカッタテの滝を一瞥。
もしかしたら今週末の暖気で、氷瀑シーズンも収束してしまうかもしれません。

2/11 14:02

午前中とは別の道みたい。雪解けの速さ。降ってもガンガン溶けてしまう暖冬。

2/11 14:13

こんな天気の日、氷瀑らしい氷瀑が見られたことに感謝。

2/11 14:26

帰ってきました。駐車場の雪が消えてる！

2/11 17:38

バスを降り、鬼怒川温泉に移動して夕食。中華「香雅」で羽根付きギョウザ、二人前。鉄鍋のコンディションが良くて大成功。みごとな円形でした。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX500 SONY

iPhone 7 Plus Apple

感想

sprout

温泉旅。
宿泊しないそれは価値の低いものでしょうか。ある程度は、そうかもしれません。
それでも行きたい！ということで今回、冬の日光澤温泉を探訪してきました。

この憧れの温泉の近くに氷瀑もあるとの情報。
暖冬の今年は、２月前半がリミットか？と予想して、この日しかないとの思いで現地入りしました。

天気に恵まれて、氷瀑、入浴、犬という三大目的をとりあえず果たすことができました。
もちろん日帰り強行軍ですから、ゆっくりとなんかできませんでしたが。
やはり、宿泊したいものです。二日あれば、白く広大な鬼怒沼湿原にも行ってこられたかもしれません。

次回、奥鬼怒に来るとしたら、6〜7月のワタスゲシーズンに鬼怒沼山に登るときでしょうか。
今回で、ある程度の距離感と参考CTも得られました。
加仁湯か八丁の湯にはいるチャンスにもなりそうです。