大雪お鉢平めぐり
- GPS
- 25:58
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,277m
- 下り
- 1,265m
コースタイム
(9/2)黒岳石室410→435桂月岳520→540黒岳石室700→黒岳720→810黒岳リフト七合目
天候 | 9/1曇→晴 9/2快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
黒岳ロープウェイ(りんゆう観光)http://www.rinyu.co.jp/modules/pico01/ ロープウェイ:往復1,850円 リフト:往復600円 ※リフト券はリフト乗り場で購入 運行時刻・間隔は変動あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
リフト七合目に入山・下山届記入場所あり。 黒岳石室まで:これといった危険個所は特になし 黒岳石室→間宮岳:北鎮分岐直下にあった雪渓がなくなっていた。そのため、視界不良時でもペイントを頼りに行けば問題なく通行できる。 間宮岳→黒岳石室:渡渉(×2)があるが、足場があるので安心。 桂月岳:ペイントが分かりづらい箇所があるが、迷いこむ心配はない。 黒岳石室:幕営する場合は一人500円(トイレ協力金込み) ビールはクラシックと黒ラベルを500円で販売 利用した温泉:黒岳の湯(10:00〜)600円(シャンプー・リンスあり) |
写真
感想
「ゆっくり周るお鉢平めぐり」
年齢が若くてまだ青い私たちは、どうしてもスピードにものを言わせてしまう傾向にあります(汗)。しかし、そろそろ「ゆっくり・じっくりやる」楽しみも学ぶべきかと思い、お鉢平をゆっくりめぐって黒岳石室に泊まるというプランを設定しました。
意気揚々とリフト七合目を出発したのは良いのですが、縦走装備を背負っての急登は体にこたえます。久々の山だというメンバーもいたため休憩をこまめにとり、黒岳へ向かいました。
黒岳へは行動時間1時間少々で到着。快晴とはいきませんでしたが、表大雪・北大雪の眺めを満喫しました。黒岳からの眺めを堪能した後は黒岳石室へ。装備からテントを出し、それを張りました。比較的早い時間帯からテントを張ることができたため、気楽に進むことができそうです。残りの縦走装備もデポし、いざ出発です。
北鎮までは景色や高山植物を楽しみつつ、歩きました。この周辺は植物保護用のロープがあり、足場も整備されているため快適に進むことができます。
あっという間に北鎮分岐へ。北鎮直下には岩の急登が待ち構えているため、ザックはデポして向かいました。注意深く岩の急登を登ると標高北海道第2位の北鎮岳です。北鎮岳からは安足間岳や愛別岳の姿をよく臨むことができました。
その後は中岳分岐を経由し間宮岳に向かったのですが、この付近は風と雲の通り道として有名です。昨年の夏に裾合平から中岳分岐に出た際も突くような冷たさと風にやられた思い出があります。今回は風こそなかったものの、ガスがかかっていました。
間宮岳に到着した後、大休止をとりました。今回初めて知ったのですが、この辺り一帯は「周氷河地形」という珍しい地形だそうです。その景観保護のためコースから外れないようにと教わったのですが、そんなに重要な地形なのであればロープ等で保護すべきであると思いました。
休憩後はゆっくりと荒井・松田・北海の順に周り石室に戻りました。ガスがかかっていて高根ヶ原より向こうが見えなかったのが残念でしたが、楽しむことができました。
二日目は桂月岳に登り、ご来光を拝みました。ところでこの桂月岳の登り、決して難しくはなかったのですがペイントやデポが乱立していて進路を困難にしていました。ご来光は雲海とのコントラストも相まって実に見事なものでした。
桂月から戻った後は食事をとってテントをたたみ、帰路につきました。下界に下りたのは9時頃でしたでしょうか。お決まりの黒岳の湯で汗を流した後、旭川に立ち寄りつつ札幌へ戻りました。
時間があればこうしてまたゆっくり山をめぐりたいものです。
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