【飯南作戦】龍崖山・柏木山・大高谷山・周助山・楢抜山・竹寺・子ノ権現【戊61.7】

2020年02月15日(土) [日帰り]

• GPS: 10:34
• 距離: 33.6km
• 登り: 2,293m
• 下り: 2,217m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:52
• 休憩: 1:42
• 合計: 10:34

5:55 飯能駅北口
6:08 6:08 割岩橋（入間川）
6:28 6:33 龍崖山登山口（龍崖山公園）
6:50 6:53 燧山
6:58 6:59 富士山見晴らし台
7:01 7:07 龍崖山
7:12 7:13 三四郎平
7:15 7:16 軍荼利神社
7:18 7:20 八耳堂
7:35 7:36 あかね尾根道コース入口
7:37 7:38 茜台自然広場
7:52 7:53 フェンスコース分岐
8:01 8:01 カモシカ新道入口
8:06 8:06 五丁目
8:08 8:16 柏木山
8:34 8:38 榎坂
8:45 8:46 大高谷山登り口
8:55 8:55 「大高ジャンダルム」
9:05 9:08 大高谷山
9:18 9:18 大高谷山登り口
9:58 10:05 セブンイレブン飯能原市場店
10:30 10:30 周助山登山口
10:52 10:53 周助山
11:06 11:08 ノボット
11:17 11:17 根藤
11:24 11:29 車道出合
11:35 11:35 烏帽子
11:55 11:55 仁田山（嶺）
12:04 12:05 仁田山峠
12:27 12:34 楢抜山
12:52 12:53 仁田山峠
13:06 13:06 仁田山（嶺）
13:20 13:20 滝ノ入山
13:32 13:32 八幡坂ノ頭
13:41 13:45 竹寺の鐘楼
13:50 13:51 竹寺
14:01 14:02 竹寺
14:18 14:19 豆口山
14:23 14:23 豆口峠
14:46 14:46 天目指峠分岐
14:51 14:53 子ノ権現
14:55 14:58 奥の院
14:59 15:00 子ノ権現
15:03 15:03 子の権現駐車場
15:19 15:19 降魔橋
15:23 15:49 浅見茶屋
15:51 15:52 不動滝
16:11 16:11 東郷公園御嶽山第一駐車場
16:14 16:14 諏訪神社
16:29 吾野駅

天候

晴れ〜薄曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：西武池袋線飯能駅
復路：西武秩父線吾野駅

コース状況／危険箇所等

道路や宅地が間近に迫る中でも山の感じがしっかりと残っている。
楢抜山へは急なアップダウンを伴い、長丁場での寄り道ではなく、単独で歩くべき。

その他周辺情報

子ノ権現を降りたところに浅見茶屋
吾野駅前に売店
横瀬まで移動して武甲の湯

写真

2/15 5:54

吉野家で朝食を済ませて出発。

2/15 6:07

割岩橋。もう外を出歩いている人がいる。

2/15 6:13

徐々に朱に染まる里山

2/15 6:27

龍崖山登山口。入山する頃に日の出時刻を迎える。

2/15 6:38

無料お休みどころ？有料の所もあるのかね。

2/15 6:44

一旦下って、幅のある涸沢を越える。

2/15 6:50

燧山

2/15 6:50

南側、工業団地側の展望が開けている。

2/15 6:50

丹沢

2/15 6:51

大岳山、御前山等奥多摩の奥に富士山が頭だけ。白んでいるのでわかりにくいが。

2/15 6:51

奥多摩も奥まで行けば山肌が白くなっている。

2/15 6:52

東天のモルゲンロート

2/15 6:58

富士山見晴らし台から富士山

2/15 7:00

結構広い龍崖山山頂

2/15 7:00

東側は遮るもの無し。

2/15 7:02

とても幻想的だ。パソコンの壁紙にしよう。

2/15 7:03

昔は山に飯のタネがあったから山に住んだわけだが、今は何を求めて山に宅地を造成するのだろう？

2/15 7:04

左が大持・小持、真ん中が武甲、右が天覚山。

2/15 7:11

三四郎平

2/15 7:17

八耳堂に下る。

2/15 7:17

今冬、まともな氷を初めて見た。

2/15 7:22

満開の白梅

2/15 7:36

茜台自然広場から柏木山を目指す。

2/15 7:48

柏木山分岐で、キリの良くない時刻にメロディーが流れてきた。工場始業前の合図だろうか。

2/15 7:51

フェンスコースの方が近道だが、カモシカ新道に迂回することにする。

2/15 7:52

分岐は富士ビュースポットでもある。

2/15 8:00

カモシカ新道入口

2/15 8:00

カモシカ神社鎮座の大岩の下部にはマメヅタが自生している。

2/15 8:05

おおう、五丁目の木がばったり。

2/15 8:06

開けた山頂部

2/15 8:07

柏木山

2/15 8:08

先ほどの龍崖山と工業団地越しに南東方面の展望あり。

2/15 8:09

柏木山から東京スカイツリー

2/15 8:09

西武ドーム

2/15 8:10

薄っすらと丹沢、大山付きで。

2/15 8:11

そして、富士山。

2/15 8:13

山頂にはいろいろなオブジェが。

2/15 8:15

鉄塔のある風景

2/15 8:37

暑くなってきたので榎坂配水場で1枚脱ぐ。

2/15 8:39

何かあるたびに崩れていそうな感じ。

2/15 8:44

一度スルーしようとしたのだが、せっかくなので立ち寄ることにした。

2/15 8:48

この橋らしきものを渡り、

2/15 8:49

土砂が流れた跡をそのまま道にしたような所を登る。

2/15 8:52

ん？大高ジャンダルムとはまた大仰な。

2/15 8:53

手を使わずに登れ、人の胴体大の岩が直上から落ちてくることも無い。

2/15 8:54

さすがに、これで「ジャンダルムって大したことないんだな」と本物に取り掛かる人はいないと思うが。

2/15 9:04

大高谷山到着。奥は東都飯能カントリー倶楽部。

2/15 9:10

下りに使った道はちょっと荒れているので若干注意。

2/15 9:35

東都飯能カントリー倶楽部沿いの道から見えたのは棒ノ嶺ではなかったか。登山道復旧していれば、また行くか。

2/15 10:04

セブンイレブンで食料補給。これが後で効いてくる。

2/15 10:28

周助山登山口。最初、進行方向に見えていた高台の神社から入るのかと思ったが、目立たない民家の脇だった。

2/15 10:34

結構な急登だ。

2/15 10:51

周助山

2/15 10:56

何か木の幹をガシガシ傷つけたような跡が。

2/15 11:03

整然とした木立

2/15 11:05

登戸（ノボット）

2/15 11:19

烏帽子を前にして辺りが開ける。

2/15 11:23

車道出合

2/15 11:28

向かい側が垂直の崖だったので、取り付きを探すのに若干手間取る。

2/15 11:44

道中、所々で石が積まれている。

2/15 11:54

47号鉄塔、すなわち仁田山の辺り。

2/15 12:04

仁田山峠までが急な下りだったので、先行く道にも不安がよぎる。

2/15 12:15

ああ、やっぱり道が険しくなっている。

2/15 12:19

登った後に一旦下るのも脚にくる。

2/15 12:26

楢抜山

2/15 12:34

濃緑色の水面、名栗湖が見えた。

2/15 12:38

楢抜山から戻るのも結構大変だ。

2/15 12:51

仁田山峠を通る道は通行止め。

2/15 12:56

ちょっと足を伸ばすにはハード過ぎた。

2/15 13:17

鉄塔の奥が滝ノ入山ピーク部

2/15 13:24

鉄塔下から奥武蔵深奥部を眺められる。

2/15 13:25

名栗観音

2/15 13:31

牛頭の峰

2/15 13:37

ああ、何故か険しい尾根道に足が向く。

2/15 13:40

竹寺鐘楼

2/15 13:42

鐘楼から名栗観音、有間山

2/15 13:50

竹寺本殿

2/15 13:51

茅の輪を潜って新型コロナウイルス感染症終息祈願。

2/15 13:53

珍しい竹の鳥居

2/15 13:55

今期、雪を見るのはこれが最後かもしれない。

2/15 13:56

天気は午後には薄曇り。東京方面も白む。

2/15 13:59

香り高い紅梅

2/15 14:18

豆口山は初めて登頂したかもしれない。

2/15 14:22

下りてきたら豆口峠の裏手（画像奥）側に出た。

2/15 14:26

ここさえ乗り越えれば後は楽になるはずと信じて踏ん張る。

2/15 14:32

本当に道が楽になった。

2/15 14:50

子ノ権現

2/15 14:55

奥の院の展望所から東京スカイツリーは見えなくなっていたが、西武ドームは見えた。

2/15 14:57

子ノ権現の奥は伊豆ヶ岳。

2/15 14:59

棒ノ嶺（右）に大岳山（真ん中奥）といったところか。

2/15 14:59

いつもお疲れ様です。

2/15 15:02

駐車場から奥武蔵の前縁部

2/15 15:04

浅見茶屋の営業は16時頃まで。何とかなりそうだ。

2/15 15:11

下り道でクールダウン。

2/15 15:18

な、長かった〜。

2/15 15:21

締めはもちろん浅見茶屋。

2/15 15:26

水源が細って大変と聞いたが、鹿による食害も結構あるらしい。

2/15 15:34

ぶっかけうどんを食す。食べごたえのあるのが良い。

2/15 15:40

味噌田楽も来た。

2/15 15:50

不動滝は見えやすいように手前の木々を切ったようだ。

2/15 15:55

血抜きだろうか。道中、猟師達が、鹿を沢水で洗っていた。

2/15 16:12

奥から太鼓の音が聞こえる東郷公園・御嶽山神社

2/15 16:28

吾野駅到着。締めは横瀬まで行って武甲の湯へ。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

感想

narodniki

1月末から俄然仕事を巡る状況が風雲急を告げ、それから2月前半にかけて疾風怒濤の大嵐。前の週末は家で仕事を片付けようと思うも、実際に休日になってみると仕事をする気にもならず、かといって出かける気も起きず、無為に過ごしてしまった。
この週末は、仕事の方もとりあえず一つの山を越え、天気も良さそうということで、春に虫が土中から出てくるように私も外を出歩くことにした。

【龍崖山・柏木山】
私の山行の基は、先の八国山〜七国山間のように山と里の際（きわ）の散策だが、本格的な山行は飯能（と奥多摩）から始まったと言ってよい。
しかし、まだ歩いていない山がすぐ近くにあるとは。これは歩いておかねば。
登山口へ向かう道すがら、山に挟まれた道を、これまた十数年前に歩いたことがあるなあと思いをいたす。今となっては何を求めて西の方に歩いたのか全く覚えていないが、その時は植栽や道祖神等、山村の風景を楽しんで歩いたものだ。
今は山の近くまで宅地の造成が進んでいる。例えば、美杉台は本当に最近できた街区だ。古くからの家が空き家となって朽ち果てていく一方、新しい宅地をわざわざ山林を切り開いて造っているというのが、何とも言えない気持ちになる。裏では旧来の土地建物を売ろうにも相続人が何千人もいるといった強固な私有財産権の壁があるのだろうが。
初めて登った龍崖山、柏木山はいずれも展望が開け、こんな山を今まで知らなかったのかと山の奥深さを改めて感じる。何より、頭だけとは言え、富士山が見えるのが良い。

【飯能南部：大高谷山・周助山・ノボット・楢抜山】
「思いつきのルート変更はやめよう」とはよく言われることである。特に長丁場の場合には。しかし、ちょっと足を伸ばすことで可能性は如何様にも広がる。
「大高谷山登り口」という標識が最初目に入った時、私はそのまま通り過ぎることもできたのだが、これも何かの縁ということで、立ち寄ることにした。
こういう寄り道は体力と時間に余裕がある時は存分に行いたい。
その先の楢抜山まで足を伸ばしたのは予定通りだが、こちらの方は既定方針通りだったにも関わらず、やや危機感を抱く。何しろ、予定本線から外れる距離が違う。丹沢・塔ノ岳山頂から方道10分の水場どころではないしんどさを、仁田山峠への急な下りで感じる。これはヤバいぞ、と。案の定、その先も急登。しかも、楢抜山は一旦急降下してまた登り返した先にあるというスパルタンな山道。
こういう時は、落ち着いて休む。楢抜山で腰を下ろして暫し休む。途中の周助山やノボットには腰を下ろせるような所が無かったが、これで気持ちも楽になった。
そういえば、周助山の尾根はヤマプラでは破線になっているが、何故だろうか？数m程藪が濃い所があったくらいで、迷ったり危ない目に遭ったりしそうな区間は無かった。これも多くの人が歩いて難度が下がったということなのだろうか。

【竹寺・子ノ権現】
実のところ、楢抜山へと下る途中から、先日の所沢〜飯能横断で痛めた左膝裏に軽い違和感を覚え、状態がまた悪化するのではと不安が募る。その割には予定通り楢抜山まで行ったり、竹寺まで尾根伝いに進んだりと相変わらず脚を酷使したものだが、そこは歩き方に気をつけてしのぐ。
健脚祈願の前に健脚をダメにしてしまうようなことは無かった。めでたしめでたし。

【ヤマレコアプリのナビゲーション機能】
今回、里と山を行ったり来たりすることから、先日の桐生山行のように入山口を見誤ることが無いよう、アプリのナビゲーション機能を使ってみた。
なかなか良い機能である。予定ルートを外れたら警告を発してくれるというのは既に多くの人が取り上げている良い点だが、加えて、定期的に時刻と標高を教えてくれるというのも意外と良い。一人だと沈黙を伴って歩く時間も多いので、たまにそういうのがあると、良い気晴らしになる。山頂まで長時間を要する山だと「あとどのくらいあるんだ？」とやきもきすることも多々あるが、15分とか20分おきに自動的にわかるようにしておけば、精神的疲労が和らぐかもしれない。
ただ、私はデータ無制限サービスではないので、その辺りだけ心配である。

【総括】
今回はよく歩き、よく食べた。
浅見茶屋はいろいろと大変なようだが、何とかして盛り立てていきたい。
関東一都六県であと歩いていないのは、後回しにした千葉と栃木か。
どこで歩くにせよ、ガッツリ歩いた後は軽めのでいこう（憩う）。

〜おしまい〜