ヤンバルを歩く(ヤンバル三ヶ村)

2020年02月10日(月) ~ 2020年02月14日(金)

• GPS: 49:38
• 距離: 172km
• 登り: 5,893m
• 下り: 5,890m

コースタイム

1日目
4：31 宿-6：14 古宇利大橋-7：48 奥武島-10：33 宮城島-12：35 大宜見村役場-14：41 半地(宿)
2日目
5：44 宿-7：06 新宇良トンネル-8：43 辺野喜橋-10：43 宜名真トンネル-12：06 辺戸岬-15：18 奥(宿)
3日目
3：06 宿-4：45 伊江橋-7：17 安田川-9：14 安波橋-11：49 新川川-13：06 高江バス停-16：48 平良(宿)
4日目
7：10 宿-8：33 慶佐次大橋-9：48 有津-12：02 嘉陽-13：21 三原売店-15：35 二見(宿)
5日目
6：32 宿-7：26 辺野古ダム-8：59 湯原-9：54 宜野座大橋-11：04 漢那道の駅-12：15 金武村役場-14：20 嘉芸小学校バス停

写真

2/10 6:23

毎朝、古宇利大橋を往復歩いているそうです。
『後姿を撮らして下さい』と言ったら笑っていました。

2/10 7:29

屋我地大橋。
屋我地島と奥武島に架かります。

2/10 7:36

琉球天橋立と呼びたい。

2/10 7:52

羽地奥武橋。前方が本島です。

2/10 8:37

真照喜屋御嶽(うたき)

2/10 8:50

色んな形のお墓ですが、中央の奥にあるのは西洋人の墓かもしれない。

2/10 9:34

大宜味村に入ります。
ヤンバル3村です。

2/10 10:10

『森川子の遺訓』
塩屋の集落に製塩技術を伝えたとか、組踊りの登場人物だとか、良く分かりません。

2/10 10:37

塩屋湾です。

2/10 12:34

奥の建物が大宜味村役場です。

2/10 12:54

県立辺土名高校。進学先の実績が張り出されていました。今年も頑張れ！

2/10 12:59

板干瀬(いたびし)と読むようです。

2/10 12:59

洗濯板のような感じです。

2/10 13:05

宮崎の洗濯板とは岩質が全く違います。

2/10 13:14

喜如嘉の浜辺です。

2/10 13:16

板干瀬の説明板がありました。

2/10 13:19

共同売店は目にしても、コンビニはほとんど見ません。

2/10 13:47

ヤンバル3村でも国頭村が最もヤンバルらしいです。

2/10 14:26

今夜の宿です。実際は少し離れた別館に案内されました。

2/11 7:56

沖縄風の漢字の読み方が判るようになったと思ったのは浅はかでした。
”じゃじき”と思いきや”じゃじち”でした。

2/11 8:58

気持ち良さそうな所で立って釣りをしているが、どれくらいの時間、立っているのだろうか。

2/11 9:28

辺戸岬に大きな部落はなく、トンネルがチェックポイントになります。前方は宇嘉トンネルです。

2/11 9:40

旧道のトンネルは資材ヤードとして活用されています。
酒蔵に使用している所を以前、見かけました。

2/11 9:40

宇嘉トンネルです。歩き易かったです。

2/11 10:17

山腹に進むべき道が遥かに続いています。
見えているのは、結構辛いものです。
竜飛岬や能登に比べれば、何でもないと言い聞かせて登りました。

2/11 10:28

宜名真トンネルです。

2/11 10:55

沖縄で”北国”小学校に出会いました。
国頭(くにがみ)村の北と言うことだと思います。

2/11 11:03

大石林山と辺戸御嶽と思います。

2/11 11:11

間もなく与論島に到着するA LINEのフェリーが見える。

2/11 11:58

辺戸岬に到着するや、展望の利くレストランで昼食である。
祖国復帰を願った本土に最も近い岬である。感慨深いものがあります。

2/11 12:03

沖縄県民の姿は良く理解できるが、先導するリーダーたちが好んで用いる”闘争”の言葉は解決を遅らせると感じます。

2/11 12:04

見えているのか見えていないのか与論島。

2/11 12:04

岬の北端が断崖と言うのが、祖国と切り離されたこの地の悲しさを強めているようだ。

2/11 12:05

人影はまばらです。
日本人が歴史を感じるべきポイントに中国人が目立ちました。

2/11 12:24

宇佐浜遺跡。

2/11 12:53

辺戸御嶽のある辺りと思われる。

2/11 13:57

種類は不明だが、桜には違いない。

2/11 13:58

辺戸岬から宿のある奥は近いと思ったが、相当な山中を歩きます。

2/11 14:30

奥に着きました。明日の朝食を仕入れます。

2/11 15:14

密林の中か、と思わせる今夜の宿です。
写真を撮り忘れましたが、良い宿です。
宿泊者5人と主人が一緒に食事をします。常連さんも多いようです。”海山木”で”みやぎ”と読ませています。

2/12 3:14

夜行性のヤンバルクイナに出会うことを期待して、ナイトウオークです。
奥はR58の起点です。

2/12 5:10

楚州共同店。中国のような地名です。
残念ながらヤンバルクイナには会いませんでした。

2/12 7:11

またしても”闘争”です。

2/12 8:41

このような表示が多くあります。
物騒な”キルロード”の表示もありました。

2/12 11:23

座り込みの方が違法でしょう。

2/12 11:27

警備員の物々しさ。本部町の土砂搬出場でも同様に警備員が多数、立っていました。
闘争運動する人たちがいるからこそ、職を得ている人も多数います。

2/12 11:35

近くのテント小屋に誘われて、オスプレイのヘリパッド反対住民の話を少し聞きました。
地図を広げて熱弁するが、同調することも反論することも、頃合いをみて、途中で失礼させてもらいました。

2/12 12:04

ジャングル訓練センターのメインゲート

2/12 13:59

新川ダム？

2/12 14:04

通過してきた大泊大橋。

2/12 15:00

広大な範囲だが、整然としています。
見る人が見れば、何かわかるのだろう。
送電塔の近くに人工物が多数建っています。

2/12 15:25

東村はパイナップル生産が盛んです。

2/12 15:55

平良湾に入りました。

2/12 17:27

手作り感満載の今夜の宿。
人は外観ではない。宿も外観ではない！
2食付5500円(税込み)。値段だけではない。ボリュームたっぷりで美味。食事だけでも食べたい！！

2/13 7:11

平良湾の朝日

2/13 8:08

沖縄では新聞受けが大きい。これは小さい方です。

2/13 8:14

慶佐次湾のマングローブ。
”ヒルギ”と言う木のようです。

2/13 8:15

慶佐次大橋。

2/13 8:29

デジカメが不調です。色々と画面が掛けますが、シャッターは全開しているように見えます。騙し騙し使用しています。

2/13 10:37

ここにも大きな新聞受けです。

2/13 11:38

1964年の聖火リレーで「種火」が旧嘉陽小正門前の聖火台で1泊しました。
今回の東京五輪聖火も再び、ここで宿泊することを地元民は熱望しています。実現させてあげたいと思います。

2/13 11:41

とりわけ欲しいものはないが、昼時なので、立ち寄りましたが休みでした。

2/13 13:02

カヌチャリゾートです。

2/13 13:48

”神アサギ”とは何のことかは理解できないが、ヤンバルの集落の祭祀空間には違いない。

2/13 13:59

大浦湾の汀間港

2/13 14:01

名護市立の小中一貫校緑風学園。

2/13 14:26

辺野古が近いので土砂運搬船でしょう。

2/13 15:26

宿のある二見は橋の下なので海に架かる二見大橋は通過しません。

2/13 15:34

今夜の宿です。外観は簡易増築のようです。
宿泊は奥の方の元自宅を宿泊者に開放しています。

2/14 7:18

辺野古弾薬庫近くです。この辺りの海が埋め立てられます。

2/14 7:22

2/14 7:33

地元民が当番で担当しているようです。
道路の反対側は異様です。

2/14 7:39

基地専用と思われます。

2/14 7:41

辺野古に一里塚があったとは驚きです。沖縄に残る唯一の一里塚です。1609年の薩摩侵攻後に建てられたと言われています。

2/14 7:48

何人もの高専の通学生とすれ違いました。

2/14 7:52

振り返ると沖縄高専の偉容です。

2/14 8:52

名護市から宜野座村に入ります。

2/14 9:57

通常は”通信”と表示されていますが、復帰前からのものでしょうか？　”TELEPHONE”です。

2/14 10:06

2月の沖縄はプロ野球のキャンプで賑わっています。

2/14 10:07

もう開場しているだろうに、何を並んでいるのだろうか？

2/14 10:19

多数入場しているのに、先ほどの人々は何を並んでいるのか。

2/14 11:01

道の駅

2/14 11:34

これはなかなか読めません。
”きん”か”こん”かで悩みます。
”武”が無読字になるのは、”奥武”(おう)と同じです。

2/14 11:45

楽天のキャンプ場です。

2/14 11:53

金武大橋。

2/14 11:53

金武ダム。

2/14 12:05

まだうるま市に入っていないが、同じ生活圏のようです。

2/14 12:39

キャンプハンセンです。

2/14 13:16

伊芸から見る金武湾です。

2/14 13:18

高速バス停ですが、14：36までありません。
一般バスでも良いので、先に進みます。

2/14 14:20

まだ歩けそうですが、14：26発で那覇バスターミナルへ向かいます。
今夜は那覇で泊まって、明日帰京します。

撮影機器：

DSC-W810 SONY

感想

ア?ドッポ

古宇利島を出発して5日間、本島北部のヤンバル3村を中心に金武村まで歩きました。本土復帰の象徴的場所である辺戸岬と私が勝手に称している”沖縄のチベット”ヤンバルを歩くのが主たる目的でした。
残念ながら”ヤンバルクイナ”には会えませんでしたが、生息する山間部のナイトウオークはそれなりの思い出になりました。
高江(人口150名)や辺野古など全国的に話題になる基地問題の現地を歩き、感じることも多々です。沖縄の人々は昔から周辺の島々は言うまでもなく、大東島、更には南米へと逞しく開拓(一種の自然破壊です)に出かけました。しかし、今では基地問題に対して自然破壊と言って頑強に反対しています。先鋭的な運動家は本土の人で沖縄を利用しているのかもしれません。
東京も大阪も自然破壊の上で反映しているのです。金科玉条に固執することなく沖縄の繁栄を模索して欲しいです。働くところが増え、就学環境も改善されることを願います。