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Yamareco

記録ID: 223210
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

焼岳 中の湯前泊〜上高地へ

2012年09月07日(金) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:19
距離
10.9km
登り
1,034m
下り
1,051m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

登り 新中の湯ルート (所要時間 2時間42分)
8:00中の湯温泉 -8:10焼岳登山道入口 -9:40中の湯新道分岐 -10:42焼岳山頂(大休止)11:07

下山 上高地へ 所要時間 3時間9分
11:07山頂 -11:51中尾峠 -12:05焼岳小屋(小休止)12:12 -13:43焼岳登山口 -14:16河童橋

総所要時間 6時間16分(大休止含む)
総歩行時間 5時間51分
天候 晴れ のち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
<前泊>
中の湯温泉旅館
http://www.nakanoyu-onsen.jp/

朝食が7時から
早朝発の場合はおにぎりを用意していただける
また、別途昼食もお願いできる「焼岳登山プラン」あり
そのプランでは下山後の入浴も無料


<ルート>
今回は自家用車を宿の駐車場に置かせていただき、焼岳から上高地へ下山後、タクシーで宿に戻る(金額は確かではないが3千円程度)


<日帰り用駐車場>
中の湯温泉から徒歩で10-15分ほど登ったところにある登山口前
林道沿いに約10台程度停められる
コース状況/
危険箇所等
<危険個所>

・山頂付近
南峰:立ち入り禁止の最高峰。下山してくるグループを見かけたが、ロープが張られていて立ち入り禁止

・下山(上高地ルート)
1.山頂から中尾峠に下りるまでのガレた岩場
特に中間あたりは左に迫ってくる大岸壁からの落石に注意

2.焼岳小屋から峠沢まで
はしごが連続。しっかりと取り付けられている
狭い登山道の崖側には笹や木々があっても踏みぬく個所があるので注意


<(旧)中の湯ルートは通行止め>
ちなみにガイドブックの多くは中の湯ルートが紹介されているが、現在はこのルートは崩壊のためロープが張られ、通行止めとなっている

<前泊> 中の湯温泉
2012年09月06日 13:22撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/6 13:22
<前泊> 中の湯温泉
2012年09月06日 13:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/6 13:24
温泉の玄関、ロビー、そして一部の部屋からは穂高が見渡せる
2012年09月06日 13:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/6 13:26
温泉の玄関、ロビー、そして一部の部屋からは穂高が見渡せる
2012年09月06日 13:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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宿泊すると、新釜トンネルの入り口わきにある「卜伝の湯」に無料で入ることができる
フロントに30分単位で予約する(送迎付き)
2012年09月06日 14:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/6 14:23
宿泊すると、新釜トンネルの入り口わきにある「卜伝の湯」に無料で入ることができる
フロントに30分単位で予約する(送迎付き)
中は洞窟のよう
味わい深い
2012年09月06日 14:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/6 14:24
中は洞窟のよう
味わい深い
翌朝
夜明けの太陽が穂高を照らし出す
2012年09月06日 17:56撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/6 17:56
翌朝
夜明けの太陽が穂高を照らし出す
宿の脇の道が登山道
2012年09月07日 07:58撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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宿の脇の道が登山道
と、猿が!
前日にも宿の周りにはたくさんいました
熊が2匹、この辺りに住んでいるとの情報も。。
2012年09月07日 08:05撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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と、猿が!
前日にも宿の周りにはたくさんいました
熊が2匹、この辺りに住んでいるとの情報も。。
登山道入口
目の前に車を停車できるスペースあり
2012年09月07日 08:09撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/7 8:09
登山道入口
目の前に車を停車できるスペースあり
2012年09月07日 08:27撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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しばらくすると森の中から焼岳が見えるようになります
2012年09月07日 09:28撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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しばらくすると森の中から焼岳が見えるようになります
だんだんと大きく見えてきて
2012年09月07日 09:30撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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だんだんと大きく見えてきて
進めば進むだけはっきり見えます
2012年09月07日 09:32撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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進めば進むだけはっきり見えます
休憩もできる広場で
2012年09月07日 09:33撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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休憩もできる広場で
いざターゲットを確認します。。。
2012年09月07日 09:33撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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いざターゲットを確認します。。。
が、実はこの時、目指す北峰は右の山(実際は尾根)だと勘違いしていた
本当はその間で噴煙を上げている白い山が北峰
2012年09月07日 09:39撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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が、実はこの時、目指す北峰は右の山(実際は尾根)だと勘違いしていた
本当はその間で噴煙を上げている白い山が北峰
さわやかな青空に向かって笹の原を登ります
2012年09月07日 09:48撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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さわやかな青空に向かって笹の原を登ります
左(南)の尾根
2012年09月07日 09:50撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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左(南)の尾根
北峰!
2012年09月07日 09:57撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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北峰!
2012年09月07日 10:10撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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2012年09月07日 10:11撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/7 10:11
槍みたい
2012年09月07日 10:15撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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槍みたい
登ってきた道を振り返り
2012年09月07日 10:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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登ってきた道を振り返り
南・北峰のコルから南峰を
2012年09月07日 10:29撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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南・北峰のコルから南峰を
火山湖
2012年09月07日 10:29撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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火山湖
見上げた北峰
2012年09月07日 10:30撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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見上げた北峰
硫黄の香りがいいにおい。。
2012年09月07日 10:31撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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硫黄の香りがいいにおい。。
岩稜の下を巻くと
2012年09月07日 10:32撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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岩稜の下を巻くと
どっかーん!
穂高と上高地が眼下に!
2012年09月07日 10:36撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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どっかーん!
穂高と上高地が眼下に!
上高地
今日はこっちに降ります
2012年09月07日 10:36撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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上高地
今日はこっちに降ります
2012年09月07日 10:38撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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山頂!
左奥には笠ヶ岳
2012年09月07日 10:42撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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山頂!
左奥には笠ヶ岳
噴煙と南峰
2012年09月07日 11:03撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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噴煙と南峰
穂高さまさま
2012年09月07日 11:04撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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穂高さまさま
西穂から全部
そして左奥には
2012年09月07日 11:11撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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西穂から全部
そして左奥には
じゃーーん
槍!
2012年09月07日 11:12撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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じゃーーん
槍!
下山路の先に焼岳小屋
2012年09月07日 11:15撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/7 11:15
下山路の先に焼岳小屋
この岩壁 いつ崩れてもおかしくない
2012年09月07日 11:18撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/7 11:18
この岩壁 いつ崩れてもおかしくない
途中までガレた道を下って見上げる
2012年09月07日 11:40撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/7 11:40
途中までガレた道を下って見上げる
右に大正池ホテル発見
2012年09月07日 11:48撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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右に大正池ホテル発見
ススキと山頂
2012年09月07日 11:56撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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ススキと山頂
山頂からもよく見えた緑の屋根の小屋は谷間に埋もれています
2012年09月07日 12:03撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/7 12:03
山頂からもよく見えた緑の屋根の小屋は谷間に埋もれています
2012年09月07日 12:05撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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素敵なシャツ
2012年09月07日 12:12撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/7 12:12
素敵なシャツ
きれいな緑の笹の原を下山し始めますが。。
2012年09月07日 12:16撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/7 12:16
きれいな緑の笹の原を下山し始めますが。。
右手は大正池を作った大きな崩れ
2012年09月07日 12:22撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/7 12:22
右手は大正池を作った大きな崩れ
ホームセンターなどで売ってそうな市販の梯子を連続させたものですが、しっかりしています
2012年09月07日 12:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/7 12:26
ホームセンターなどで売ってそうな市販の梯子を連続させたものですが、しっかりしています
大崩。。

2012年09月07日 12:40撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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大崩。。

林の中を延々と下ると
2012年09月07日 13:41撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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林の中を延々と下ると
上高地へと向かう
2012年09月07日 13:43撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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上高地へと向かう
登山口に出ます
2012年09月07日 13:43撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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登山口に出ます
正面の霞沢岳
2012年09月07日 13:43撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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正面の霞沢岳
きれいな林道
2012年09月07日 13:48撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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きれいな林道
ウェストンさんの碑にも立ち寄って
2012年09月07日 14:00撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/7 14:00
ウェストンさんの碑にも立ち寄って
河童橋まで
2012年09月07日 14:16撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/7 14:16
河童橋まで
ドッカーン!
きれい!!
2012年09月07日 14:16撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/7 14:16
ドッカーン!
きれい!!
帝国ホテルに出ず、ここまで来たのはソフトクリームを食べるため
2012年09月07日 14:19撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/7 14:19
帝国ホテルに出ず、ここまで来たのはソフトクリームを食べるため
いただきます!!
2012年09月07日 14:20撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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いただきます!!
帰りのバスターミナルに向かって、今日登った焼岳と、ソフトクリームのためだけに結構歩いてきたなぁ。。と1日を振り返る
2012年09月07日 14:28撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/7 14:28
帰りのバスターミナルに向かって、今日登った焼岳と、ソフトクリームのためだけに結構歩いてきたなぁ。。と1日を振り返る
撮影機器:

感想

<当初の奥穂高の予定を変更して>
本当は金、土、日で奥穂高登る予定であったが、天気予報で「大気の状態が不安定で局地的に豪雨や雷雨のおそれが。。。」、とあり、確かに前泊のために中の湯に向かう途中で約1時間の豪雨があった

天気予報が回復に向かわず、40%-50%の曇りのち雨といった予報だったので、無理して涸沢まで行って登れずに帰ってくるのももったいない。。。
と考え、日帰りで様子を見ることにした

奥穂高を登るテンションで来て、いつもトンネルを抜けて左に見上げていた日帰りの山に登ることになるとは。。。とほほ。。。

というのが事前の印象だったが、登ってみたら大違い!


<焼岳>
日本を代表する100名山のひとつであり、大正時代(ってよく考えたら結構最近)に噴火をした活火山であることはよく知っていた
ただ、北アルプスの入り口のちょっとした山。。。くらいのイメージだった
登ってみてびっくり!
晴天に恵まれたこともあるが、岩と緑と噴煙のコントラストが抜群!

まるで今にも噴火しそうな山頂の噴煙
そして、蔵王を彷彿とさせる山頂の火山湖の緑

上高地側に下山した際に見上げた岩稜の山頂
40-50mはあろうかという峠沢の崩れの深さ

どれも実際にまじかで見ないとその迫力は味わえないものだった
ぜひ、また登ってみたい山となった!


<ルート>
手持ちのガイドブック2冊には、ともに上高地から焼岳に登り、中の湯(新釜トンネルの脇)に下山するものが紹介されている
だた、中の湯温泉に前泊したこと。それから天候の悪化が予想されたので、早く山頂に立てるガイドブックとは逆ルート「新中の湯ルート」で登った

こちらのほうが圧倒的に近い(今回を見ても、新中の湯ルートの登山時間のほうが、上高地への下山時間より短い)


<(旧)中の湯ルートは通行止め>
ちなみにガイドブックの多くは中の湯ルートが紹介されているが、現在はこのルートは崩壊のためロープが張られ、通行止めとなっている


<まとめ>
今回は予想外で不意に登ることとなった焼岳
予想していなかったからこそ味わえたきれいな景色と激しい山のコントラストに感激!
ぜひ、再度登ってみたい。逆ルートも行ってみたいし、そのまま西穂高に向かってみるのもいいなぁ。。。
などと思いをはせながら。。。

今回も無事に楽しい山行ができて、ありがとうございました

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この記録に関連する登山ルート

未入力 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
焼岳(中ノ湯温泉〜焼岳小屋〜上高地)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
新中ノ湯コース
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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