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Yamareco

記録ID: 2234306
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳〜不帰ノ嶮・一峰二峰間ルンゼ滑降

2020年02月21日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:51
距離
11.4km
登り
1,638m
下り
1,594m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:47
休憩
2:13
合計
12:00
距離 11.4km 登り 1,649m 下り 1,594m
5:34
6
5:40
8
5:48
70
6:58
6:59
57
7:56
7:57
19
8:16
8:28
62
17:31
17:33
1
17:34
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
夜明けが近い
2020年02月21日 05:48撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/21 5:48
夜明けが近い
五竜
2020年02月21日 06:09撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/21 6:09
五竜
明けた
2020年02月21日 06:24撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/21 6:24
明けた
いつもの三山
2020年02月21日 06:28撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/21 6:28
いつもの三山
登る二人
2020年02月21日 06:36撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/21 6:36
登る二人
ケノザと不帰
2020年02月21日 07:05撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/21 7:05
ケノザと不帰
行く方向
2020年02月21日 07:47撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/21 7:47
行く方向
2020年02月21日 07:49撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/21 7:49
唐松へ向かう
2020年02月21日 07:51撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/21 7:51
唐松へ向かう
振り返って
2020年02月21日 07:54撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/21 7:54
振り返って
集合写真
2020年02月21日 08:10撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
2/21 8:10
集合写真
ここで一人帰宅
3峰の巻きかな
2020年02月21日 08:49撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
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2/21 8:49
3峰の巻きかな
目撃されていた
2020年02月21日 09:16撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/21 9:16
目撃されていた
アイボルトから懸垂1P
2020年02月21日 11:11撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
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2/21 11:11
アイボルトから懸垂1P
懸垂2P目は残置ハーケンで
2020年02月21日 10:42撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
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2/21 10:42
懸垂2P目は残置ハーケンで
木登り2P(30mロープ)
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木登り2P(30mロープ)
ここからまた懸垂
2020年02月21日 13:32撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
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2/21 13:32
ここからまた懸垂
最後の懸垂
2020年02月21日 14:40撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
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最後の懸垂
滑り手が米粒のよう
2020年02月21日 15:12撮影 by  PENTAX K-70 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/21 15:12
滑り手が米粒のよう
ケノザと分かれて無名沢を登り返し
2020年02月21日 15:46撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
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2/21 15:46
ケノザと分かれて無名沢を登り返し
また来ます
2020年02月21日 17:16撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
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2/21 17:16
また来ます
おうちに到着
2020年02月21日 17:33撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
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2/21 17:33
おうちに到着
ヘッデン下山
2020年02月21日 18:37撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
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2/21 18:37
ヘッデン下山

感想

前日八方池の近くに幕営し、不帰1峰を目指すことにした。当初一度唐松沢に下って不帰沢を詰めるプランもあったが、さすがにこの時期にはリスクが高いということで、尾根通しにアプローチすることに決めた。前日夕方から夜半にかけて風が強かったが次第にやみ、起きたときには星が瞬く快晴無風だった。体内時計で2〜3時くらいに何度か人の足音を聞いた気がしたのだが、一緒に寝ていたケノザ氏もこれを聞いていたようだった。4時起床、5時半出発。

順調に高度を上げるが、2554mPあたりで気が付いたら一石さんスキー板をデポしていた。今日は山頂往復してテントキーパーをするというので、一眼レフを託して好機があれば写真を撮ってもらうようお願いした。唐松岳山頂で4人で記念撮影をし、ここから3人で不帰に向かう。もう5回目なので、緊張はほとんどしない。3峰の巻きのところでケノザさんが足を滑らせて綺麗な滑落停止を決めた時はかなり狼狽した。この日の斜面、ソフトブーツにはやや硬かったようだ。

2峰は南峰も北峰も良い具合に雪が付いていた。飛び込みたい気もするが、まだ時間も早いので計画続行を決める。唯一無雪期にここを歩いているケノザさんに夏道の情報を聞くが、雪とトラバースが多くこの時期には使えそうもなかった。北峰から鎖の支点を使って懸垂下降。続いて残置ハーケンを使ってもう1ピッチの懸垂とクライムダウンをこなす。これで済んだと思っていたがここからが大変だった。2つある岩峰を稜線沿いには行けず、一旦富山側にルンゼを下り、別のルンゼを登る。最後はロープを出して木登りし、再び2回の懸垂+クライムダウンとなった。

北峰で10時だったはずが、2峰と1峰のコルに出たときにはもう15時近かった。これはもう帰るしかない、と敗退を決める。メッセンジャーでテントにいる一石さんと連絡を取り合う。沢を滑り唐松沢出合まで、さらに無名沢出合まで下り、ここでまた2パーティに分かれる。ケノザ氏にギア類を託し、私とtakutokbはテント回収のため無名沢を登り返す。これがなかなかにキツかった。一石さんは装備を持って先に下った。我々2人もテントを回収してクローズしたゲレンデを下山(八方池山荘のご主人に依頼してゲレンデの許可を取ってもらった)し、名木山ゲレンデ乗り場で全員再集合。

目的は達せられなかったが、12時間行動で久しぶりに完全燃焼な一日だった。

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