磐梯山(静かな裏磐梯ルート周回)
- GPS
- 05:35
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 950m
- 下り
- 940m
コースタイム
− 10:15弘法清水 − 10:35磐梯山山頂11:20 − 11:35弘法清水 − 12:25中の湯分岐
− 12:55銅沼13:10 − 13:35駐車場
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一部の観光案内では林道は夏場通行禁止とありましたが、スキー場下の広場まで乗用車で通行できます。 八方台コースと比べて訪れる人が少ない静かなコースです。 裏磐梯ルート(銅沼分岐〜火口壁下) ・川上コースの分岐付近は、上部火口壁からの大量の岩石や土砂が堆積しルートが判りにくい。 ・山に向かって左寄りに進むと、岩に赤のマーキングがあります。 ・登山道の取り付きには枝に赤テープが下がっているが目立たないので注意。 裏磐梯ルート(火口壁下〜櫛ヶ峰鞍部) ・鉄柵や階段状の急登。 裏磐梯ルート(中の湯〜銅沼) ・樹林帯の緩やかな下り。危険個所なし。 |
写真
感想
予報が好転したので行ってきました。
自宅から高速道を利用して2時間半ほどで裏磐梯スキー場入口に到着。ダートの林道を5分ほど走ればスキー
場に着きます。スキーハウス前までは入れないので左手前の広場に駐車します。8時前で10台ほどの車が
停まってました。
皆さん出発準備中で、相前後してゲレンデに向かって歩き始めます。ゲレンデ上部の急勾配を登りつめた所
に銅沼分岐の標識があり、直進して樹林帯の中の道に入ります。緩い登りが続き、松が増えて道が明る
くなってくると、正面に火口壁の荒々しい姿が見えてきます。程なく沢から押し出された大量の土砂と岩石
で埋め尽くされた斜面に出ます。
どこでも歩けてしまいますが、トラロープや岩の赤マーキングを忠実に辿りながら左端を登っていくと、本来
の登山道に取り付く赤テープが木の枝に下がっています。うっかり見過ごすと涸れ沢をそのまま登ってしま
うので注意が必要です。
ここからは樹林帯の中の急登となり、このルート名物の鉄柵が現れると更に急な登りになります。柵につか
まりながら登っていくと、視界が開けて草付きのガレた道となり、振り返れば銅沼や桧原湖の裏磐梯の
景色が眼下に広がります。
櫛ヶ峰の鞍部まで登るとようやく磐梯山の山頂が見え、すぐ下の沼の平から硫黄の臭いも漂ってきます。
猪苗代コースに合流し登っていくと黄金清水と言う水場があります。この上の弘法清水より水量が多いので
水を補給する方はこちらをお勧めします。
弘法清水は小屋が2件有り、八方台からのコースもここで合流するので大変賑わっていました。山頂へはここ
から低い灌木帯の中を頭上の枝に気を付けながら登っていきます。頂上は岩と石で覆われた広場で多くの
登山者で賑わっていました。生憎猪苗代湖側から次々と雲が飛来し、360°の展望はききませんでしたが、
飯豊山や裏磐梯の湖沼群、吾妻連峰や安達太良山の絶景を楽しむことが出来ました。
学校登山の小学生たちで益々賑やかになった山頂を後に弘法清水まで下ってくると、水を汲む人たちで行列
が出来ていました。ここからはお花畑経由で八方台ルートを中の湯まで下ります。この時間になると登ってくる
人も減るので、すれ違い待ちもなく順調に下れました。中の湯手前の標識から銅沼へ下りる道に入ると誰も居
なくなり、銅沼に着くまでにすれ違った登山者は1組でした。
銅沼は朱色の神秘的な沼で、火口壁をバックに静かに佇んでいました。雨が少ないせいか水位がかなり下が
っていたようです。写真を撮るなら午前中の方が逆光にならずに良いかもしれません。
銅沼からはすぐにスキー場のリフト終点に出ます。強い日差しの中ゲレンデの急勾配をトコトコ下りて駐車場
の広場に戻ってきました。
無料開放の磐梯吾妻レークライン経由で岳温泉に向かい、その晩開かれる同窓会にはたっぷり時間があった
ので、温泉にゆっくり浸かり汗を流しました。
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