マイナールートでトトロ岩、おむすび岩と明神山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,489m
- 下り
- 1,474m
コースタイム
天候 | 曇一時小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし 道又は踏跡あり |
写真
感想
帰宅時間の制約もあり近場でと考えて、前回断念した明神山に再チャレンジしようと思い立った。だが乳岩コースピストンでは、いくら何でも芸がなく歩き足りないだろう…。ということで通常コースの西側にある尾根を歩き、川合富士に登りおむすび岩とトトロ岩に立ち寄りマイナールートで鬼岩乗越を経て明神山に登ろうと計画した。ただコースの状態が分からないので、どれくらいのコースタイムなのか予想ができず、最悪は鬼岩乗越から下山も予定に入れていた。雨が上がって晴予報だったのに、結局小雪が舞う曇りで寒かった。
鉄板の橋を渡り、道なりに行くと尾根末端にお地蔵さまが祀られており、その右横が登山口である。踏跡やら獣道やらが交錯している斜面をやや強引に登っていくと、間もなくしっかりとした踏跡が現れる。後は道なりに尾根芯を歩く。ここら辺はシダが多い。笹より格段に楽である。途中2ヶ所ほど見晴らしの良い露岩帯を歩く。ホールドがなく不安だが、グリップがあるので危険はない。でもちょっとスリリングである。残置トラロープがある所から想像すると、過去に登山道として整備したのではないかと思われる。そんな尾根歩きを楽しんでいると川合富士に到着する。名前からすると見晴らしが良さそうに想像してしまうが、全くない。ここから分岐まで平坦な稜線が続く。
分岐から戻る感じで南下するが、しゃくなげコースの看板が随所に設置され昔ハイキングコースであったことが分かった。おむすび岩はハイキングコースから分かれて、尾根をさらに南下する。道は細くなり不安になるが、我慢して下る。すると露岩帯に出る、ここがおむすび岩だ。登りの露岩帯より見晴らしが悪い。さらに南下して下っていくと展望台があり、右隣りにトトロ岩が見える。少し戻り踏跡を辿るとトトロ岩に行ける。どちらも高度感があり足がすくむ。踏跡を探しながらの歩きで予想以上に時間を食ったので急いで戻った。
川合富士分岐から乳岩分岐までは旧ハイキングコースなので道はしっかりしている。以降はマイナールートである。しかし思った程ではなく、踏跡はしっかりある。地形は複雑だが地形図を確認しながら歩けば迷うことはない。
鬼岩乗越からは一般登山道だ。登山客も多い。三ツ瀬分岐からは稜線歩きだが、鎖や梯子がある変化に富んだ道となる。10数年ぶりの明神山だが、展望台を見て思い出した。展望台からは南アルプスが良く見える。
同じ道を引き返すのでは面白くない。そこで国体コースを下山することにした。ロングコースと表示されていたが、その通り長かった。鬼岩乗越からは歩いたことのあるコースなのでひたすら歩くのみ。無事下山した駐車場は満車で、道にも停められていたので車は30台はありそうであった。意外に人気がある山なんだと思った。愛知130山も中々いい山があるじゃんと見直した山旅となった。
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