中川川水系・東沢本棚沢
- GPS
- 11:10
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 944m
- 下り
- 931m
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
やり残していた東沢本棚に行く機会に恵まれた。遡行経験のある先輩が居てくれれば安心だ。F2は日が当らない暗い10m滝で右ルンゼ状から取りつくが落ち口直下、水流よりに左トラバースが微妙で悪い。ほんとにこっちかと思ったが手の届かない奥に残置ピンが有る。トラバースで落ちると振られるので肝冷やしだった。手前にワンピン有っても良いと思う。
F3 25m本棚は行けるんじゃないかなと思ったが、先輩がヤバいんじゃない?確かに上部の様子がわからないし、ヌメリも悪い。此処は安全を期して先輩が左ルンゼから巻き上がり上からロープ確保してもらった。精神的にはずいぶん助かった。中段でシャワーになる右トラバースとの事だが残置も見当たらず結局左壁を直上(残置が2ヶ所)落ち口直下で水流またいで右へ抜けた。リードで取り付かないでほんと良かった。セミになる所だった。此処はフェルトソールが良い。
F4 3段15m滝一番下の離陸がややこしいがどちらからでも登れる。右の方が簡単かな。F5 20m大岩の滝はフラットソールで直登した方がスッキリだ。フォローならフェルトでも可。
そして45m涸棚の登攀は右側フェースを直上して残置シュリンゲの有る所からカンテを回りこみ。草付きのルンゼに入りテラスの有る所迄直上した。残置ハーケンとリングボルトの支点が有る所でピッチを切る。2Pは右に走るクラック沿いに直上するが、立ちこみにかなりバランスが要る。逡巡してしまった。残置類は見当たらずブッシュにランニングを取って(気休め)左にトラバースする地点でカムを決めた。♯0.3〜♯0.5が3本程有れば落ち口迄右クラック沿いを直上出来そうだが難しそうだ。今回は先輩の指示通り左にトラバースした。高度感でクライマーズハイになってしまい(大高笑い)していたそうだ。で、左側ブッシュ下の残置にクリップ、バイルを突き刺して身体を引上げ今度はまた右クラックを直上落ち口に抜けた。
ヘタレクライマーもとい沢屋にはちと大変だったわ。
(*Θ_Θ*)/
コメント
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本棚直登したんですね、お疲れ様。
45m涸棚は沢登りじゃないっすよ、楽しい楽しいクライミング★
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