【里山周遊】塩ノ山 甲府盆地の独立峰、小さいから2度登る。

2020年02月29日(土) [日帰り]

• GPS: 01:44
• 距離: 4.9km
• 登り: 296m
• 下り: 290m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:42
• 休憩: 0:02
• 合計: 1:44

距離 4.9km 登り 296m 下り 296m

12:45 スタート地点
13:19 13:21 塩ノ山
14:07 塩ノ山
14:29 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

市役所の駐車場

コース状況／危険箇所等

普通に歩けば迷う箇所はない。

その他周辺情報

向嶽寺

写真

まずは腹ごしらえ。
山梨のソウルフード「吉田のうどん」。
富士吉田周辺も含めれば100件程度あるのでは。

件数は多いが、味に対してシビアな評価を下すため、再訪する店は自ずと限られる。

2/29 11:22

今回は、初訪問「山のうどんや」。
甲州市勝沼町。

2/29 11:23

脱力感満載の看板。

2/29 11:23

吉田のうどんでは珍しく女性が経営者だと聞いた。

2/29 11:26

暖簾を出しにきた経営者を見つめる。再訪確定かな・・・
もとい、再訪するかどうかは、味をみてから。シビアだよ。

2/29 11:26

店内。

2/29 11:27

南アルプスが見える。
ちなみにここが本日の最高標高地点（591m）となる・・・

2/29 11:27

経営者。気さくでよく話しかけてくる。
二階がドタバタうるさい。
孫がいんだと、ビックリした。

2/29 11:36

肉おろしうどん600円。
大根おろしにポン酢をかけていただく珍しいパターン。麺は細いがコシがある。５本の指に入る固さ。
再訪確定。

2/29 12:23

車中からの塩ノ山。手前の小さい山。
靴を忘れて、うどん屋から家に取りに戻る。
その途中で撮影。

2/29 12:51

塩ノ山の麓。
向嶽寺の解説。大事な事が欠けている。
感想に書いておくね。

2/29 12:52

境内。

2/29 12:53

梅。

2/29 12:54

放し飼いは飼い主に、フンは犬に対する注意喚起。
両者への注意喚起を一文にまとめる。
書いた奴、天才か。犬は字が読めねーけど。

2/29 12:54

入口。

2/29 12:55

俺のため？

2/29 12:55

砂岩かな。

2/29 13:00

赤松だらけ。

2/29 13:02

階段を作るのは単なる自己満足。
階段の右側の踏み跡が、静かに、そして雄弁に真実を語る。

2/29 13:02

四阿。
階段、四阿の繰り返しだな。こりゃ。

2/29 13:03

ビロードシダ。

2/29 13:04

実生の赤松。頑張っている。

2/29 13:05

シュンランの芽吹き。

2/29 13:07

粘板岩か。

2/29 13:10

四阿その2。ほら。

2/29 13:12

階段歩きが面倒。
迷わず直登を始める。

2/29 13:14

すごい急坂。

2/29 13:15

収穫は小動物のフンのみ。
これはわからん。

2/29 13:18

山頂。
本日1回目。
これ作った奴、山好きだ。

2/29 13:20

登山道の先にクマ鈴を付けた爺ちゃん。
赤松主体の独立峰じゃ、松ぼっくりとマツタケしか食うモノがないから、クマはいないと思うが・・・
鈴がウルセーから登山道を外す事にした。

2/29 13:23

なんかやな予感。
何にもなさそう。

2/29 13:27

結局、収穫はこのシダだけ。
イヌワラビの仲間。
後で調べる。

2/29 13:29

登山道を外すとこうした素敵な景色に出会える。
大菩薩嶺がお出迎え。

2/29 13:30

って、歩いてきたとこ急傾だったわ。

2/29 13:35

乾徳山も見る角度で全然違う。

2/29 13:38

地図に実線があったから、歩いてきたが獣道つきの笹薮。出会えるものはマダニ。迷わず撤退。
今週は、仕事でもダニの話でうなされた。

2/29 13:48

道路わきにポツンと貴重な植物。
あえて、名は出さない。

2/29 13:49

再び登山道。しかも階段。

2/29 13:53

四阿。

2/29 13:54

クマ鈴爺ちゃんと再会。毎日散歩してんだと。
ただね、クマの匂いがわかるオレが断言する。
この山にはいない。明日からその鈴を外せ。

2/29 14:01

テルテル坊主その1。
いきなり登場。
なんじゃこりや。

2/29 14:02

テルテル坊主その2。
こいつのせいで、この後の道中はテルテル坊主探しになってしまい、林床を見ることがなくなった・・・。

2/29 14:07

山頂。
本日2回目。テルテル坊主が鈴なり。
1回目の時にこの看板に気付かなくてよかった。

2/29 14:07

山頂から甲府盆地と釈迦ケ岳。

2/29 14:11

同じ階段道を下ってもつまらん。
歩けそうな尾根に入る。

2/29 14:13

収穫はフン。想定どおり。
これはイタチ。

2/29 14:19

いつものパターンか・・・

2/29 14:20

社を裏側から発見するパターン。上からきたんだ。
なんか、民家の庭っぽい・・・

2/29 14:20

通報されちゃうな。
すいません。

2/29 14:21

ごめんなさいね。

撮影機器：

iPhone XR Apple

装備

個人装備

水 筆記具 メモ帳 スマホ

感想

Pulsar1971

　たまには真面目に書かなきゃ。

　塩ノ山。甲府盆地の南東に孤立する独立峰。かつては、しほうのやま・・・転じて、しほの山。更に転じて、塩を当て字に・・・塩ノ山。武田信玄が、塩の字を入れたと言われている。
　その後、ノが取れて、塩山。
　訓読みに転じて、現在の地名、塩山（えんざん）となる。

　古来からの歌の名所で「しほのやま」と歌枕にもなっている宮廷歌人が憧れた歴史ある山。
「しほのやま　差出の磯にすむ千鳥　君が御代をば　八千代ぞとなく（古今和歌集）」。

　近代では、松尾芭蕉、与謝野晶子も訪れている。
　「闇の夜や　巣をまとはして　啼千鳥（松尾芭蕉）」。ヘタ。

　「いにしへの　差出の磯を破らじと　笛吹川の身を曲ぐるかな」（与謝野晶子）」。歌よりも見た目で与謝野晶子ファン。
　
　万力公園にある人工湖、千鳥湖の名はこれらの歌からのパクり。
　ただ、ほとりにある千鳥食堂は。入るのに躊躇するが、実は安くてうまい。

　麓にある向嶽寺は歴史と由緒ある寺。
　解説看板になかった大事な事とは。
　向嶽寺は、禅宗の一つ、臨済宗向嶽寺派の総本山であり、関東における南朝唯一の勅願寺。
　加えて、向嶽寺の絹本著色達磨図は、国宝指定。
　コッパクに寄託されている。

　山の組成は、砂岩、粘板岩、これらの接触変成作用でできたホルンフェルスを主体としており、こうした貧栄養地に生育する天然林のアカマツは、植物学上、価値が高いと聞いている。

コメント

saku1214

山に登るのに靴忘れるか？！
クロックスで大人しく階段登ればよかったのに。

Pulsar1971

sakuさん、おはようございます。
一昨年ね、夜１１時頃に、職場から直行で沼津に釣り（エギング）に行きました。
この時は、着替えを忘れて、スーツに長靴姿で釣りしましたよ。
アオリイカ２はい。

ぽんこつ

こんばんわ
直登（降）とクマ鈴のくだりにはいつも笑かせてもらってます笑

Pulsar1971

クマ
valleybookさん、こんにちは。
クマは通算8回出会ってます。そのうち3回が昨年です。
独特の臭いがするので、風上にいるとわかりますよ。
人を確認すると子連れでない限り、クマは逃げます。
向かってくるのはイノシシ。