フスブリ山(北野集落〜重パウ滑走)
- GPS
- 07:48
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,306m
- 下り
- 1,289m
コースタイム
天候 | 雪のち晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・除雪作業の邪魔にならない場所に駐車する。(特に降雪中、降雪直後のタイミングの場合、空きスペースも除雪で使用する可能性があるので注意する) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆北野集落〜林道離脱地点(940m) ・ルート全体的にブーツ〜膝下ラッセルだった。 ・時折林道をショートカットしながら進む。 ・今年は少し藪がうるさい箇所があった。 ◆林道離脱地点〜風吹山荘 ・1100mまでは沢沿いを登りたくなるが、今年は雪が少なく水が出ているので尾根沿いを進んだ。 ・1150m〜1200mは地形が複雑なのでできるだけ西側の斜面に沿って歩いたほうが楽。 ・沢床へは1300mあたりで入るのが良いが藪がうるさくて少しアップダウンを余儀なくされた。 ・その後風吹山荘までは歩きやすい箇所を進む。 ◆風吹山荘〜フスブリ山 ・1800mから先はできるだけ高度を上げないように(アップダウンを作らないように)注意してトレースを延ばす。(失敗すると帰りもシールになる) ・フスブリ山山頂は360度の展望。 |
その他周辺情報 | ランチは道の駅小谷。 定番のかまど飯定食をいただいた。 ちょっと金額が細かいのでおつりがジャラ銭になるのが難点。 |
写真
感想
今週は土曜日友の会ということで再び長野県小谷村へ、フスブリ山を目指す。
昼を目途に下山しなければならないのでそれなりに楽しめて手頃な山を探す。
パクは中央アルプスへ行くというので久しぶりに名人さんに声をかけてみると小谷へ行きたいということだったのでフスブリ山に行先を決めた。
天気は朝はイマイチみたいだが尻上がりに良くなる予報だったので小谷村の北野集落を起点にいつもより少し遅めの4時スタートとした。
夜22時に現地に到着すると名人さんは既に到着済み、挨拶だけして速攻就寝。
5時間以上ぐっすり眠ったので体調もバッチリだ。
ここ小谷も2日前に40僂曚豹契磴降ったようでスタートからラッセル。
ブーツから膝下くらいだった。
今日で泣いても笑っても厳冬期は終了となる、ラストパウダーかもしれないのでしっかりラッセルを楽しもう。
ヘッデンのライトに舞い落ちる雪が照らされる。
本当に今日は晴れるのか?疑心暗鬼になるがまあ雪なら雪でパウダー滑走を楽しめばいい。
名人さんは今年はあまり山スキーに行けていないようで体力不足をしきりに口にしていた。
今期は雪が少なすぎてモチが上がらないとか。
その割にはラッセルも頑張ってくれたしあと数回いけば体力戻るんじゃないですか?
自分的にはこのルートは2回目、去年の風吹岳で経験しているのである程度要領は掴んでいる。
失敗しやすいところも覚えていたので今回は割とうまくルート工作できた気がする。
沢床に入り1400mを超えたあたりで青空が出てきた。
天気予報は裏切らなかった。
雪とダケカンバと青空、自分が好きな組み合わせだ。
今回の行先をフスブリ山にした理由のひとつは眺望だ。
滑りだけなら手前の風吹岳まで登って降りれば十分だが展望を楽しむならフスブリまで足を延ばしたい。
もし予定通り晴れなければ行先を風吹までで止めてサッサとパウダー滑走を楽しもうかとも考えていたが、こうなれば予定通りフスブリまで行くしかない。
風吹山荘を超えてからは標高差は150mほどしかないが距離は1.8kmもある。
しかもアップダウンを作らないようにルート工作しつつラッセルする必要があるのである意味この区間が核心となった。
藪もまだ多いので好きな場所を効率的に歩ける状況ではなかったがなんとか帰りにシールを出さなくても良い感じでピークに登頂。
白馬乗鞍岳、小蓮華山、雪倉岳、朝日岳の絶景が目の前に立ち並ぶ。
写真を撮って滑走準備をしたら下山開始。
風吹山荘までは平坦な箇所が多いので基本トレースに沿って滑走、そこから先は臨機応変に重めのパウダーを滑っていった。
途中後続の山スキーヤー3名とスライド、トレースのお礼がてら挨拶。
風吹岳だろうか?
1100mから下は登りルートと変えて沢沿いへ降りたがやはり沢割れが多くて少し難儀した。
最後は滑らない林道を滑って予定通り昼前に下山。
パウダーは楽しめなかったが狙い通り白銀のアルプスを眺めることができてよかった。
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