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Yamareco

記録ID: 223936
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ハイキング
甲斐駒・北岳

櫛形山、久しぶりの南尾根登山道から山頂と管理歩道を周遊

2012年09月12日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:10
距離
15.0km
登り
1,379m
下り
1,378m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

氷室神社P 8:25 → 氷室神社 8:40 → 南尾根中間点(林道) 9:55 → 10:45 ほこら小屋 11:00 → 櫛形山山頂 11:55 → (ビューポイントで10分休憩) → 桜峠 12:30 → (管理歩道) → 管理歩道・登山道合流点 13:40 → 13:45 ほこら小屋 14:20 → 南尾根中間点(林道) 14:45 → 15:15 氷室神社 15:20 → 氷室神社駐車場 15:35
天候 晴れたり曇ったり
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富士川町(旧増穂町)の平林地区にある氷室神社の駐車スペースを利用。
コース状況/
危険箇所等
南尾根登山道は、櫛形山の登山道の中で傾斜のきつい方ですが一番歩きやすい道だと思います。
ごろ石や段差がほとんどなく、地面が柔らかく、登りにも下りにも楽な道です。

ただし、数年前にできた、氷室神社から少し登ったところにある伐採地は大きな問題。
トゲトゲの藪が茂っていて、場所によって肩の高さまで道にかかっています。急斜面のトラバースなので、迂回などもできません。
ヘビもたくさんいそう(詳しくは感想文を参照)

管理歩道は、この時季初めて歩きましたが、道に結構草が伸びていて、桜峠からどこから入ればいいのか、最初は分かりませんでした。
登りだしは、氷室神社の下の鳥居から。
車でもっと上まで行けますが、ここから出発するのが好き。なぜなら・・・
登りだしは、氷室神社の下の鳥居から。
車でもっと上まで行けますが、ここから出発するのが好き。なぜなら・・・
この階段、何とも言えない雰囲気でお気に入り。
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この階段、何とも言えない雰囲気でお気に入り。
全部で標高差100メートルくらいある。
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全部で標高差100メートルくらいある。
千と千尋の神隠しを思い出す場所・・・
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千と千尋の神隠しを思い出す場所・・・
神社横の登山口には、ちょっとワケが分からない注意書き。
何を言いたいのでしょうか?
数年前、鰍沢町と合併して富士川町になった増穂町の張り紙なので、古いと思う。
神社横の登山口には、ちょっとワケが分からない注意書き。
何を言いたいのでしょうか?
数年前、鰍沢町と合併して富士川町になった増穂町の張り紙なので、古いと思う。
氷室神社の神楽殿を右に送って、登山道に入る。
氷室神社の神楽殿を右に送って、登山道に入る。
道はとにかく歩きやすい。
比較的風通しがいいので、夏もそーんなに暑くない(少なくとも北尾根や中尾根と比べて)
道はとにかく歩きやすい。
比較的風通しがいいので、夏もそーんなに暑くない(少なくとも北尾根や中尾根と比べて)
しかし、この伐採地。
3年前、ここに道がなく苦労した。そして今日は、ちゃんとした道があったが、あまりにものトゲトゲの藪、そしてヘビのことでまた苦労。
しかし、この伐採地。
3年前、ここに道がなく苦労した。そして今日は、ちゃんとした道があったが、あまりにものトゲトゲの藪、そしてヘビのことでまた苦労。
やっと伐採地を抜けて、富士山が見えた。
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やっと伐採地を抜けて、富士山が見えた。
冠雪している!
森には昨日の雨の(?)霧が残っていて、チンダール現象。
森には昨日の雨の(?)霧が残っていて、チンダール現象。
もう1枚。
林道との出合い、数十メートル道路を歩いて、また登山道に入る。
林道との出合い、数十メートル道路を歩いて、また登山道に入る。
シソの仲間、マネキグサ だと思う。
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シソの仲間、マネキグサ だと思う。
標高1600メートルくらいから森がきれいになる。
標高1600メートルくらいから森がきれいになる。
ほこら小屋、定番写真。
ほこら小屋、定番写真。
その2。
前回、このほこらがバイケイソウに埋もれてしまいそうだったのに、今日はバイケイソウの跡形もなく。
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その2。
前回、このほこらがバイケイソウに埋もれてしまいそうだったのに、今日はバイケイソウの跡形もなく。
その3。
キャンプ場が秋らしくなった。
その3。
キャンプ場が秋らしくなった。
ほこら小屋から山頂を目指す。
この辺の原生林もなかなかいい雰囲気。
ほこら小屋から山頂を目指す。
この辺の原生林もなかなかいい雰囲気。
管理歩道の分岐をパスして、次の分岐。
山頂は左との案内ですが、まっすぐ進む。
管理歩道の分岐をパスして、次の分岐。
山頂は左との案内ですが、まっすぐ進む。
キノコがあっちこっち。
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キノコがあっちこっち。
次の分岐、ここは右が原生林コース、左は裸山と山頂。
左へ入る。
次の分岐、ここは右が原生林コース、左は裸山と山頂。
左へ入る。
そして数分後、次の分岐。
ここも左へ曲がる。
そして数分後、次の分岐。
ここも左へ曲がる。
原生林の中にはレイジンソウがきれいに咲いる。
原生林の中にはレイジンソウがきれいに咲いる。
いい雰囲気。
3週間前きれいに咲いていたマルバタケブキ、そろそろ終わり。
3週間前きれいに咲いていたマルバタケブキ、そろそろ終わり。
カニコウモリ。
たくさん食べられた痕があった。
カニコウモリ。
たくさん食べられた痕があった。
櫛形山の山頂、ここから池の茶屋方面へ行く。
櫛形山の山頂、ここから池の茶屋方面へ行く。
この辺の原生林もいい。
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この辺の原生林もいい。
ここの登山道を、子供たちが保育園に通っていたころ一緒に歩いたのを思い出した。
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ここの登山道を、子供たちが保育園に通っていたころ一緒に歩いたのを思い出した。
桜峠近くのビューポイント。
今日は北岳が隠れている。
桜峠近くのビューポイント。
今日は北岳が隠れている。
桜峠、ここから管理歩道に入る。
桜峠、ここから管理歩道に入る。
早速、立派なハナイカリ!
早速、立派なハナイカリ!
アキノキリンソウ、かな
アキノキリンソウ、かな
不明なお花。
シシウドのミニバージョンみたい。
不明なお花。
シシウドのミニバージョンみたい。
シュロソウ、かな・・・
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シュロソウ、かな・・・
アップで
この辺の森は、笹っぽくて穏やか。
この辺の森は、笹っぽくて穏やか。
ホタルブクロ、たくさんあった。
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ホタルブクロ、たくさんあった。
サラシナショウマもたくさん。
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サラシナショウマもたくさん。
立派なレイジンソウ
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立派なレイジンソウ
オダマキ、ちょっと咲くのが遅いかな?
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オダマキ、ちょっと咲くのが遅いかな?
管理歩道、お花が多い。
管理歩道、お花が多い。
ホタルブクロ
ヤマハハコ
こちらは名前の不明な、とっても小さなお花。
こちらは名前の不明な、とっても小さなお花。
途中から盆地が見えます。
田んぼが黄色くなった。
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途中から盆地が見えます。
田んぼが黄色くなった。
登山道との合流点に近付くと、だんだんマルバタケブキが増えてくる。
道のど真ん中にもたくさんある。
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登山道との合流点に近付くと、だんだんマルバタケブキが増えてくる。
道のど真ん中にもたくさんある。
下山途中で、氷室神社のもう一つの目玉。
樹齢1200年の大杉です。
下山途中で、氷室神社のもう一つの目玉。
樹齢1200年の大杉です。
県の天然記念物に指定されている。
県の天然記念物に指定されている。
全体を写真に収めるのがなかなか難しい・・・
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全体を写真に収めるのがなかなか難しい・・・

感想

3年ぶりに櫛形山の南尾根登山道を歩いてきました。
(前回はY-chanと2人で、レコはこちら:
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-40748.html)

先週、3日間も夏風邪でダウンした影響が残っていたのか、登りに力が入らず、
かなりのスローペース。最初の計画としてはアヤメ平や裸山なども回ろうと
思っていたのを、途中であきらめて、直接山頂まで行って管理歩道経由で
帰ることにしました。

比較的低い標高から登りだすので暑いのではと心配していたのですが、
標高の低いところでも案外涼しく、てっぺんでは冷たい風が吹いて服装を
1枚足しました。

稜線のお花や草は、ここ数年と同じく、この時季にはだいぶ食べられているので
少し寂しい気がしましたが、管理歩道だけが違っていて、サラシナショウマや
レイジンソウ、ホタルブクロなどを楽しめながら歩けました。


しかし、今回本当に苦労したのは、氷室神社から少し登ったところにある
伐採地。
3年前には、その伐採地ができたばかりで登山道がなく困っていたのですが、
今はその登山道はしっかり作ってありました。
ただ、道には、場所によっては肩の高さまでトゲトゲの藪がかかっていて、
とっても通りにくい。登りの時、「山側」の腕が数か所トゲにやられて、
後で汗がしみ込んだ時に痛かった。

下山の時は、腕にタオルを巻いてトゲはなんとかなったのですが、
今度はかなり怖い想いをしてしまいました。
ふっと見ると、元々狭い登山道で、今まで見たことがないほど
長くて太いヤマカカシが、それも大きなヒキガエルを飲み込もうと
していました。
ヘビの頭からは、まだカエルの頭と前足が見えて、カエルが何とも
言えない変な鳴き声をして・・・
ヘビはカエルを食べようと必死で、グニャグニャと動いていて、藪へ
入ったりまた出てきたりして・・・
藪が動いて今あそこにいるなと思うとちょっと離れたところにその
尻尾が見えたりして、どこへどう動くのか全く読めない感じでした。

ヘビがカエルを食べるのに夢中だったからすぐ横を通っても大丈夫
だったかもしれませんが、餌を横取りするな!とヘビが私に
かかってきたらどうしようとか、なかなか勇気が出ませんでした。

道の谷側の藪をストックや足でつついて、一番遠く迂回できそうなルートを
確認して、ヘビが登山道の山側の藪に入った時(まだ少し見えていましたが)
なんとかその横を通りぬけました(その時怖かった!!)。

考えてみれば、日当たりの良いあの伐採地の藪はきっとヘビにとって
非常に居心地の良い場所なのでしょうね。
こんなのがたくさんいると思うと、二度と通りたくなくなります。

南尾根登山道のそのほかの部分がいい道なのに、残念です。

氷室神社に着いた時、登りの時には見に行かなかった大杉に寄って、
滑りやすい階段を避けようと、道路歩きで車に戻りました。

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コメント

怖い思いをしましたね。
C-chanさん  こんばんは

氷室神社の階段は良い雰囲気ですね。素敵です。
足にも優しい山道は私も大好きです。

しかし、トゲトゲの藪は危ないし、蛇まで出現されると、
ビックリですね。

怪我をされず、無事下山されて良かったですね。
蛇に出会うと縁起が良いと言われますが、カエルを
飲み込む所は絶対嫌ですね。

樹齢1200年の大杉は、流石に貫禄ありますね。

夏風邪は治りが遅いようです。
お大事にして下さいね。
2012/9/13 19:03
早く忘れたい光景でした・・・
sumikoさん、
おはようございます

今回の櫛形山では、管理歩道には結構草がフサフサとしていたのでヘビを警戒しながら歩いていたのですが、なぜかあの伐採地ではトゲのことばかり考えてヘビがいるなんて思ってもいませんでした。
一人で声を上げるまでびっくりでしたよ

平林の氷室神社、櫛形山に登らなくても行けるところなので、今度の飲み会のきっかけに是非行ってみてください。伊奈ヶ湖から車で10分もあれば行けます。

さて今日もちょっと山歩きです。
友達3人で、ゆるゆると
2012/9/14 6:22
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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