初！南アルプス南部 荒川三山・赤石岳

2012年08月16日(木) ~ 2012年08月18日(土)

コースタイム

8/16（1日目）
07:00　畑薙第一ダム臨時駐車場から臨時バス
08:00　椹島　08:15
09:45　岩頭見晴　
11:45　清水平　12:05
13:00　見晴台　13:20
14:30　駒鳥池 14:40
15:35　千枚小屋

8/17（2日目）
04:45　千枚小屋
05:30　千枚岳
06:25　丸山　
07:00　荒川東岳　07:10
08:09　中岳避難小屋　08:20
08:25　荒川中岳
08:36　荒川前岳
09:33　荒川小屋 10:10
10:40　大聖寺平
11:49　小赤石岳の肩　12:02
12:17　小赤石岳
12:55　赤石岳
14:00　砲台型休憩所
15:05　富士見平
15:40　赤石小屋

8/18（3日目）
05:50　赤石小屋
08:47　椹島

天候

8/16　晴れ
8/17　晴れのちガス一時雨（到着後凄まじい雷雨）
8/18　晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

車で新東名島田金谷IC〜井川〜畑薙第一ダム臨時駐車場
帰りは何故か分岐を見逃し、口坂本温泉経由新静岡ICへ
◇県道60号線は一部通行止あり

コース状況／危険箇所等

登山届・下山届:
畑薙第一ダム臨時駐車場にて記入

ルート概要：
特に危険な場所はないが、
・樹林帯ではスズメバチが多数飛翔
・千枚岳→丸山で、一部注意を要する岩場降下点あり
・水場はいずれも水量豊富（前日まで土砂降り）
・千枚小屋・赤石小屋いずれも素泊まり専用の建屋へ　寝具500円
・東海フォレスト送迎バスのシステムについては、皆さん書かれているとおり

写真

8/16 5:05

朝です。前日までの土砂降りも止み、登山日和！

8/16 6:03

臨時駐車場もそこそこの入り。

8/16 6:37

バス待ちの行列。臨時便が出るかも？ということで、なるべく行列の前のほうに並んだほうが良い。

8/16 6:49

バス来たよ。後ろのバスは、茶臼あたりに行くバスか。

8/16 6:59

まぁ、バスが辛かった。悪路を1時間、ひざの上でザックが跳ねる跳ねる・・・。

8/16 7:10

満員のバスの窓から無理矢理撮った、滝雲。

8/16 8:14

椹島！登山基地。

8/16 8:15

それじゃ出発！

8/16 8:27

いきなり北アとは雰囲気の違う登山道にドキドキ。

8/16 8:29

一人づつ渡りましょう。落ちそうです。

8/16 8:35

吊橋キタ！！！

8/16 8:36

幅はこのくらい。楽しすぎ！

8/16 8:58

美しい森の中を進んでいく。

8/16 9:31

鉄塔下。

8/16 9:44

岩頭見晴より。本日初めての眺望。

8/16 9:49

あとはひたすらこんな道を登っていきます。

8/16 10:01

ここまで結構頑張って登った気がするけど、急に人工物が現れてちょっとゲンナリ。

8/16 10:03

さて、気を取り直して、鉄階段を登っていく・・・。

8/16 10:30

青空がきれい。というより暑くて倒れそうなくらい。喉はカラカラ。

8/16 12:04

清水平で朝ご飯。水は豊富。がぶ飲み＆プラティパスに補充。めちゃくちゃ美味かった。

8/16 13:00

見晴台からの眺め。明日も晴れますように！あの稜線を歩くのだ。

8/16 13:04

しかし良い天気。夏らしい雲。

8/16 14:26

登れども登れども、森の中。しかし少しずつ植生が変わってきた。

8/16 14:37

駒鳥池。森の中のオアシス。

8/16 15:34

千枚小屋に着いた！長かったね〜。

8/16 15:53

素泊まり専用の百枚小屋の中。まだ人も少なかったので、良さげな場所を1畳ほど確保。

8/16 15:57

百枚小屋。冬季は避難小屋に。

8/16 16:01

水場。というより水道。

8/16 16:12

テント場は5分ほど歩いた森の中。落ち着いた良い場所です。

8/16 16:54

富士山！とにかくでかい。

8/16 17:34

トリカブト。

8/16 17:34

何？いっぱい咲いてた。千枚小屋周辺はお花畑。

8/16 17:36

ヤマハハコだっけ？

8/16 17:37

斜面がきれい。

8/16 17:41

マルバダケブキ。たくさん！

8/16 17:44

千枚小屋のメニューはこんな感じ。

8/16 17:52

トイレはとっても綺麗です。

8/16 17:58

なんだっけこれ。白くてなんか美味しそう。

8/16 17:59

クルマユリ。

8/17 4:56

おはよう！今日はいっぱい歩くのだ！晴れが続きますように。

8/17 5:14

富士山と日の出。

8/17 5:15

富士山がきれい。西の人間にとって、富士山ってなかなか見る機会ないから、特別ドキドキするんですよ！

8/17 5:24

モルゲンロートに染まる赤石岳。超かっこいい。

8/17 5:30

本日最初のピーク。千枚岳！

8/17 5:31

北側の眺め。

8/17 5:31

今から向かうよ！丸山、悪沢岳方面。

8/17 5:50

一箇所、下降に注意を要する岩場有り。が、思ったほどでは無かった。

8/17 5:56

とにかく斜面のお花畑がすごい。ミヤママツムシソウの紫と赤石岳。

8/17 5:58

お花が凄くて、いっこうに足が進みません。

8/17 6:00

お花！！

8/17 6:07

しかし見れば見るほどスケールの大きい、南アルプスの山々。

8/17 6:28

丸山山頂。しかしガス上がってくるの早くないか！？午後が危険かも。

8/17 6:30

快適な縦走路を悪沢岳に向かう。

8/17 6:34

丸山は本当に丸い。そしてバックは雲に。

8/17 7:00

荒川東岳山頂！標高は3141mだけど、そんなにあるような気がしないのは、森林限界が高いせいか。

8/17 7:03

ぬ！赤石方面にも雲・・・。

8/17 7:20

ここからぐっとコルまで下って、さらに登り返し。見た目ほどきつくは無かった。

8/17 7:37

とにかくお花がたくさんで癒されます。

8/17 7:38

花に全く興味の無い同行者は、ずんずん先に行ってしまいました。（そのペースを最後までお願いしますよ）

8/17 8:09

中岳避難小屋。

8/17 8:16

メニューはこんな感じ。

8/17 8:25

荒川中岳。

8/17 8:36

荒川前岳。むむ、ちょっとガスが・・・。

8/17 8:56

お花畑の斜面を下っていく。まずはハクサンフウロ。

8/17 8:58

ミネウスユキソウ。

8/17 9:01

ハクサンフウロがいっぱい。

8/17 9:09

下に荒川小屋が見えてきた。

8/17 9:15

これなんて花？めちゃくちゃかっこいいんだけど。

8/17 9:30

荒川小屋の裏手より。青空が素敵。暑いです・・・。

8/17 9:33

荒川小屋着。みなさんベンチで昼ごはんタイムでした。

8/17 9:49

ちょっと下った水場へ。ジャバジャバ出てる。美味しかったのでまた今日もがぶ飲み。

8/17 9:56

写真撮り忘れて食べちゃったので。。。

8/17 10:24

ここ素敵だった。大聖寺平へのトラバース道。

8/17 11:01

大聖寺平を少し登ったところ。TJARの撮影スタッフさんにも遭遇。

8/17 12:03

赤組。白組。

8/17 12:18

赤石岳への稜線。ガスってきた。たまに聞こえるカミナリが怖い。

8/17 12:23

うう。晴れてたら最高の道なのに。

8/17 12:38

赤石岳避難小屋は、混みそう。

8/17 12:55

赤石岳山頂！まさに雨が降り出し、カミナリも鳴り出し、怖くて滞在時間は僅か。リベンジしたい！

8/17 14:41

赤石小屋までひたすら下る。途中何度も出てくる桟道。

8/17 15:05

富士見平。休んでる暇はない。今にも雷雨きそうな予感。。。

8/17 15:57

赤石小屋の別館素泊まり。間一髪、入った直後に経験したことの無いような凄まじい雷雨が。歩いてる時じゃなくて助かった！

8/18 5:47

おはよう。そしていつかまた来るときまでバイバイ、赤石岳。

8/18 5:48

素泊まり別館はこんな外観。

8/18 5:53

あとはひたすら森の中を下る。

8/18 7:10

残り1時間でご褒美にカルピスを飲むことにしてるのだ。

8/18 8:26

なんか南アルプスって、森が多いせいか、ふと低山を歩いていると錯覚するのだ。

8/18 8:31

木漏れ日がとても美しくて。

8/18 8:42

お疲れ様でした。もうすぐだ。

8/18 8:46

椹島に戻ってきた！楽しかった！

8/18 8:48

靴を洗わせて頂く。赤石だね。

8/18 9:05

椹島のキャンプサイト。快適そう・・・。そしてここがドコモも通じない山奥だという気がしない。

8/18 13:52

帰り道にて。この看板怖い。夢に出てきそう。

8/18 14:07

まさにTJAR真っ只中。道路では3人の方とお会いしました。太平洋目指して頑張れ〜！

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 930 IS Canon

感想

srazm

NHKの山の映像に心ときめくことは多い。もう数年前だろうか、赤石岳の大きな山容に衝撃を受ける。なかなかアプローチが難しい山域だ。遥か遠くの夢のような山だと思っていたが、ひょんなことからお盆山行が決定した。前日まで山は大荒れだったが、1日目は素晴らしい快晴となった。しかし2日目は16：00からは凄まじい雷雨。幸い小屋に着いた直後だったから問題は無かったが、歩いている途中なら恐ろしかっただろう。夏山の不安定さを体験する日だった。とにかくこれまでの山とは全てが異なる、素晴らしい山域だ。雷が怖く、ガスに包まれた赤石岳山頂に5分と居られなかったのは心残り。もの凄く気に入ったので、来年は塩見あたりから聖まで歩いてみようかと。いや、仙塩尾根も歩きたいし、これは南アルプス縦断か！？