沼津アルプスを歩く
- GPS
- 06:44
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,031m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 6:40
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
多比へ下山後、バスで沼津駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
急坂やロープの設置場所が多く、雨後などは泥濘んで滑るので注意 標識はあるが、コースの分かり難い箇所は多い |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
急に思い立ち、前々から少し興味のあった沼津アルプスを歩こうと一夜漬けで勉強して計画立案。
最寄り駅を朝一番の電車で出て沼津へ。駅前で昼食を調達してバスを探すが直ぐにはなく、黒瀬の登山口までは1劼らいなので歩くことにする。
香貫山の登山口を7時半頃に出発。展望台を経由して30分も登ると山頂。そこに居た人に縦走コースへの出方を親切に教えて貰って次の横山へ。「イノシシ注意」の看板の横をゆっくり登って行く。
斜度があるのに加えて雨の後のためなのか泥濘んで滑りやすく、どうしてもロープを掴んで登ることになり疲れる。
20分で頂上について少し休み、下りにかかろうとして道を見るとやはり泥濘んでいて危なそうなので、転んで汚れても良いようにレインウェアのパンツを着ける。
30分程下りるとすぐに徳倉山への急な登り。横山ほどではないがやはり湿って滑りやすい道を、張られた鎖を掴んで登る。20分余りで頂上に着くとやや広い広場になっていて、雲の上に顔を出す富士山が見える。
ずっと登って来て疲れたので少し腰を下ろし、糖分の補給のために小さな羊羹を食べる。
徳倉山を過ぎて暫くは比較的なだらかな稜線を20分程進み、急勾配の坂を下ると志下坂峠。これを少し登り返すと志下山で、この辺りから双頭の鷲頭山の姿が大きく見えてくる。
志下山からさらに30分進むと、鷲頭山への登りの入り口になる巨大な中将岩の前に出る。どうやってもカメラの画角に入りきらない程大きい。
中将岩の前を右側へ回り込んだところに鷲頭山への登山道があり、ここまでにもなかった程の急傾斜で今にも崩れそうに見える坂道を、張られたロープに頼って攀じ登る。あまりの急坂に途中で何回か足を止めながら20分ほどで小鷲頭山の頂上に辿り着く。少し前が開けて海も見えるのでここで昼食にする。
小さな石に腰を下ろしてオニギリを食べていると、鷲頭山の方からやって来た若い女性二人組に声をかけられて、お互いの歩いて来たルートの情報交換。何となくこの先に面倒な鎖場があると思い込んでいたのだが、二人の話からはその印象が感じられない。それでも慎重に進もうと思って腰を上げる。
小鷲頭山から散った椿の花が落ちている緩い坂道を15分程進むと海が見える鷲頭山の頂上。祠があり、小広い平地になっている。写真を撮るなどして数分留まってから先へ進む。
ロープの張られた急坂を下り、多比峠を越えると幾分道が荒れ、岩尾根の上を通ったり踏み跡が見辛くなったりして少し不安が募る。
GPSで頻繁に位置を確かめながら40分程歩くと無事に多比口峠に到着。ここまで来る道からは左に北側の平野部も眺めることができる。ここで丁度大平山から下りて来た人と情報交換。これから多比へ下りて沼津の御用邸近くに止めた車を取りに行くとのこと。
泥濘が残って滑りそうな急坂を疲労した足でトボトボ登り、15分ほどで最後の頂の大平山に到着。さらにこの奥にも山筋は続くのだが、そちらは「奥沼津アルプス」となるらしく、取り敢えず今回はここで終点。数分ベンチで休んでからもと来た道を多比口峠へ戻り、多比へ向かって道を下る。
やや急な坂道だが、今までの山道に比べればずっと歩き易い。10分ほど下ると車の通る道に合わせ、舗装された道を下る。
多比口峠から40分程で多比の集落に出る。
多比から沼津駅行きのバスに乗り、右側に歩いて来た稜線を眺めながら30分ほどで沼津駅に戻る。予想外に厳しいハイクだったが、変化があり楽しい山行だった。
今度は違う季節に逆方向で歩いてみたいと思った。
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