bearfoot shoesで高尾山
- GPS
- 03:17
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 496m
- 下り
- 494m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
初めてのベアフットシューズ(VivobarefootのTracker FG)でのハイキングということで、今回は高尾山で靴の評価。
通常のトレッキングシューズだと硬いシャンクのせいで足先の感覚を半ば無効化して歩いているのだが、これだとソールが薄いせいで適度に足裏の感触が伝わってくる。
一方でSkinnersのような極薄のベアフットではなく、岩場の下りなどでもプロテクションが働く程度の程良い固さはあるため安心感がある。
逆に言うと、それに頼り過ぎて普通の登山靴(ちょっとソールが薄めのトレッキングシューズ)として使うこともできてしまうため、ベアフットとして使いこなすという意識が必要と感じた。
・親指の付け根から着地を始め、親指から小指へ、さらに踵へと地面を包み込むように着地を完了する。この段階では体重をかけず、ひたすら足裏からの感覚を受容する。
・地面の硬軟、傾き、凸凹の度合などに対応する形で体重をかけていき、ゆっくり重心を前足に移す。
・後ろ足は蹴らずに引き上げる。何も考えないと爪先で蹴ってしまいがちだが、逆に触感を含めて踵を出来る限り最後まで残す
とにかく足裏の感覚を最大限利用することに尽きる。これらを前提としてTracker FGが良くできていると感じるのは以下の点。
・爪先側に余裕があり指を使いやすい
・踵まで含めて全体的にソールが薄い
これらはカジュアル用のシューズ含めて、Vivobarefootの共通スペックのようなので、日常からベアフット感覚を鍛えることもできる。
単にソールがペラペラの靴なら幾らでもあるだろうが、Tracker FGは普通の登山靴に求められるスペック(しっかりした足・足首の保護、ウォータープルーフなど)も備えていて、ニッチな領域にも関わらずクオリティは高いと感じた。
気になったのは宣伝文句のWinter proofという割にクランポンがつくように見えないという点だったが、そもそも雪の上ではこの靴を使う意味があまりない気もする。
今回高尾山の試し履きで、ベアフットの有効性、トレッキングでの利用で危険が無さそうなことを確認できたため、今後は登山靴のかわりにTracker FGを使いながら感覚を鍛えようと思っている。
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