あさ巻機山 三度目の正直
- GPS
- 07:09
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,537m
- 下り
- 1,526m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新雪は30cm程度 森林限界より上部は氷化してガリガリ |
写真
感想
巻機山は前々回はホワイトアウトに阻まれ、前回は時間切れで山頂まで行けていない。
2日前にまとまった降雪があり最後のチャンスと思いリベンジ。
午前2時に勇躍していつもの駐車地点から出発するとトレースはない。踵ラッセルで林道を登っていくと集落側のからトレースが延びていて。これ幸いと利用させてもらう。おかげで五合目まで2時間かからないハイペース。トレースはこの辺りで消えた。
ここまでは固めの雪だったがその先はパウダー斜面がどこまでも広がっていく。ただしせいぜい踝程度のラッセルでペースは落ちない。明るくなる前に森林限界まで上がってしまった。上部はパウダーはなくなりガリガリになっている。前回、前々回とは全く様相が変わっていた。まあしょうがない。クトーでも厳しく途中からアイゼンを履いてニセ巻機山まで登った。途中で夜が明けて世界が広がった。
ニセ巻から避難小屋まではシールを着脱するのが面倒なのでツボ足のまま降りた。避難小屋はわずかに屋根が見えていた。建物を実際に見ることができたのは初めてだ。やはり雪は少ないのだろう。
避難小屋からはシールで登った。山頂へ続く斜面は遠くから見ると面ツルに見えるが実際はガリガリだった。おかげでラッセルはなく7時過ぎに山頂へ。ちょうど5時間だった。
天気はよく気温が上がりそうなので、写真を撮ったらすぐに下山開始。
登っている間はガリガリ斜面を滑れるか心配だったが慎重に行けば問題なかった。避難小屋でシールを貼り直してニセ巻まで登り返す。この先も氷化斜面は続く。凍っていない所を探しながら滑っていくと後続のスキーヤーが3名ほど登ってくるのが見えた。軽く挨拶してどんどん降りる。樹林帯のパウダーを満喫して五合目まであっという間。井戸の壁は重いパウダーとガリガリが交互に現れる。慎重にこなして夏道に合流。後続は数十人いて完璧な高速道路が完成していた。駐車地点まで戻ったらまだ9時過ぎ。出発時は2台だったが路駐も含めて30台以上が停まっていた。これから本格的な残雪期で登山者も増えるのだろうと思いつつ帰路についた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する