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Yamareco

記録ID: 224995
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無雪期ピークハント/縦走
四国剣山

晩秋の三嶺

1987年11月21日(土) ~ 1987年11月22日(日)
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GPS
07:50
距離
13.0km
登り
1,255m
下り
1,255m

コースタイム

7:00菅生発−10:40-11:50三嶺山頂−14:00菅生着
天候 11/22 晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
[行き、帰りとも] 新居浜ー(JR)−川之江ー(バス)−池田町ー(バス)−菅生
コース状況/
危険箇所等
(この当時)登山口が解りにくかったが、その後は道ははっきりとついていた。

感想

【山行No 113】

11月末の三連休だが、いろいろあって遠方への登山はやめにして、近場の三嶺に
行ってみることにした。
(この当時はマイカーを持っていなかったので)JRとバスを利用して1泊2日の山になる。

11月21日(土)
 ・自宅のある新居浜をお昼頃に出発し、JRでまずは川之江(現 四国中央市)へ。
  そこからバスにのり、徳島県の池田町に向かう。
 ・池田町からは、三嶺の登山口のある祖谷渓へのバス路線があるが、バスの便数が少なく、1時間ほどバスを待つ。
   15時過ぎの最終バスに乗る。登山者は一人も乗っておらず、通学の中学生ばかりが多いバスの中だった。
 ・バスに揺られながらうとうとしていると、いつの間にかバスはだいぶ谷奥まで来ており、
  外はすでに夕暮れになっている。なにか暗いものが谷から湧き出しているような感じさえする、淋しい秋の夕暮れ。
  バスの乗客も一人、二人と降りてゆき、車内がはガランとして、蛍光灯の光だけが白々しく光っている。

17:45 菅生(すげおい)着
 ・事前に調べたのでは、ここに青年旅行村があるので、そこにテントを張るつもりでいたが、
  そとは真っ暗で街灯すらなく、どこが旅行村だかよく解らない。
  仕方がないので、目に付いた建物の脇にテントを張る。
  当然、まわりにテントを張っている人などおらず、一人きりの淋しい夜だ。
 ・夜遅く、テントから外に出てみると、夜空はまさに降るような星空が広がっており、
  双眼鏡でいろいろ眺めると、アンドロメダ星雲やプラアデス星団なども見え、
  久々に旧友に会うような感じがした。

11月22日(日)
 ・さすがに晩秋の山奥なので、朝方はテントの中でもプラス3℃まで冷え込んだ。
7:00 菅生発
 ・取りあえず三嶺へと出発するが、登山道の道標もなにもなく、むやみと付近をうろついて時間を浪費した。
  結局、近くにあった農家によって道を聞き、ようやく正規の登山道に出会うことができた。
 ・登りは標高1200m付近まで杉林と自然林の混合林。紅葉はすでに終わりかけている。
9:10 標高=1450m地点
 ・この付近より上部は、自然林帯となった。高度計と地図を見ながら登高するが、
  単調な登りが続くので、結構調子よく進んでいるようでもあり、そうでもないような感じだ。
 ・地図上の標高1790mピークを左に巻いて進むと、さらに一登りで頂上稜線に出た。なだらかな笹原が広がっている。

10:40-11:50 三嶺山頂
 ・午前中ではあるが、名頃から、あるいは高知側からパラパラと登山者が上がってきており、山頂は結構賑わっている。
 ・割と快調なペースで登れて、時間的にも余裕があるので、笹原にゴロンと寝転んで、のんびりとした。

 ・下りは同じ道を下る。祖谷渓の深い谷を隔てて、対岸の矢筈山地が良く見える。

14:00-15:35 菅生(旅行村)
 ・バスの時間までだいぶあるので、コンロでお茶を沸かしてのんびりとティタイムとした。
  午後早いのに、この深い谷間は、早くも日が陰り、夕方の雰囲気が湧いてきている。
  晩秋の山里はなんだか淋しい雰囲気だなぁ..

17:55-18:25 池田町
 ・行きと同様に、バスで川之江まで出て、JRにて新居浜に戻った。 

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