三ツ峠山 - ツアーバスが来るほど人気の山だったとは・・・
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- GPS
- 05:38
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 938m
- 下り
- 925m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 5:30
08:25 大幡八丁峠
08:54 大幡山
09:14 茶臼山
10:35 御巣鷹山
11:00 開運山(三ツ峠山)
11:25 木無山(辺りで大休憩)
12:55 駐車場
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
男女別のトイレあり。 登山ポストは気付きませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して案内表示が少ないうえ、あってもわかり辛いので、コース上の危険よりも、道間違い等の注意が必要だと感じました。 <駐車場から大幡八丁峠> 廃道寸前(?)の砂利林道を緩やかに登ります。 危険箇所はありません。 林道が、突き当りのように終点となり、「左が清八峠、右が三ツ峠」の標示板が地面に置かれていますが、ここがどこかを示す案内等はありません。 たぶん、大幡八丁峠だと思います。 <大幡八丁峠から御巣鷹山直下> 本コース唯一の山歩き気分に浸れる道。 危険箇所はありませんが、やはり案内がないため分岐で悩まされます。 悩まされますが、ほとんどがすぐ行き止まりになるか、結局合流するので、気の向いた方に進めば、ほぼ大丈夫です。 <御巣鷹山直下から御巣鷹山頂> 急登です。特に登り始めの数分は岩登りです。慎重に。 途中に珍しく分岐の案内柱がありますが、気付かなくても直進でOK。 電波塔が立つピークに出たら、そこが御巣鷹山頂です。 探しましたが、山頂を示す案内板等は見つけられませんでした。 開運山への案内もありませんが、他の道もありませんのでわかるでしょう。 <御巣鷹山から開運山> 石ゴロゴロの幅2mくらいの道を突き当りまで行き、その後左に登ります。 突き当りには案内板がありますが、右の行き付く先は書いてありません。 登っていくとNTTの施設がありますが、その手前に分岐があるので、それを左に登って行けば開運山山頂です。(相変わらず案内なし) <開運山から木無山> 滑りやすいザレ場に注意し、開運山から見下ろした草木のない広場を目指します。 ちなみに、木無山の位置には諸説あるようです。 <木無山から駐車場> 駐車場方面を示す案内は見られなかったが、「137号線」の案内に従えば、それが駐車場方面です。 トラクターかブルドーザーしか通れないような、石ころだらけの道を延々とジグザグに下ります。石を踏んで足首を捻らないように。 案内に関しては頼りにできない本ルートですが、登山口から開運山を往復するだけであれば、ほぼ1本道なので問題ないでしょう。 |
写真
感想
実は、前日までは、丹沢の鍋割山/塔ノ岳に登る予定だった。
ところが、連日の晴天でまったく心配していなかった天気が、前日の夜に偶然目にした天気予報に雨だと言われ、慌てて物色した結果、三ツ峠山になったのだ。
他にも候補は挙がったが、如何せん、どこも思わしくない予報だったのだ。
かと言って、三ツ峠山なら大丈夫っていうわけでもなかったんだけど。
登山口に向かう中央道からは、天候の不安をよそに、富士山がくっきり見えていました。三ツ峠山のウリはその展望なので、期待を膨らませたまま駐車場に入った。
が、しかーし。
思い返せば、不満が多いルートだった。
何より、案内表示が無さ過ぎ。
まずスタート時、地図を片手に自分が行くべき道を探すが、どこがどこやらサッパリだ。たいていの登山口にあるコースの概略図など、なーんにも無い。最終的には、近くの人に尋ねて何とか見つけられたが、念のため携帯のGPSに現在地を登録(幸いナビゲーション機能がある。)し、最悪の場合は戻ってこられるようにして出発した。
林道の終点の大幡八丁峠から開運山までのルートでもしかーり。
大幡八丁峠はもちろん、ガイドブックにある大幡山、果ては御巣鷹山でさえ、その場所に明示がない。反面、地図にない茶臼山なる標示があったが、ピークでもない場所にその標示板があり、一瞬首をひねったが、ルートから外れた方向に踏み跡があったので、そっちへ行ってみると、一応のピークになっていて、「ここのこと?」ってな感じ。単なる雑木林の行き止まりで、行く価値無しの場所だった。
いくつか、案内なしの分岐もあったなぁ。ほとんどが、行き止まりか合流するだけなんだけど、目の前に予定外の分岐が現れたら、戸惑うじゃないか。
更に、木無山は一体どこだったのか。
もしかしたら俺は行っていなかったのかもしれない。
ここがどこかをはっきり明示してあったのは、開運山山頂だけだったのではないか。
思うに、案内表記が少ないのは、駐車場から開運山を往復することしか想定していないからかもしれないな。実際、訪れるほとんどの人はそのパターンだから。
そうそう、下山して駐車場に戻ったら、何とバスが停まっていた。駐車場の用意が無いもんだから、車道にデンと駐車し運転手待機状態で。
おいおい、ツアーまで企画されるような山だったのかい?もうびっくりだ。
それを知っていたら、この山は選ばなかっただろうに。
ウリの富士山も雲で見られなかったし。。。
山らしい山道は、大幡八丁峠から御巣鷹山までの一時間ちょっとだけだったし。。。
唯一幸いだったのは、多くの人は少ないポイント(開運山山頂とか)に集中しているので、昼食にした木無山付近は静かだったこと。のんびりできました。
行ってわかったことがある。多くの山名がそうであるように、三ツ峠山も実は、御巣鷹山、開運山、木無山の三山の総称だったってこと。(狭義では開運山を指す場合もあるようだが。)
今回思ったのは、ある程度、登る山の補欠を用意しておいた方が良いということ。
天候とかで、地域や所要時間をすぐ変更できるようなものを。
普段は、「今週末は○○山に登るぞ」と一つに決めているが、補欠がいれば状況に応じてすぐ変更できるし、今回のように事前の情報収集が不足することもなくなるだろう。
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