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Yamareco

記録ID: 225848
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

【南ア 小渋川から荒川岳・小河内岳】渡渉よりも道迷いに注意!

2012年09月15日(土) ~ 2012年09月17日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
51:05
距離
38.7km
登り
4,448m
下り
3,822m

コースタイム

9月15日(土) 小渋ルートから広河原小屋を経て荒川小屋へ(幕営)
湯折ゲート07:25→小渋の湯跡?(道間違い30分ロス)→湯折ゲート07:58→七釜橋08:25→08:40第一渡渉地点(朝食&渡渉準備)08:58→高山ノ滝出合09:41→16回目の渡渉10:02→道迷い30分→右岸取付き発見&渡渉10:40→ピンクテープに騙され樹林帯へ入り込み,道迷い20分→ルート復帰11:07→指導標発見11:15→11:25広河原小屋11:52→すごい急登で1時間毎に10分ほど休憩→船窪15:19→16:30大聖寺平16:35→17:00荒川小屋

9月16日(日) 荒川小屋から荒川岳(中岳・前岳),高山裏避難小屋を経て小河内岳へ(避難小屋泊)
荒川小屋05:30→05:52水場05:55→07:06稜線分岐(中岳往復)07:23→荒川前岳07:32→08:25カール下部指導標08:42→09:49水場09:55→10:17高山裏避難小屋(ラーメン昼食&昼寝)11:15→板屋岳12:30→13:03大日影山手前お花畑13:15→15:15小河内岳15:20→15:24小河内岳避難小屋

9月17日(月) 小河内岳から烏帽子岳,三伏峠を経て鳥倉林道登山口に下山
小河内岳避難小屋05:55→烏帽子岳07:08→07:52三伏峠小屋07:55→09:52鳥倉登山口09:58→10:32駐車場ゲート着
天候 9月15日(土)晴れのち曇り
9月16日(日)快晴 のち晴れ時々曇り
9月17日(月)雨のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
00:20自宅を出発。セルフスタンドで給油後,00:40に茨城町東ICから高速道路へ。首都高,中央道を経由し,04:20駒ヶ岳SAのコンビニで食料調達。04:50に松川ICで高速を降り,鳥倉林道駐車場に向かうも,駐車場は既に満車。しかたなく,06:10路上駐車の列に加わる。
06:20にバイクで小渋川登山口へ出発。湯折ゲートには07:11に到着。
コース状況/
危険箇所等
◆ 湯折ゲート〜小渋川遡行〜広河原小屋
・ のっけから道間違いをやらかしました。歩き出す前に登山地図を確認すればよいものを,沢登りなのだから沢沿いを歩くのだろうと,ゲート前にある2本の道のうち,右側の下り道を進んでしまいました。15分ほど歩くと,なにやらポンプ室の跡のような建物のある平坦な場所に出て,行き止まりとなりました。小渋川には高い堰堤が設けられており,登山道はありません。すぐに湯折ゲートに戻りました。30分のロスです。
・ ゲートに戻ると,左側の道にちゃんと「登山道」の標識がありました。ここを07:58に再スタート。15分ほど歩くと,真っ暗なトンネルを通過。さらに10分で七釜橋に到着。いよいよ小渋川遡行のスタートとなります。
・ 最初は,沢沿いに設置されたコンクリートのブロックの上を歩きますが,15分ほどでこれも終わり,最初の渡渉地点に到着です。ここでオニギリを1個食べ,登山用ズボンと登山靴をザックにしまい,登山タイツと地下足袋という渡渉スタイルに変身。これで腰まで水に浸かっても大丈夫。ザックの中の衣類など濡れて困るものはすべてビニール袋でパッキング済みであり,カメラも防塵防滴のE−M5なので,少しぐらい水没しても大丈夫。
・ 私が準備している間に,二人組の登山者がやってきて,さっさと渡渉開始。様子を見ていると,膝下ぐらいの水量で,不安はありません。私もあとを追うように,渡渉を開始しました。
・ 高山ノ滝出合までは10回ほど渡渉したでしょうか。深いところでは膝上から太もも近くまで潜ったものの,まったく問題なく進みました。先行する二人組はすごいスピードで歩いていき,あっという間に見えなくなりました。
・ 過去の記録では,ここまで来れば,あとは問題ないという記述が多かったので,ここで安心して気が抜けたのか,このあとでトラブル発生。キタ沢合流地点手前で右岸に上がるはずなのですが,ペンキマークがどこを探してもありません。荷物を下ろして,岩ゴロ帯を20分以上も右往左往してしまいました。渡渉ポイントの先にピンクテープの目印があるのをなんとか見つけ出し,右岸に上がります。ここで約30分のロス。
・ さらに,薄い踏み跡を進むこと5分。左手の樹林帯の入口にピンクテープの目印。おかしいなと思いつつも,テープに騙されて樹林帯に入ってしまいました。樹林帯の中を地下足袋のおぼつかない足取りで15分ほど登ると行き止まりです。右下の岩ゴロ帯を見下ろすと,なんと岩にペンキマークのルート表示があるではないですか。斜面を慎重に下り,ルートに合流します。ここでまた約20分のロス。
・ ここからは,ルート表示もずっと続いていたので迷いませんでした。11:15には,広河原小屋を示す標識も見えました。合計80分もタイムロスし,11:23に何とか広河原小屋に到着です。ここで水分とエネルギー補給,登山靴への履き替えで約30分の休憩です。

◆ 広河原小屋〜大聖寺平〜荒川小屋
・ 広河原小屋を出ると,いきなり急登となります。標高2,734辰梁臉算平まで,標高差1,274辰療个蠅任后I弦2,490辰僚窪までは,ほとんど展望のない樹林帯を延々と登ります。
・ 登山道は意外としっかりしており,ハシゴなどもありました。 ただし,後半は倒木が出てきて歩きづらいところがあります。
・ 1時間毎に10分程度休憩をとりながら,じっくりと登りましたが,きつかったです。酒は缶ビール2本とバーボン,食料は3日分のレトルトやラーメン(具はタマゴ・ネギ・キノコ),フルーツゼリー2個など,相も変わらず山での食事にこだわったおかげで,ザック重量は約20圈スタミナ不足なのだから,軽量化すればよいものを,いつもこうなんです。5垳困蕕擦譴弌いなり楽なんですがね。
・ 舟窪には15:19に到着。広河原小屋を出て,約3時間半かかりました。 ここからは,荒川前岳西側の崩壊壁が正面に見えて迫力ありますね。
・ さてこの先,大聖寺平までは標高差は240辰曚匹療个蠅鮖弔垢里澆任垢,足下は歩きにくい岩だらけの道のうえ,周囲は背の低いダケカンバやハイマツが茂っていて,ザックが枝に引っかかり,歩きづらいことこの上ありません。 コースタイム45分とのことでしたが,結局70分を要してヘロヘロで大聖寺平に到着。相も変わらぬスタミナ不足ですね。
・ 大聖寺平では,ドコモの通話が可能です。ここで家人にメールを送信しつつ5分の休憩。ここから本日の目的地荒川小屋までは,約30分ほどのフラットな道を残すのみです。赤石岳から下ってきたテント縦走の単独氏と話を交わし,一緒に小屋に向かいました。
・ 荒川小屋には,17:00に到着。テント受付(600円)と同時に冷えたプレミアムモルツのロング缶(800円)を購入し,テン場へ。テントは私を含めて9張と余裕です。でもテント設営でアクシデント発生。なんとエアライズ1のポールが折れてしまったのです。困っていると,天の助けか,隣の二人連れの方がアライテントのリペアキットをお持ちで,私に譲ってくださいました。本当に助かりました。それにしてもアライのテントばかりだったのには驚きました。

◆ 荒川小屋〜荒川前岳〜高山裏避難小屋
・ 翌朝は快晴でした。04:00に起床し,ネギを加えた「どんべえ」(食べやすく,水分と塩分なども摂れるので,朝食に良く用います)で簡単な朝食をすませ,お世話になった隣の方々に挨拶して05:30に荒川中岳を目指して歩き始めます。
・ 登山道からは,南側に朝日を受けて黒い影となった富士山が見えました。黄色に色づいたダケカンバの葉っぱが秋の雰囲気を感じさせますが,気温は高く,半袖のTシャツでOK。
・ 小屋から25分ほど歩くと,水場に到着。夏場に二度ほど立ち寄ったときは,かなり水量があったのですが,現在は渇水のため,残念ながら水が涸れています。この水場はあてにせず,必ず荒川小屋の水場で給水するようにした方が無難です。
・ さて,水場から先は傾斜がきつくなりますが,その分展望も良くなってきます。目の前には巨大な赤石岳を望み,右手には朝日に照らされた荒川小屋がすでに小さい。途中のお花畑には,鹿の食害を防ぐための防護策が設けられていました。
・ 稜線分岐には,07:06に到着。ここにザックをデポし,すぐ近くの中岳山頂に向かいます。山頂は少々風が強かったですが,素晴らしい展望でした。北には塩見岳を前景に,北岳や仙丈ヶ岳,甲斐駒ヶ岳など南ア北部の3千メートル峰がすべて見渡せました。すぐ近くには荒川三山の最高峰,悪沢岳が聳えています。南には富士山,西には赤石岳とこれから向かう荒川前岳。すべて三千メートルを超える高峰です。遠方には中央アルプスや北アルプスの山なみ,さらに頸城山塊までが望めるという大展望が広がっていました。
・ さて大展望を十分堪能したあとは,分岐でザックをひろい,荒川前岳へ。この山頂は西側斜面の浸食崩壊が進み,山頂標識がもうすぐ飲み込まれそうなほどです。登山道は,この崩壊壁のフチを通過するので,かなり気を遣います。特に,写真にある幅30センチほどの刃渡りのようなところは危険です。荒天時は歩きたくないところです。
・ この先は,岩のガレキで埋め尽くされたカールの大斜面を一気に約400嘆爾蠅泙后この下りは足に来ます。でも,登るよりは良いかな?ここでは,途中,二人の若い男性と中高年の単独女性の三名の方とすれ違いました。高山裏避難小屋から登ってこられたようです。
・ 指導標のあるカールの底には08:25に到着。ここでエネルギー&水分補給で休憩です。ここから見上げるカールは大迫力。そして上空は吸い込まれるような青空。この素晴らしい天候を山の神様に感謝しました。
・ 休憩のあとは,高山裏避難小屋を目指します。指導標では90分とありましたが,私の足でもちょうどそのくらいでした。道は南アらしい苔むしたシラビソの森の中のトラバース道。なんとも素敵なプロムナードといった雰囲気です。避難小屋手前20分のところには,水場がありますが,ここも好天続きで水量が少ないです。1.5箸鮑凌紊垢襪里5分かかりました。
・ 高山裏避難小屋には,10:17に到着。時間は十分あるので,ここでラーメン昼食の大休止。ラーメンを食べたあとはお昼寝が気持ちよかったです。小屋下にも水場があるようですが,かなり離れているとのこと。確認はしていません。

◆ 高山裏避難小屋〜板屋岳〜小河内岳避難小屋
・ 高山裏避難小屋から本日の目的地である小河内岳までは,標高差350辰曚匹療个蠅箸覆蠅泙垢,しばらくは樹林帯の中,緩いアップダウンを繰り返しながら徐々に標高を稼ぎ,小河内岳直前に標高差200辰竜淌个箸覆蠅泙后
・ 避難小屋を11:15に出発。まずは板屋岳を目指します。シラビソやダケカンバの茂る気持ちの良い樹林帯を40分ほど歩いていくと,突然,西側斜面の崩れているところに出ました。さらに,15分ほど行ったところにも同じような崩壊地。この付近は,尾根の西側斜面が崩壊している箇所がいくつもありますので,注意が必要です。
・ 板屋岳には12:30に到着。樹林帯の中に標識があるだけで,山頂がどこかは分かりませんでした。ここからさらに尾根の東をトラバースするように登山道が続きます。30分ほど歩くと,西側をぐるっと回り込むようにコースがカーブし,大日影山手前のお花畑に出ました。広場のようになっていて休憩適地です。ここで12分ほど休憩です。ここからは,尾根の先に小河内岳がよく見えました。
・ 休憩後はまた,樹林帯の中の歩きとなりますが,高度を上げるに従い,周囲の樹木は変化し,いつの間にか背の低いハイマツ帯に入ると,小河内岳山頂へと至る最後の急登となります。
・ 小河内岳山頂には,15:15に到着しました。 高山裏避難小屋を出発してから4時間ちょうど。重荷でのアップダウンでペースは上がらず,コースタイムを若干オーバーしています。
・ 山頂で,家人にメールしたあと,山頂直下にある避難小屋へ。小屋は冬支度されていて,1階はすべて閉ざされており,中に入るためには,階段を登って冬期出入り口を利用しなければなりません。また,トイレはすべて板と釘で使用できないように閉ざされていました。でも,小屋の中は新しくて快適。このあと,男性1名女性3名からなるパーティがやってきて,その晩は,合計5名の利用でした。
・ なお,この日は夕方からガスとなり,周囲の展望は得られませんでした。また,夜半からは強風が吹き,何度も目が覚めましたが,気温は高くダウン350グラムのシュラフでも暑いくらいでした。

◆ 小河内岳避難小屋〜烏帽子岳〜三伏峠〜鳥倉登山口
・ 縦走最終日の朝はやや強めの雨となりました。せっかく展望の良い小河内岳避難小屋で夜明けの光景を見ようと思っていたのに,残念です。前夜の強風で何度も目を覚まし,眠りが浅かったせいか寝坊して,起床は05:00を少し回っていました。朝食はお茶漬けと質素ですが,食後はドリップコーヒーにフルーツゼリーのデザート(^^)。
・ 風景を楽しむこともできないので,食後はさっさと片付けて,05:55に小屋をあとにしました。雨は降り続いていましたが,風はそれほどでもなく,歩くには支障ありませんでした。小屋を出てすぐのハイマツ帯に,つがいと思われる二羽の雷鳥がいました。近づいても逃げようともしません。驚かさないようにそっと脇を通り過ぎます。
・ 前小河内岳へと続く登山道は,梅雨時のようなしとしと雨。気温は摂氏12度と,暑くもなく寒くもなく,薄手シャツにゴアの雨具でちょうど良い感じ。「こんな穏やかな雨の中の歩きも,たまには良いもんだなあ」などと独り言をつぶやきながら歩きました。
・ ところが,さらに歩くと,またも西側斜面が崩壊した箇所が出てきました。特に,烏帽子岳山頂手前は大崩壊地。登山道そのものが削られ,新しいルートが上部につくられています。ここは要注意です。特に風の強いときは気をつけましょう。
・ 烏帽子岳山頂には,07:08に到着。ガスの中展望がないので,そのまま通過。ここから下って三伏峠に向かうと,下の方は晴れ間が見えてきました。鹿除けの防護策のあるお花畑を過ぎ,三伏峠には07:52に到着。まだ数張りのテントがありますが,登山者はまばらでした。ここも写真だけ撮ってさらに下ると,雨はだんだん小やみとなり,ついには青空が。
・ 鳥倉林道登山口に着いたときには,稜線までくっきり見えてきました。すっかり空は晴れ渡って良い天気。登山口で一緒になったトレラン姿のカップルと駐車場まで一緒に歩き,移動手段がないという二人を,16キロほど離れた下の集落のバス停まで送り届けてから,バイク回収に向かいました。

【小屋情報】
○広河原小屋
・ 広河原小屋は,小渋川ルートにおいて貴重な存在です。天候悪化で沢が増水すれば,ここしか避難場所はありません。見た目は古びていますが,中はかなり広く,収容力もあります。板は最近新しいものに張り替えられたようで,皆さんきれいに使われています。ただ,ここに至るまでのルート表示は十分ではないと思います。もう少し,ペンキマークなどがあると,道迷いも減らせると思います(ただ,このコースは慣れている方が多いようで,私以外は,道迷いなどしないかも)。

○荒川小屋
・ 荒川小屋は,過去2度ほど立ち寄ったことがあって,その素晴らしいロケーションと快適そうなテン場,たっぷりとあふれ出ている冷たくておいしい水に魅了され,いつかテン泊したいと思っていました。予想に違わぬ,素晴らしい環境でした。トイレも素晴らしくきれい。さらに,利用者のマナーも素晴らしい。私を含めて9組が設営していましたが,午後7時半を過ぎれば,話し声は一切聞かれず,熟睡することができました。また訪れたい,と思ったテントサイトでした。テント利用は一人600円です。ビールはレギュラー600円,ロング800円(プレミアムビールも同料金)。それにしても,南ア南部のテン場はどこもおいしい水が豊富に使え,トイレはきれい,利用者のマナーも良いところばかりですね。南ア南部に通いたくなる大きな理由の一つがこれです。

○高山裏避難小屋
・ 高山裏避難小屋は,樹林帯の中にある落ち着いた雰囲気の小屋です。見た目は古いですが,きれいに使われており,居心地は良さそうでした。すでに営業は終了していますが,1階の出入口は自由に出入りでき,別棟のトイレも1カ所のみ使用できます。小屋の水場は確認していませんが,登山道手前20分ほどのところの水場は,水量が少ないです。1.5リットル採水するのに5分を要しました。

○小河内岳避難小屋
・ 小河内岳避難小屋は,8月25日で営業を終了しており,冬期避難小屋として1階出入口と窓はふさがれ,開け閉めはできません。外の階段を上がって2階の冬季用出入口を利用します。また,別棟のトイレは,男性用も含めすべて閉鎖され,使用できません。同宿した女性の方たちは困っておられました。管理している東海フォレストのHPにも,その旨情報を載せて欲しいものです。
鳥倉林道の登山者用駐車場は既に満車のため,06:10,路上駐車の列に加わり,バイクをおろしました。
2012年09月15日 06:18撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 6:18
鳥倉林道の登山者用駐車場は既に満車のため,06:10,路上駐車の列に加わり,バイクをおろしました。
湯折ゲートには,07:11に到着しました。バイクで50分ほどかかりました。
2012年09月15日 07:11撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 7:11
湯折ゲートには,07:11に到着しました。バイクで50分ほどかかりました。
ゲート前には2本の道路がありましたが,小渋川遡行なので当然沢沿いを歩くと考え,何の疑いもなく,07:25,右の道路を歩き始めました。
2012年09月15日 07:24撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 7:24
ゲート前には2本の道路がありましたが,小渋川遡行なので当然沢沿いを歩くと考え,何の疑いもなく,07:25,右の道路を歩き始めました。
15分ほど歩いていくと,なにやらポンプ室の残骸のような建物があり,その先は行き止まりでした。小渋川には高い堰堤が設けられており,登山道はありません。道を間違えました。
2012年09月15日 07:41撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 7:41
15分ほど歩いていくと,なにやらポンプ室の残骸のような建物があり,その先は行き止まりでした。小渋川には高い堰堤が設けられており,登山道はありません。道を間違えました。
07:58ゲートまで戻ってきました。30分のロスです。もう一方の道には登山道の表示がありました(^^;)
2012年09月15日 07:57撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 7:57
07:58ゲートまで戻ってきました。30分のロスです。もう一方の道には登山道の表示がありました(^^;)
再スタートをして,林道を歩いていきます。
2012年09月15日 08:08撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 8:08
再スタートをして,林道を歩いていきます。
15分ほど歩くと,トンネルがありました。
2012年09月15日 08:14撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 8:14
15分ほど歩くと,トンネルがありました。
さらに10分で,七釜橋に到着です。
2012年09月15日 08:24撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 8:24
さらに10分で,七釜橋に到着です。
七釜橋の先も道が続きます。
2012年09月15日 08:25撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 8:25
七釜橋の先も道が続きます。
沢沿いに設置されたコンクリート製のブロックの上をしばらく行くと,第一渡渉点に到着です。
2012年09月15日 08:33撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 8:33
沢沿いに設置されたコンクリート製のブロックの上をしばらく行くと,第一渡渉点に到着です。
最初の渡渉地点で、登山靴をザックにしまいます。
2012年09月15日 08:52撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 8:52
最初の渡渉地点で、登山靴をザックにしまいます。
先に渡渉する登山者。水位は膝下くらいです。
2012年09月15日 08:56撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 8:56
先に渡渉する登山者。水位は膝下くらいです。
下半身は,登山用タイツ&地下足袋。08:58に渡渉開始。
2012年09月15日 08:56撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 8:56
下半身は,登山用タイツ&地下足袋。08:58に渡渉開始。
第2渡渉地点。ペンキマークがあります。
2012年09月15日 09:01撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 9:01
第2渡渉地点。ペンキマークがあります。
第3渡渉地点
2012年09月15日 09:04撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 9:04
第3渡渉地点
第4渡渉地点
2012年09月15日 09:06撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 9:06
第4渡渉地点
第5渡渉地点
2012年09月15日 09:12撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 9:12
第5渡渉地点
第6渡渉地点
2012年09月15日 09:13撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 9:13
第6渡渉地点
第7渡渉地点
2012年09月15日 09:18撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 9:18
第7渡渉地点
このときの水位はちょうど膝の高さでした。まったく問題なく渡渉できました。
2012年09月15日 09:20撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 9:20
このときの水位はちょうど膝の高さでした。まったく問題なく渡渉できました。
第8渡渉地点
2012年09月15日 09:21撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 9:21
第8渡渉地点
第9渡渉地点
2012年09月15日 09:24撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 9:24
第9渡渉地点
第10渡渉地点。左の岩にペンキマークがあります。
2012年09月15日 09:28撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 9:28
第10渡渉地点。左の岩にペンキマークがあります。
09:41 高山ノ滝に到着です。ここまでは予想以上に順調でしたが...
2012年09月15日 09:41撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 9:41
09:41 高山ノ滝に到着です。ここまでは予想以上に順調でしたが...
滝の目の前の第11渡渉地点
2012年09月15日 09:42撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 9:42
滝の目の前の第11渡渉地点
滝を過ぎて第12渡渉地点
2012年09月15日 09:46撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 9:46
滝を過ぎて第12渡渉地点
第13渡渉地点
2012年09月15日 09:48撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 9:48
第13渡渉地点
第14渡渉地点
2012年09月15日 09:57撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 9:57
第14渡渉地点
第15渡渉地点
2012年09月15日 10:02撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 10:02
第15渡渉地点
歩いてきた岩ゴロ帯を振り返ります。地下足袋での歩行は、足への負担がきついです。
2012年09月15日 10:11撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 10:11
歩いてきた岩ゴロ帯を振り返ります。地下足袋での歩行は、足への負担がきついです。
第16渡渉地点。ここを渡ってから、ルートを示す赤ペンキマークが見えなくなりました。奥の右側の切れ込んだところがキタ沢のはずなので、ここから右岸(進行方向左側)に回り込むはずですが、ポイントが見つからず、右往左往しました。
2012年09月15日 10:20撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 10:20
第16渡渉地点。ここを渡ってから、ルートを示す赤ペンキマークが見えなくなりました。奥の右側の切れ込んだところがキタ沢のはずなので、ここから右岸(進行方向左側)に回り込むはずですが、ポイントが見つからず、右往左往しました。
30分後、ようやくピンクのテープを発見。中央奥の木にかすかにテープが見えますでしょうか。その下に踏み跡も見えました。ここが第17渡渉地点。
2012年09月15日 10:38撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 10:38
30分後、ようやくピンクのテープを発見。中央奥の木にかすかにテープが見えますでしょうか。その下に踏み跡も見えました。ここが第17渡渉地点。
5分ほど踏み跡をたどると、なにやら樹林帯の方にピンクのテープが取り付けられています。おかしいなと思いつつテープに従って進みましたが、15分ほどで行き止まり。
2012年09月15日 10:45撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 10:45
5分ほど踏み跡をたどると、なにやら樹林帯の方にピンクのテープが取り付けられています。おかしいなと思いつつテープに従って進みましたが、15分ほどで行き止まり。
斜面の上から見下ろすと、岩にペンキマークがあるのが見えたので、ルートに復帰できました。これで一安心。
2012年09月15日 11:07撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 11:07
斜面の上から見下ろすと、岩にペンキマークがあるのが見えたので、ルートに復帰できました。これで一安心。
福川と荒川の合流ポイントに出ました。なにやら木に板がかかっています。
2012年09月15日 11:15撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 11:15
福川と荒川の合流ポイントに出ました。なにやら木に板がかかっています。
ようやく広河原小屋を示す指導標が見えました。
2012年09月15日 11:17撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 11:17
ようやく広河原小屋を示す指導標が見えました。
11:23 何とか広河原小屋に到着しました。
2012年09月15日 11:23撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 11:23
11:23 何とか広河原小屋に到着しました。
床板が張り替えられていて,結構きれいです。ここでエネルギー&水分補給,登山靴履き替えのため,30分ほど休憩しました。
2012年09月15日 11:24撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 11:24
床板が張り替えられていて,結構きれいです。ここでエネルギー&水分補給,登山靴履き替えのため,30分ほど休憩しました。
広河原小屋を出ると,いきなり急登となります。標高2,734辰梁臉算平まで,標高差1,274辰療个蠅任后
2012年09月15日 11:53撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 11:53
広河原小屋を出ると,いきなり急登となります。標高2,734辰梁臉算平まで,標高差1,274辰療个蠅任后
登山道はしっかりしており,ハシゴなどもありました。
2012年09月15日 12:29撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 12:29
登山道はしっかりしており,ハシゴなどもありました。
ただし,倒木が多く,歩きづらいところもあります。
2012年09月15日 13:24撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 13:24
ただし,倒木が多く,歩きづらいところもあります。
15:19 前岳の大崩壊壁が見えてきました。
2012年09月15日 15:19撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 15:19
15:19 前岳の大崩壊壁が見えてきました。
15:20 船窪に到着。広河原小屋を出て,約3時間半かかりました。
2012年09月15日 15:20撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 15:20
15:20 船窪に到着。広河原小屋を出て,約3時間半かかりました。
実は船窪から先の登りがきつかったです。標高差は240辰曚匹覆里任垢,足下は歩きにくい岩だらけの道のうえ,周囲は背の低いダケカンバやハイマツが茂っていて,ザックが枝に引っかかり,歩きづらいことこの上ありません。
2012年09月15日 16:04撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 16:04
実は船窪から先の登りがきつかったです。標高差は240辰曚匹覆里任垢,足下は歩きにくい岩だらけの道のうえ,周囲は背の低いダケカンバやハイマツが茂っていて,ザックが枝に引っかかり,歩きづらいことこの上ありません。
やっと,大聖寺平が見えてきました。奥は標高3,068辰旅喟鄙鯵戞
2012年09月15日 16:19撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 16:19
やっと,大聖寺平が見えてきました。奥は標高3,068辰旅喟鄙鯵戞
16:30 大聖寺平に到着。船窪からのコースタイム45分のところ,70分もかかっています。完全にスタミナ切れです。
2012年09月15日 16:34撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 16:34
16:30 大聖寺平に到着。船窪からのコースタイム45分のところ,70分もかかっています。完全にスタミナ切れです。
荒川小屋が見えてきました。周囲のダケカンバは紅葉が始まっています。ナナカマドも赤い実をつけています。
2012年09月15日 16:58撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 16:58
荒川小屋が見えてきました。周囲のダケカンバは紅葉が始まっています。ナナカマドも赤い実をつけています。
小屋のトイレ。水洗ではありませんが,すごくきれい。
2012年09月15日 17:08撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 17:08
小屋のトイレ。水洗ではありませんが,すごくきれい。
テン場。この日は私を含め9張り。テント設営中にポールが折れるというアクシデントがありましたが,隣の方からリペアキットを譲って頂き,テント設営できました。ありがとうございました。
2012年09月15日 17:10撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 17:10
テン場。この日は私を含め9張り。テント設営中にポールが折れるというアクシデントがありましたが,隣の方からリペアキットを譲って頂き,テント設営できました。ありがとうございました。
夕暮れの荒川小屋。良い雰囲気です。
2012年09月15日 18:12撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 18:12
夕暮れの荒川小屋。良い雰囲気です。
水場です。とても冷たくておいしい水が豊富に流れています。
2012年09月16日 05:21撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 5:21
水場です。とても冷たくておいしい水が豊富に流れています。
朝のテン場。私のテントは青いザックに収納済み。緑のテントのお二人にリペアキットを頂きました。
2012年09月16日 05:26撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 5:26
朝のテン場。私のテントは青いザックに収納済み。緑のテントのお二人にリペアキットを頂きました。
テン場上部から見た朝日と富士山。
2012年09月16日 05:34撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 5:34
テン場上部から見た朝日と富士山。
小屋から少し上に登ったところから富士山を望む。
2012年09月16日 05:35撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 5:35
小屋から少し上に登ったところから富士山を望む。
朝日に染まるダケカンバと荒川前岳の岩壁。
2012年09月16日 05:40撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 5:40
朝日に染まるダケカンバと荒川前岳の岩壁。
小屋から30分ほどのところにある水場。すっかり涸れていました。
2012年09月16日 05:53撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 5:53
小屋から30分ほどのところにある水場。すっかり涸れていました。
ウスユキソウ
2012年09月16日 06:04撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 6:04
ウスユキソウ
前岳への登りの途中から,赤石岳と荒川小屋を望む。
2012年09月16日 06:18撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 6:18
前岳への登りの途中から,赤石岳と荒川小屋を望む。
秋の花,タカネマツムシソウが咲いていました。
2012年09月16日 06:27撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 6:27
秋の花,タカネマツムシソウが咲いていました。
お花畑には,鹿の食害から守るための柵が設けられていました。
2012年09月16日 06:31撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 6:31
お花畑には,鹿の食害から守るための柵が設けられていました。
標高3千メートルの荒川岳稜線が近づいてきました。
2012年09月16日 06:47撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 6:47
標高3千メートルの荒川岳稜線が近づいてきました。
東に見えるのは悪沢岳(荒川東岳)。
2012年09月16日 06:47撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 6:47
東に見えるのは悪沢岳(荒川東岳)。
07:06 稜線分岐に到着。
2012年09月16日 07:06撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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07:06 稜線分岐に到着。
前岳から北に伸びる尾根。
2012年09月16日 07:10撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 7:10
前岳から北に伸びる尾根。
中央右のピークが本日の目的地である,小河内岳。右端には塩見岳。
2012年09月16日 07:10撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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中央右のピークが本日の目的地である,小河内岳。右端には塩見岳。
素晴らしい好天だったので,荒川中岳にも足を伸ばしました。登頂は3回目。
2012年09月16日 07:13撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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素晴らしい好天だったので,荒川中岳にも足を伸ばしました。登頂は3回目。
中岳山頂から望む塩見岳。その背後には仙丈ヶ岳,甲斐駒ヶ岳,北岳,間ノ岳,農鳥岳が並んでいます。素晴らしい展望です。
2012年09月16日 07:14撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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中岳山頂から望む塩見岳。その背後には仙丈ヶ岳,甲斐駒ヶ岳,北岳,間ノ岳,農鳥岳が並んでいます。素晴らしい展望です。
こちらは,小河内岳。山頂近くに避難小屋も見えています。
2012年09月16日 07:14撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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こちらは,小河内岳。山頂近くに避難小屋も見えています。
中岳避難小屋と悪沢岳。
2012年09月16日 07:16撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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中岳避難小屋と悪沢岳。
赤石岳と荒川前岳。
2012年09月16日 07:20撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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赤石岳と荒川前岳。
ザックをデポした分岐に戻ります。
2012年09月16日 07:20撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 7:20
ザックをデポした分岐に戻ります。
赤石岳。山頂に避難小屋が見えます。
2012年09月16日 07:26撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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赤石岳。山頂に避難小屋が見えます。
南面に広がるカールと富士山遠望。
2012年09月16日 07:27撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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南面に広がるカールと富士山遠望。
前岳へと向かう登山道。
2012年09月16日 07:29撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 7:29
前岳へと向かう登山道。
07:32 荒川前岳山頂に到着。
2012年09月16日 07:32撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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07:32 荒川前岳山頂に到着。
山頂西斜面は崩壊が進んでいます。
2012年09月16日 07:33撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂西斜面は崩壊が進んでいます。
悪沢岳と富士山を望む。
2012年09月16日 07:34撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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悪沢岳と富士山を望む。
中岳と塩見岳遠望。
2012年09月16日 07:36撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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中岳と塩見岳遠望。
この日は,中央アルプスはもとより,槍穂高連峰,白馬岳,妙高山まで遠望できました。
2012年09月16日 07:36撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この日は,中央アルプスはもとより,槍穂高連峰,白馬岳,妙高山まで遠望できました。
山頂から赤石岳を望む。
2012年09月16日 07:37撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂から赤石岳を望む。
ここは最も危険な場所を通過して振り返ったところ。幅30僂曚匹凌賄呂蝓西側は崩壊壁ですので,足を踏み外したら一巻の終わりです。
2012年09月16日 07:39撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここは最も危険な場所を通過して振り返ったところ。幅30僂曚匹凌賄呂蝓西側は崩壊壁ですので,足を踏み外したら一巻の終わりです。
さらに崩壊壁のフチを歩きます。
2012年09月16日 07:41撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 7:41
さらに崩壊壁のフチを歩きます。
岩のガレキで埋め尽くされたカールの大斜面を見下ろす。標高差は約400叩
2012年09月16日 07:54撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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岩のガレキで埋め尽くされたカールの大斜面を見下ろす。標高差は約400叩
カール西側の尾根。
2012年09月16日 08:13撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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カール西側の尾根。
カールの底から,山頂方面を見上げる。
2012年09月16日 08:23撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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カールの底から,山頂方面を見上げる。
指導標。ここから高山裏避難小屋までは90分とのこと。
2012年09月16日 08:26撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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指導標。ここから高山裏避難小屋までは90分とのこと。
本日の目的地,小河内岳を望む。
2012年09月16日 08:30撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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本日の目的地,小河内岳を望む。
赤く色づいたナナカマドが秋の訪れを感じさせます。でも,このときは暑かった。
2012年09月16日 08:40撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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赤く色づいたナナカマドが秋の訪れを感じさせます。でも,このときは暑かった。
南アらしい苔むしたシラビソの森の中のトラバース道。振り返って撮影。
2012年09月16日 09:39撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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南アらしい苔むしたシラビソの森の中のトラバース道。振り返って撮影。
避難小屋手前20分のところにある水場。好天続きで水量が少ないです。1.5箸鮑凌紊垢襪里5分かかりました。
2012年09月16日 09:49撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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避難小屋手前20分のところにある水場。好天続きで水量が少ないです。1.5箸鮑凌紊垢襪里5分かかりました。
10:17 高山裏避難小屋に到着。
2012年09月16日 10:17撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10:17 高山裏避難小屋に到着。
小屋内部。比較的きれいに使われています。ここでラーメンの昼食。そのあと少々お昼寝。約1時間休憩しました。
2012年09月16日 10:18撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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小屋内部。比較的きれいに使われています。ここでラーメンの昼食。そのあと少々お昼寝。約1時間休憩しました。
トイレ。左側のヒモが付いている1カ所のみ使用可能。
2012年09月16日 10:19撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 10:19
トイレ。左側のヒモが付いている1カ所のみ使用可能。
小屋からは,荒川岳が望めます。
2012年09月16日 10:20撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 10:20
小屋からは,荒川岳が望めます。
高山裏避難小屋から小河内岳に至る縦走路の途中には,このように斜面が崩壊している場所を何度か通過します。
2012年09月16日 11:54撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 11:54
高山裏避難小屋から小河内岳に至る縦走路の途中には,このように斜面が崩壊している場所を何度か通過します。
足を踏み外したら,まずアウトですね。皆さん気をつけましょう。
2012年09月16日 11:54撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 11:54
足を踏み外したら,まずアウトですね。皆さん気をつけましょう。
ここも崩壊地。
2012年09月16日 12:10撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 12:10
ここも崩壊地。
こんな感じ。
2012年09月16日 12:10撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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こんな感じ。
板屋岳には12:30に到着。避難小屋から1時間15分でした。
2012年09月16日 12:30撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 12:30
板屋岳には12:30に到着。避難小屋から1時間15分でした。
だんだん小河内岳が近くなってきました。
2012年09月16日 12:45撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 12:45
だんだん小河内岳が近くなってきました。
大日影山手前のお花畑。ここで15分ほど休憩。
2012年09月16日 13:03撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 13:03
大日影山手前のお花畑。ここで15分ほど休憩。
大日影山からはだらだらした登りが続きますが,ようやく,小河内岳山頂が見えてきました。
2012年09月16日 14:36撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 14:36
大日影山からはだらだらした登りが続きますが,ようやく,小河内岳山頂が見えてきました。
歩いてきたルートを振り返る。
2012年09月16日 14:41撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 14:41
歩いてきたルートを振り返る。
15:15 小河内岳山頂に到着。ガスで展望は良くありません。山頂で家人に到着メールを送信しました。
2012年09月16日 15:15撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 15:15
15:15 小河内岳山頂に到着。ガスで展望は良くありません。山頂で家人に到着メールを送信しました。
山頂から避難小屋を望む。小屋までは,3〜4分です。
2012年09月16日 15:16撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂から避難小屋を望む。小屋までは,3〜4分です。
避難小屋の前から蝙蝠尾根を望む。4年前にこの尾根を縦走しました。左はガスがかかった塩見岳。
2012年09月16日 15:24撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/16 15:24
避難小屋の前から蝙蝠尾根を望む。4年前にこの尾根を縦走しました。左はガスがかかった塩見岳。
小屋の1階は出入り口・窓とも締め切られており,中に入るには,外の階段を登って2階にある冬季用出入り口を利用します。
2012年09月16日 15:24撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 15:24
小屋の1階は出入り口・窓とも締め切られており,中に入るには,外の階段を登って2階にある冬季用出入り口を利用します。
トイレも閉鎖されていました。男性用トイレにはドラム缶!「絶対使わせない!」という強い意志を感じます。
2012年09月16日 15:34撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 15:34
トイレも閉鎖されていました。男性用トイレにはドラム缶!「絶対使わせない!」という強い意志を感じます。
小屋内部。明るいようですが,カメラの感度を上げて撮影しているためです。実際は頂部の窓明かりのみなので,薄暗いです。干してあるのは,私のテント。夜露で濡れていたので,乾かしました。
2012年09月16日 15:41撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/16 15:41
小屋内部。明るいようですが,カメラの感度を上げて撮影しているためです。実際は頂部の窓明かりのみなので,薄暗いです。干してあるのは,私のテント。夜露で濡れていたので,乾かしました。
翌朝は弱い雨でした。夜半はかなり強い風が吹いていましたが,徐々に弱まり,歩くのには支障ありませんでした。小屋を午前6時に出発。
2012年09月17日 05:55撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 5:55
翌朝は弱い雨でした。夜半はかなり強い風が吹いていましたが,徐々に弱まり,歩くのには支障ありませんでした。小屋を午前6時に出発。
小屋を出てすぐのハイマツ帯につがいのと思われる2羽の雷鳥がいました。
2012年09月17日 05:57撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/17 5:57
小屋を出てすぐのハイマツ帯につがいのと思われる2羽の雷鳥がいました。
雨はしとしと降る程度。こういう歩きも結構好きです。少しの雨は呼吸を楽にしてくれます。
2012年09月17日 06:13撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 6:13
雨はしとしと降る程度。こういう歩きも結構好きです。少しの雨は呼吸を楽にしてくれます。
烏帽子岳の手前も,斜面崩壊が進んでいます。
2012年09月17日 06:34撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 6:34
烏帽子岳の手前も,斜面崩壊が進んでいます。
結構,緊張するところです。登山道も崩れて,上部に付け替えています。
2012年09月17日 06:54撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 6:54
結構,緊張するところです。登山道も崩れて,上部に付け替えています。
気温は12度。薄手長袖シャツの上にゴアの雨具でちょうど良いくらい。暑くもなく寒くもなく,手袋も使いませんでした。
2012年09月17日 07:01撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 7:01
気温は12度。薄手長袖シャツの上にゴアの雨具でちょうど良いくらい。暑くもなく寒くもなく,手袋も使いませんでした。
07:08 烏帽子岳山頂に到着。展望もないので,そのまま通過です。
2012年09月17日 07:08撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 7:08
07:08 烏帽子岳山頂に到着。展望もないので,そのまま通過です。
少し下ると,下の方は晴れているようです。三伏山が見えました。
2012年09月17日 07:14撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 7:14
少し下ると,下の方は晴れているようです。三伏山が見えました。
気持ちの良い,ダケカンバの森の中の登山道です。
2012年09月17日 07:19撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 7:19
気持ちの良い,ダケカンバの森の中の登山道です。
ここにも鹿の食害除けの柵がありました。
2012年09月17日 07:36撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 7:36
ここにも鹿の食害除けの柵がありました。
07:52 三伏小屋に到着。
2012年09月17日 07:52撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 7:52
07:52 三伏小屋に到着。
小屋本館の入口です。
2012年09月17日 07:54撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 7:54
小屋本館の入口です。
塩川ルートは,登山道崩壊のため,通行止めでした。
2012年09月17日 08:09撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 8:09
塩川ルートは,登山道崩壊のため,通行止めでした。
途中の水場は涸れています。
2012年09月17日 08:39撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 8:39
途中の水場は涸れています。
09:51 鳥倉林道登山口に到着。
2012年09月17日 09:51撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 9:51
09:51 鳥倉林道登山口に到着。
登山口から舗装路をとぼとぼ30分ほど歩き,10:32に駐車場に到着しました。
2012年09月17日 10:32撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/17 10:32
登山口から舗装路をとぼとぼ30分ほど歩き,10:32に駐車場に到着しました。
撮影機器:

感想

高山ノ滝周辺

荒川岳稜線への登りの途中から望む赤石岳

荒川中岳山頂からの眺め

・ 15日からの三連休はカミさんが出張のため,大学生の息子の食事の世話や柴犬の散歩など,自分が家事をせねばならず,当初は登山をあきらめていました。ところが,この春大学を卒業し,都内の某企業に就職した娘が急遽帰省することとなり,かねてから狙っていた南アルプスのクラシックルート「小渋川遡行」と荒川小屋テン泊,それに小河内岳避難小屋を利用した荒川前岳〜三伏峠縦走を実現することができました。
・ 小渋川遡行は,水量の少ない8月下旬から9月の前半がベストシーズンだろうと,以前からタイミングを探っていたのですが,このところの好天続きで予想どおり水量は少なく,20回に及ぶ渡渉は危なげなく終えることができました。しかし,3度の道迷いには参りました。特に最初の道迷いは,初歩的なミス。30分のロスでした。歩き出す前に地図でルートを確認すれば,間違いは防げたはず。反省。
・ また,そのあとの道迷いは,無理に右岸に上がらず,岩ゴロ帯をそのまま歩いていけば,問題なかったのかもしれません。どなたかアドバイスを書き込んでいただけるとありがたいです。
・ なお,渡渉に際しては,近くのホームセンターに980円で売っていた地下足袋を使用しましたが,これは失敗でした。足裏のゴムが薄く,岩角にあたると痛いうえ,岩の上を歩く際,親指を上に反らせるような動きになったせいか,両足の親指の爪を痛めてしまい,そのあとの登山にも影響が出ました。先を歩いていた二人組はスニーカーを履いていました。一番良いのはフェルトスパイク底の沢シューズなのでしょうが,履き古したスニーカーでも十分なようです。
・ それから,テントのポールが折れたのは初めての経験でした。このテントを使い始めて6シーズン目に入りましたので,そろそろ金属疲労が溜まっていたのだと思います。幸い,同じテントシリーズ用のリペアキットを持参されていた隣のテントの方のご好意で,設営することができました。今後は,必ずリペアキットを持ち歩くようにしようと,肝に銘じました。お隣のテントのお二人には,大変お世話になりました。
・ 初日の道迷いは大いに反省が必要ですが,それにしても,このルートは変化に富んでいて楽しめました。荒川岳からの大展望の素晴らしさはもちろんですが,高山裏避難小屋周辺の苔むした森の中の登山道も,南アらしい魅力に溢れていました。大聖寺平〜荒川岳以外は登山者も少なくて,とても静かな山歩きが楽しめるのも私好みです。小渋川再挑戦を含め,そのうちまた歩いてみたいと思いました。
・ また,今回このルートを歩いたことで,南アルプスは北岳から光岳までの縦走路がつながりました。南アの一般縦走路で歩いていないのは仙塩尾根の前半部分(仙丈ヶ岳〜三峰岳)のみとなりましたので,来年にはこのルートを縦走し,南ア縦走路踏破を達成したいと思います。

2012.09.30 追記
小渋ルートについては,同じ時期に登られた triglavさん の記録及びその後のコメントのやりとりから,岩ゴロ帯の中,キタ沢の出合の先を左にカーブして,避難小屋を目指すのが正解だったようです。
triglavさんの記録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-225663.html

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コメント

素晴らしい記録ありがとうございます!
rikimaruさん、こんにちは。
蝙蝠岳情報で大変お世話になり、また、昨日恐れ多くもコメント頂戴した者です

小渋川から三伏峠までの大縦走、素晴らしいですね!
ロードバイクのデポを利用した周回作戦含め、非常に有用な情報満載で、自分もこのコースを辿りたくなりました。
とはいえ渡渉は慎重に!ですね。技術と経験を身に着けた後に、いつか挑戦したいと思います。

>荒川小屋は,過去2度ほど立ち寄ったことがあって,その素晴らしいロケーションと快適そうなテン場,たっぷりとあふれ出ている冷たくておいしい水に魅了され,いつかテン泊したいと思っていました。
>また訪れたい,と思ったテントサイトでした。
>南ア南部のテン場はどこもおいしい水が豊富に使え,トイレはきれい,利用者のマナーも良いところばかりですね。南ア南部に通いたくなる大きな理由の一つがこれです。

特にこの部分、まるで自分が書いたのかと勘違いするほどまったく同じ思いを抱いています。
今まで通過ばかりだった荒川小屋にテントで宿泊したいとずっと思っていて、この夏の縦走でやっと実現しました。
小屋環境、利用者マナーに加え、小屋スタッフの方々も本当によい方ばかりで、荒川小屋は南ア南部縦走の思い出を彩る宝物のひとつとなりました。

rikimaruさんの来年の南ア縦走路踏破の記録、楽しみにお待ちしております。
情報豊かな山行記録も、今後も楽しみに拝見させていただきます。
2012/10/2 16:15
ebi0813 さん,コメントありがとうございます。
ebi0813 さん,コメントありがとうございます。
今回の縦走は2泊3日の渋いコース(小渋 ^^;)ですので,「大縦走」などとても言えません。
でも,2年ほど前から歩きたかったルートなので,歩き通すことが出来て満足しています。
反省すべき点が数多くあったのですが,次回はこれをふまえて歩きたいと思います。
それはそうと,荒川小屋への同じ思いとのコメントうれしいです。
この小屋が混雑するのも困りますが,これほどの素晴らしい小屋はなかなか無いので。
南アルプスは,これから何度も通いたいエリアですので,縦走ルートを繋げるだけでなく,様々なバリエーションで楽しみたいものですね。
そのうち南アの縦走路でお会いできることを楽しみにしております。
2012/10/2 22:28
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