中アと北アを結ぶ中央分水嶺 1896m標高点〜橡洞〜本谷頭〜月夜沢峠


- GPS
- 09:43
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,097m
- 下り
- 1,035m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 9:43
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車地点から雪のほとんどない林道を歩き適当な場所を見つけ大寄合川を倒木を利用して渡る.送電線鉄塔のある尾根には荒れた道があったので利用したが,途中で崩壊していたので笹やぶを漕いで鉄塔に上がる.ここは直接尾根伝いに歩いた方が良いと思う.鉄塔から雪が深くなったのでスノーシューを装着した.ここから送電線の道と林道がありしばらく利用する.1600m地点から尾根に入るが雪がたっぷりあり歩きやすい.今朝は晴れて気温が低いためかスノーシューだと大部分は10cm程しかもぐない. 2月23日に下った1896m地点から橡洞(2033.4mm峰)を経由し1769m鞍部までの稜線は広く歩きやすい.1992m峰は北側を巻いた.1769m鞍部から本谷頭(1937.1m峰)までの登りは雪が少なく笹やぶを漕ぐ場所がある.本谷頭から月夜沢峠までの下りも雪がほとんどない場所もあるが,なんとか雪伝いに歩ける.今回歩いた稜線に最近歩いた痕跡はなかった. 月夜沢峠からは昨日歩いた荒れた林道を少し歩き1650m地点から北東の1475m標高点に向かう尾根を下った.この尾根には荒れた踏み跡があるが,伐採跡で倒木が散乱しており歩きにくい.途中の林道を横切る場所から送電線の鉄塔までは道がある.ここからやぶの中を尾根伝いに下り沢を渡り林道に出た. |
写真
感想
中央アルプスから北アルプスに続く日帰り分水嶺歩きの最後の山行.境峠から野麦峠の間で1810m地点から1896m標高点の間が残っている.昨日は1810m地点から月夜沢峠まで歩いたので今日は残りの分水嶺を歩く計画を立てた.
大寄合川の渡渉は倒木を利用したが沢の石が滑り少し苦労した.送電線鉄塔までは荒れた道を経由しないで直接尾根を登った方が良いと思う.鉄塔からはしばらく送電線の道と林道があり苦労せずに歩ける.今朝は晴れて気温が低いためかスノーシューだとあまりもぐらず快適に歩けた.1896m地点から橡洞(2033.4mm峰)を経由し1769m鞍部までの稜線は広く残雪もたっぷりあり歩きやすい.所々から乗鞍岳や十石山,穂高,御嶽山,鉢盛山,中央アルプスが見え気持ち良い稜線歩きが続く.1769m鞍部から本谷頭(1937.1m峰)までの登りは3月というのに雪が少なく笹やぶを漕ぐ場所がある.本谷頭から月夜沢峠までの下りも雪が少なくもう少しすると笹やぶに覆われると思う.月夜沢峠から林道を少し歩き1650m地点から北東の1475m標高点に向かう尾根は月夜沢峠から下る最短距離で車道まで1時間半もかからない.登りでもそれほど大変ではないと思う.
これで中央アルプスと北アルプスを結ぶ日帰り中央分水嶺歩きが終了し,津軽半島の竜飛崎から乗鞍岳までの東日本の中央分水嶺がつながった.乗鞍岳から西の中央分水嶺は自宅から遠く,また私にとってあまり興味がわかないのでこれで東日本の中央分水嶺歩きは終了することにした.今後は中央分水嶺から派生する分水嶺歩きや百名山などの名山を分水嶺や稜線でつないで歩くことを考えている.
ここから東に続く中央分水嶺山行:
中アと北アを結ぶ中央分水嶺 境峠〜1825m峰〜1896m標高点
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2231794.html
ここから西に続く中央分水嶺山行:
中アと北アを結ぶ中央分水嶺 1810m地点〜1861m峰〜1834m峰〜月夜沢峠
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2270623.html
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