芽吹き間近の三瓶山縦走
- GPS
- 05:52
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,009m
- 下り
- 1,001m
コースタイム
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 5:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
刈り払いが綺麗にされている。CTは甘めかもしれない。 |
その他周辺情報 | 国民宿舎さんべ壮:日帰り入浴600円、四季の宿さひめ野 小豆原埋没林、北の原大草原 |
写真
感想
三連休なので以前から気になっていた三瓶山に遠征してみました。麓の下見をしてから道の駅ロード銀山で車中泊。直近のyamanekoさんのレコを参考にさせてもらう。お酒を飲みながら西の原に自転車をデポして孫三瓶山登山口から縦走することコースを思いつく。
朝は寝坊して起きたら6時半だった。朝食と身支度済ませ三瓶山へ向かう。西の原の「山の駅さんべ」のトイレは新築で綺麗、ここで車中泊すればよかったと後悔。国民宿舎さんべ壮のバス停駐車場に車を置く。
孫三瓶山登山口は目の前なのでありがたい。緩やかな尾根道を登り詰め孫三瓶山に登頂すると今日のコースの全容が見てとれる。快晴の登山日和に身も心も弾む。風越峠に下りる途中で最初に出逢ったのは単独女性の方。危惧していた山頂の風を尋ねると、少し強かったけれど大丈夫だったとのこと。明日も登山されるようで天気を気にされていた。
風越峠からは予定になかった室の内池まで下りることにする。鳥地獄では火山の分類見直しで今もここは活火山でちょっとビビる。鳥の囀りを聞きながら神秘的な池を半周してから風越に戻る。
子三瓶山への登り返しは苦にならなかった。霞で遠望は効かないが石見銀山辺りの鋸状の山脈がひと際目立つ。さて本日の核心部、男三瓶山への270mの登り返しは急登と岩場の連続で気が抜けない。眼前に見ると辛そうだけど休み休み登れば何とかなるもんだ。息継ぎをしていたところで福山から来られた男性との白山の山談義で心が和む。
男三瓶山の山頂台地に這い上がると別世界が広がる。熊笹とススキの広大な台地の奥にある丘が山頂となっている。広い山頂では十数名の登山者が休憩中だった。日本海に突き出る島根半島を眺めながら至福の時間を過ごす。正に来てよかったの瞬間、長めのランチ休憩をする。山頂小屋や展望デッキをぐるっと見て回る。360度の大絶景はもっと見通しが効けば良いのだが霞んでいるのが残念。しかし贅沢は言えないと心に仕舞う。
食後は西の原コースを下るだけ。このコースの絶景と高度感は大山を彷彿とさせる。山頂ではひとしきりサイレン音がしていたので、すれ違った二人組の若い女性に聞くと麓の志学で火災があったとのこと。更に下ると冬枯れのカラマツ林に入って行く。ジグを切った登山道は整備されていて快適、下部のカラマツにはほとんどがツタに絡まれていて別の樹木の様で印象的だった。西の原の大草原を抜けて定めの松に立ち寄る。樹齢四百年のの大樹は威風堂々で凄いものがある。
デポしてあった自転車を漕ぎ国民宿舎さんべ壮に戻る。フロントで空き室を尋ねると昨日も満室だったが今日も満室とのこと。コロナウィルス騒ぎは風光明媚なこの辺では関係なさそう。日帰り入浴でサッパリした後、石見銀山に立ち寄り長い帰宅の途に就く。三瓶山にありがとうございました。
naojiroさん 遅コメ失礼いたします。
小生のレコをご参照くださり有難うございます。
おそらく私が登った時から季節があまり進んでいないような気がしました。唯一の違いは男三瓶山山頂や室ノ内の雪がなくなったことくらいでしょうが、確かに春待ちの山の風景という感じですね。孫→子→男と私と逆コースですが、この順で行かれたのは良かったのではないでしょうか。これから登る山の高揚感が辿ってきた山を見下ろした時の充足感に変わっていきますよね。西の原から壮大な草原越しに見上げる三瓶山も実に素晴らしい景色だと思います。
一昨年は新緑の季節に訪れたのですが、ここは季節毎に魅力がありそうで、何度も訪れてみたいところです。その時も国民宿舎のさんべ荘は入ることが出来なかったのですが近くのさひめ野の温泉に入ったのですが、ここの緑褐色に濁った温泉がなかなかない感じでまたいいですよね。
ところで、自転車を積まれて車で行かれたんですね。若狭からどのくらい時間がかかったのか少し心配ですが、お疲れ様でした。naojiroさんと三瓶山の良さを共感させて頂けるのが嬉しく思います。
ずっと気になっていた三瓶山、yamanekoさんのレコがトリガーになったことは間違いありません。現地に訪れてみて北の原、西の原等、その山麓のスケールの大きさに驚きました。春や秋は素晴らしい爽快感が味わえることは容易に計り知れます。また是非とも季節を変えて訪れてみたいと思いました。
車中泊は苦手なのでホテルに泊まりたかったのですが、コロナ渦で空いてるだろうと高を括っていたらどこも満室でした。自転車を積んだものだから座椅子を倒して寝ることが出来ず、窮屈な思いをしました。
翌日はゆっくりしようと国民宿舎を当てにしましたが満室なので日帰り入浴のみ。国民宿舎は温泉ではなかったです。さひめ野温泉は部屋はあるが食事が提供できないとのことで仕方なく強行帰宅となりました。
帰路は山陰道と鳥取道を経てR29を通って氷ノ山の南麓を走り、北近畿道から舞若道を東舞鶴で下りて熱烈ラーメン(どうでもいいことですがおススメ)を食べて以後は下道を帰りました。実に自宅着は午前零時半で七時間半を要しました(笑)
>naojiroさんと三瓶山の良さを共感させて頂けるのが嬉しく思います。
この言葉に心を打たれます
また大山とセットで訪れてみたいと思います。
コメントありがとうございました。
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