雷雨の悪沢岳 赤石岳 (爪がはがれました)
- GPS
- 31:48
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 2,972m
- 下り
- 2,970m
コースタイム
18日(土)5:16千枚小屋‐7:04荒川東岳(悪沢岳)‐8:21中岳‐11:52赤石岳‐13:52富士見平‐14:10赤石小屋‐17:10椹島ロッジ
19日(日)6:00椹島ロッジ始発バスで自宅へ
天候 | 17日18日ともに午前晴天、午後雷雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
悪沢岳前後やせ尾根注意。椹島への道路にでる鉄の梯子の下りは雨の時滑りやすい。 千枚小屋は到着順で母屋から離れへ 母屋はストーブがあるが、月光荘(離れ)にはない。なるべく早く到着したほうが良い。トイレは母屋の中にもなく外にトイレだけの建物。雨の時はつらい。でも、今まで泊まった小屋の中で一番料理がおいしかった、野菜が豊富。 椹島ロッジは乾燥室、風呂、水洗洋式トイレあり。あったかいお布団でした。ビールは自動販売機。小銭がないときはつり銭切れで飲めないときあり。注意です。 |
写真
感想
17日は12:30位から雷雨に、傘をさしているグループがあり、傘も必要だと思った。タイツのままでゴアテックスのズボンを履かなかったので、かなり靴の中まで濡れました。
ゴアテックスのズボンはすぐ履くべきだと後悔又はこのような雷雨が予想されるときは最初から履いておくべきと思いました。ちなみに夫は履き替えたので、靴の中は全然濡れなかったとのことです。リュックの中はカバーをしていても濡れてしまいました。こういうとき用にジップロップで衣類、貴重品を入れておくべきと学習しました。
宿泊した千枚小屋の離れ月光荘は寒かった寒かった。以前宿泊者の火の不始末で火災が起きたようで、小屋の方の目の届かないところはストーブを置かないとのことです。もちろん乾燥室も月光荘にはありませんでした(母屋には乾燥室とストーブがあり)。雨で指がふやけたまま。そのうち宿泊者があまり他にいなそうだとわかってきて毛布を3枚重ねて使ったら、どうにか暖かくなりました。外気は10度位。
18日は赤石小屋をすぎて少したった14:40位から雷雨になる。2000メートルも下山して、左足薬指が内出血、剥がれそうになりました。バンドエイドで手当てしました。
夫(メガネが雨で曇って見えにくかったそうです)が大ブレーキで、夫を待ちながら雨音がうるさくまたとっても暗い林の中をピンクのリボンを目当てにして椹島へ下山。
雷が遠くでなっていました(この日槍ヶ岳では落雷で死亡事故があったもよう)。この時点では、赤石小屋に泊まらなかったことを後悔。(でもこの日、赤石小屋は超大混雑だったようで、結果泊まらなくて良かった)
赤石岳山頂より5時間20分(いつもよりかなり遅いペース)かかって、椹島ロッジへ、雨がすごくて、登山道から梯子で降りる舗装道路が一瞬川に見えました。どうしようと思いましたが、良く見ると、舗装道路と分かり安心しました。椹島の小屋が見えた時には本当にうれしかった。
19日は家の掃除をしなくてはならいので、渋滞前の高速道路でお昼前には家に着くことができでよかった。
下山後左足の薬指が心配で外科に行き、血を抜いてもらい、安定し、内出血ですむのかなあと思いましたが、突然、約4週間後の9月19日左足の薬指の爪はやはり剥がれました。
すごい思い出のある登山になりました。さすが南アルプスです。壮絶で写真をとる余裕があまりありませんでした。雷雨がなかったら、少しは良かったでしょう。いろいろと学んだ登山でした。
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