古賀志山(中尾根)・御岳を歩く、カタクリは見頃♪
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- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 439m
- 下り
- 438m
コースタイム
天候 | 快晴☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
利用時間は、4月〜10月 7:30〜18:00、11月〜3月 8:00〜17:00 スペースは三段になっており、約200台駐車可。利用時間前の駐車は、道路の東側にある駐車スペース(約30台)に停める。 http://forestpark-utsunomiya.jp/hiking/course_guide.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
古賀志山:栃木県宇都宮市の北西郊外に在る標高582.8mの低山。他に御岳(標高546m)、赤岩岳(標高536m)が一体の山塊を成して見えるため、これらをまとめて『古賀志山』と呼ぶこともある。低山ではあるが日光の入り口に位置しその独立した見事な姿の故に、低山としては北関東屈指の名山とも云われている。 御岳山頂には石製祠があり、御嶽神社が祀られている。 |
その他周辺情報 | *古賀志山周辺はレジャー施設として利用されており、御岳には屹立する奇岩を利用してのロッククライミングの練習場、赤岩山山頂にはパラグライダー出発場、また山麓東南側の赤川ダム周辺には国際大会の開催が可能なロードレースコースなどが設けられている。このうち、ロードレースコースでは国内唯一UCIプロツアーチームを招待できる日本国内最高峰の自転車ロードレース『ジャパンカップサイクルロードレース』が毎年10月に行われている。レジャー施設以外にも、古賀志山山頂には携帯電話の電波塔が設置されている。 古賀志山頂上は電波塔のある南面は開けており比較的展望が良好であるが、他の方角には木々が茂って見晴らしがあまり良くない。古賀志山の東側のピークにある東稜展望台や西側のピーク御岳からは北西から北東にかけて日光連山、高原山、那須連山と鞍掛山、東に多気山と宇都宮市街(遠くに筑波山)、南に鹿沼市街(遠くに富士山)が眺望できる。 *宇都宮市森林公園:赤川ダムを中心にキャンプ・バーベキュー・サイクリング・ハイキングなどが楽しめる緑豊かなアウトドアスポットです。 広大な敷地内には様々な花や木々が四季を彩っており、園内には芝生広場や遊歩道もあるので森林浴や自然散策の場所としても最適。 また、レストランや多目的ホール、宿泊所などの施設も充実している。 *雑情報:古賀志山は東京の高尾山よりも低い、紛れもない低山。登山口から山頂までの標高差も高尾山の方が大きい。独立峰なので周りに山はなく、3.5キロ四方の範囲に収まってしまう箱庭のような山域である。 多くのハイカーが利用する昭文社「山と高原地図」にも収録されていないので、一般ハイカーへの知名度は低い。登山者の8割くらいは地元の愛好家であるようだ。 遠方からわざわざ古賀志山にやってくる人は、きっと岩登りのスリルを味わいにやってくる人であろう。 日光の山では不可能な、岩登りのスキルと読図能力の向上という、登山に欠かせない技術の習得が古賀志山では図れる! 古賀志山は山域全体が『岩で構成されている』と言っても過言ではない。地図にある道から外れると岩尾根と遭遇する。初めはロープや鎖を利用して岩場に慣れ、やがてはロープや鎖を使わず登れるようになるのが望みだ。古賀志山で得た岩登りの技術はきっと他の山でも通用するであろう。 地図にないバリエーションルートを歩くには、国土地理院の地図とコンパスが必須である。嫌でも読図能力が高まっていく。 古賀志山には地図に描かれていない、いわゆるバリエーションルートが100本以上ある。それらは必ずしも古賀志山山頂につながっているわけではないが、目的を古賀志山登山に限定しないのであれば、バリエーションルート歩きの方が断然面白い。 |
写真
感想
*森林公園駐車場での待ち合わせ:一方は福島県郡山から、私は埼玉県からだったが、ほぼ同時刻に到着。
14年も宇都宮市に住んでいながら、歩いたことのなかった古賀志山に行ってみることにしたが、こんなに奥行きのある低山だとは・・・!これが正直な感想。
*駐車場から予定時刻にスタートしたが、現地の道標と手持ちの地図がかみ合わない。せめて“古賀志山周辺図”レベルの地図は持参した方がいい。
中尾根を選択したけど、良く見たらここはバリエーションルート!
ルート選択を間違えれば、大変な岩登りを強いられるところだった!と後で気が付いた。ただ、目的の1つ“カタクリを観る”は群生に出会えたので良かった。(カタクリ群生地は他にもあると、後で知る)
殆ど平坦な道がなく、幅狭く、根っ子と岩の登山道が続くので、気が抜けない! 途中、地元ハイカーが譲ってくれた“古賀志山周辺図”が頼りになった。道標が示す場所・方向がやっと把握できた!
・・・なので、他以上に事前準備が必要な山域です。
今回は極力岩登りは避けて歩いたが、次回はトライしたいねぇ〜。
2つ目のカタクリ群生地を経て、メイン尾根上に出た。既にヤシオツツジが咲き始めている♪(ここにはピンクのみで白は無いとのこと。地元ハイカー談)
*ここは地元ハイカー(それもかなりの中高年)が多いんだね! 多くのハイカーと情報交換させていただいたが、皆さん古賀志山を把握しているし、ここが大好きなんだね。
古賀志山山頂、ここに来ると他ルートで登ってきた家族ハイカーもいる。展望は今一つだけど広くベンチもあるので、休憩には最適だ。
最初から行くつもりではあったけど、“御岳は行って方がいいよ”と勧められるので行ってみる。鳥居だけの御岳神社を越え、ショート梯子を登れば御岳山頂。最高の展望が待っている♪ この先の赤岩山山頂には、パラグライダー出発場があるようで、パラグライダーたちが空を舞っている!
*ランチの後は、南コースで古賀志山を後にするが、階段の連続で膝が笑う。ここにも昨年の台風の爪痕が・・・崩壊地があり、ブル道が通っている。林道古賀志線をしばらく歩くが、再び登山道に入るとそこはもう園地。トリムコースを歩いて、展望台でダムサイトをチェック。自販機で買った炭酸飲料が、いつになく沁みて美味かった!
古賀志山・・・魅力的な山域。コースが入り組み過ぎているが、脚を運んだ分だけ、より楽しめるんだろうなぁ!と判る。もう1度行かねば!
帰路:宇都宮市内、日光街道沿いの『Takane Man Coffee』で反省会。
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