矢筈岳・丹助岳
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- GPS
- 04:04
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 695m
- 下り
- 696m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂付近は屹立した岩屋迄ロープが掛る |
写真
感想
国道218号線から林道に入り稜線を越える峠(標高602m)に達した。広い駐車場のある登山口で、夜明け前の5:55歩き始めた。矢筈岳への稜線を進み二つ目のピークで、目の前に立ちはだかる尖塔が聳え立ち矢筈岳西峰の威容が姿を見せた。西峰基部に近づくとロープが垂れ這い上るが正面は垂直な岩壁、南側に回り込むとまたロープがあり這い登った。
矢筈岳は東峰、西峰の双耳峰で西峰は尖塔、東峰の西側は比較的穏やかだが東面の断崖が凄まじい。西峰山頂からは東峰越しに比叡山の背後が明るさを増し陽が昇る寸前の状態となった。しかしまだ10分以上の時間があり強風の中寒くて待っていられず、東へと下り始めた。西面より幾分緩やかで直ぐに東峰との鞍部に達した。登山口から西峰の北側を巻いて来た道が合流し東峰へと進んで行った。西峰程の険しさはなく山頂に着くや否や対岸の比叡山の頂きに陽が昇った。西峰や丹助岳がモルゲンロートに輝き素晴らしいが東峰西面は樹林が濃くもどかしい。
来た道を戻り鞍部から巻き道に入った。鞍部から80m余り標高を下げ登山口へ向けて登り返しとなった。途中西峰や丹助岳を望めるポイントがあり素晴らしい展望があり巻いた甲斐があった。僅か1時間半で登山口に戻り今度は反対側の丹助岳を目指した。稜線を辿る道は階段が整備されP666に到った。地形図から4つ目のピークが三角点峰と見ていたが地図に現れないピークがあり5つ目に2等三角点「矢筈岳」(736m)のピークがあった。展望はなく先に進むと東面が伐採されたエリアとなり谷越しに丹助岳を望むことができた。
林道に下り立つと丹助小屋で宿泊もできる大きな小屋がある。駐車スペースも広く丹助岳の登山基地となっている。此の場所は丹助岳エリアで単に「広場」と呼ばれる場所で稜線ルート、山麓ルート、周回コースがある。小屋裏から発する稜線ルートを辿り分岐してロープを伝って天狗岩に登った。突き出た岩の上に立つと目前に丹助岳を見上げ、遠くなった矢筈岳を望むことができた。岩場のピストンだと思い分岐にストックを置いてきてしまったが道は先に繋がっているようだ。偵察すると将にそのようで一旦戻ってまた登るのも億劫なので周回コースが分岐する登山道を辿った。随分下まで下がって取り付くと天狗岩からの大岩にロープが架かっていた。
丹助岳直下に到ると半時計回りに登山道が付けられたロープに掴まりながら這い上がった。山頂からの眺めは素晴らしく比叡山、矢筈岳を始め阿蘇五岳、祖母山系まで見渡すことができた。山麓ルートを降りて周回コースと合流し「広場」こと丹助小屋に到る直前で谷間に描かれた点線道を下ったが、傍に林道ができたせいか道は不明瞭で倒木等が邪魔をしていた。それでも微かな道形があり、下って行くと林道から下りてきたのか九州自然歩道の明瞭な道となった。
標高差で150m程下ると地形図に描かれた林道に至り1劼領啼司發で矢筈岳登山口に帰着し8ノ字縦走を終えた。車で走っていると東屋があり矢筈岳が展望できるところがあり立ち寄って写真を撮った。比叡山との対比が素晴らしい眺めだった。東九州道で宮崎に戻り宮崎観光ホテルの“たまゆらの湯”で汗を流した。
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