鳥海山(鉾立口から)
- GPS
- 10:25
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,348m
- 下り
- 1,348m
コースタイム
天候 | 晴一時霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口右の小屋に登山届けあり、下山の際も忘れずに。 御室小屋から行者岳に向かう道は外輪山からの崩落により危険、通行止。その他は危険箇所なし。 |
写真
感想
夏の盛りなので、比較的高山、登山口の標高も高い鳥海山に行くことにする。行程も長いので前日夕方から登山口まで行き、鉾立山荘に前泊。秋田県の記念日で県営施設無料の日に当たり、布団+炊事室利用料の計600円のみ。部屋も2段ベット4人室を一人で使用。(1階の和室に15人の団体、2階は5室に5人のみ)炊事室でガスコンロ、電子レンジ、冷蔵庫使用可。ただし、飲料水は限定。夜はTVで大曲の花火大会を観る。
翌朝は快晴、荷造りして5:20に出発。登山口からコンクリートの階段で登りが始まる。すぐに左にTDK山荘があり、左に観光用展望台あり、深い谷を隔て山頂まで晴、山頂まではかなりの距離がある。石畳の道になり、この登りがずっと続く。周囲は潅木から徐々に笹の草原状になり1時間弱で賽の河原に着く。左はなだらかな山、右は崖、水場であるが8月は水はない。なだらかな草原の登りで御浜小屋の前の通路を通過すると、右に鳥海湖がきれいに見える。石畳は一時なくなり、石がごろごろしている登りとなり扇子森へ登っていく。ここから下りはまた石畳の整備された道となり御田ヶ原に着く。登りに備えて休憩。さすがに石畳はなくなり、石ごろごろの急な八丁坂の登りとなり、七五三掛(しめかけ)に着くが、崩壊のため千蛇谷への分岐はさらに50mほど登った鉄の梯子のところになっている。梯子を上り千蛇谷方面へ行くが、すぐに急な下りとなり千蛇谷の(小さな)雪渓を横断する。雪渓から谷の脇を緩く登っていくが、徐々に急になって谷から離れていく。この辺で一度休憩。山頂が左に、右は外輪山の絶壁が迫力がある。さらに登りが続き、溶岩の道になると御室小屋(大物忌神社)前に着く。
カメラだけ持って新山山頂へ向かう。溶岩であろうが大きな四角い石が積み重なった所をサインに従って登っていく。すぐに御室小屋が下に見えるようになるが、小屋の所から見えるピークは頂上ではなく。一度上りきると大きな岩の間を下り、再度登りとなって頂上に着く。頂上は狭い。向かいの岩峰がやや高いような気がする。
来たルートを小屋前に戻る。帰りは外輪山を戻るコースに行くことにして11:00発。建物の間から左へ登る道で七高山へ進む。すぐに雪渓下に出て、外輪山への登りとなる。さほど掛からずに分岐へ着き、左に行って七高山の三角点に到着。祓川コースから登ってくる人の結構いる。すぐに元の道を戻り、行者岳、伏拝岳と外輪山上をやや下りながら進む。伏拝岳のすぐ下で湯の台コースからの登山道が分岐する。ここからは北蔵王などの東北の山っぽくなり下っていく。やや急な下りとなってしばらく行くと千蛇谷分岐の鉄梯子の所に出る。こちらからは梯子は使わない。足膝が痛いわけではないのだが、結構バテてきているが、御田ヶ原まで頑張る。扇子森の登りと御浜小屋までの大して急でない下りもきつくなってきた。御浜小屋前で休憩。飽きてきた石畳の道は最初緩やかに、徐々に急になり賽の河原となるが、標高が低くなって暑くて堪らず、休憩する。後は日差しと暑さを我慢しながら歩き、鉾立口に到着。
鳥海山は変化に富んだスケールの大きな良い山である。祓川山荘に泊まって祓川コースから七高山、滝ノ小屋に泊まって湯の台コースから伏拝岳など、少し雪のある時期(6‐7月)に再訪したい。
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