笠ヶ岳 抜戸岳 笠新道ピストン登山 笠ヶ岳山荘宿泊
- GPS
- 27:20
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 2,200m
- 下り
- 2,194m
コースタイム
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 7:05
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:55
天候 | 1日目 雨 2日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新穂高〜笠新道登山口 ゲートまではアスファルト道ですが、その後は砂利の広い林道歩きになります。 笠新道登山口〜杓子平 最初からつづら折れを含む傾斜のきつい登り坂が延々続きますが、一般的な土と石の道なので、特別な危険や苦労はありません。 杓子平〜抜戸岳 石の多い登山道を登っていきます。抜戸岳へは、稜線分岐まで下りずに、稜線のピーク地点で北へ折れますが、案内がなく少し分かりづらいです。 抜戸岳への道はあまり整備されておらず、ハイマツなどが茂って歩きにくかったり、進む箇所が分かりにくくて危険な斜面側になったりする箇所があります。 抜戸岳〜稜線分岐 ピーク地点から数十m下ると稜線道と合流します。 稜線分岐〜笠ヶ岳山荘〜笠ヶ岳 小屋の少し手前までは傾斜の少ないなだらかな稜線道を進みます。小屋が近づくと、大きな岩をまたぎ渡るようにして歩くことが多くなり、歩きにくい中最後の登りを登っていきます。 山頂へは岩の多い登山道を登ります。 |
写真
感想
1日目(登頂:抜戸岳・笠ヶ岳)
2週前のアルプス最深部縦走の時に続き、また新穂高からの登山です。去年J君が鹿島槍ヶ岳に行きたいと言い出したとき、笠ヶ岳が終わったらね と言っておいた山です。
(鹿島槍ヶ岳は翌月の予定です。)
当初の予定では、錫杖からの登山・笠新道からの下山を予定していましたが、前日から雨が降り続いていたため、行ってみて渡渉部が渡れない場合時間的に撤退するしかなくなるため、笠新道からのピストンに急遽変更しました。
笠新道の起点までは林道を楽々と歩きます。そして笠新道に入ると噂通り一気に急な登り坂が始まります。しかし体力を上げている2人のこと、うっとうしく降る雨の中ぐんぐん登っていきます。
2時間半ちょっとで杓子平へ到着すると、お花畑を通りながら稜線を目指します。稜線に出ると気温は10度弱ですが、風が強くだんだん体温が奪われていきます。このころになると3週間ぶりで体力トレーニングをしていなかったJ君が明らかにバテはじめました。
稜線の歩きにくい岩場を10数分北へ歩くと抜戸岳の山頂に到着しました。ここに来るまではちゃんと分かっていなかったのですが、弓折岳への尾根道は少し西側の下にあり、抜戸岳とは別でした。
抜戸岳から一度分岐点に戻り、尾根道へ少し下り、笠ヶ岳に向かいます。寒い風が吹き付ける中、尾根を南へ進み笠ヶ岳山荘を目指しますが、さらにJ君のペースが落ちます。苦しそうに最後のガレ場を登ると、山荘に到着です。
そのまま先に山頂を目指してあと100mほど登ります。山頂からは当然眺望はありませんが、祠などがあり、ようやく登頂できたという気分は盛り上がりました。
登頂後は笠ヶ岳山荘まで戻り、受付をしたあと、暖かい山菜ラーメンを注文しました。J君は冷えた体に感動的な気分だったようでした。espritは当然のごとくビールがお供です。
登りの厳しい山を登り切れたのはよかったのですが、全く何も見えない一日となってしまいました。
2日目(下山のみ)
翌朝いつも通りにお弁当の早飯を食べると、すぐ下山開始しました。前日とはうってかわって、槍穂高の山々が下から3分の2くらい見え、もしかするとと思っての出発でした。
出発してしばらくすると、完全に山並みが見えるようになり、朝日が差し込みました。穂高の峰に神が降臨するかのような光の差し込み方は感動的で、初の北アルプス南部となったJ君も来てよかったを連発していました。
(現金な奴です!)
稜線の分岐まで歩く頃には段々とガスがかかってきて、また何も見えない中での下山となりましたので、遠慮なく高速モードで駆け下ります。笠新道の入り口まで下りるとあとは新穂高まで見慣れた林道歩きです。
前回とは違って疲れがなく、道の状況もわかっているため本当に一瞬で着いたように感じました。あとは大阪まで一気です。
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